平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
アンプのチェック中に突然壊れたオシロのプローブ(測定用の端子)。
本体も老体に鞭打って使っている状態だし・・・・。

と言う事で突然の購入です。

今は本当に便利に成りました。30年前は秋葉原まで出向いて購入。
今は部屋の中でパソコンに向かって購入。

これが無ければこんな田舎に引っ越すのは無理でした。
こんな田舎でも不便さを感じないんですね。

で、本日新しいオシロスコープが入荷。



軽い、小さい(奥行きが)。
昔はブラウン管を使っていましたからどうしても奥行きが長く成りますし、その為の電源も大きな物が必要。
結果、重い、大きい。

30年前って携帯電話なんて有りませんし一般家庭にパソコンなんて・・。
テレビ録画はビデオテープ。レーザーディスクは高級品。DVDなんて影も形も無かったし。
録音はカセットテープが一般的。
まだまだアナログ全盛時代だったのです。

考えて見ると此処30年の電気製品の進歩は凄まじいものが有ります。
勿論測定器だって。
パネルを見るとレンジ切り替えのロータリーSWが無い(今使っているのはこのSWが接触不良)。
自動切換えなんだろーなー(テスターだってないもの)。

浦島太郎状態を楽しもうと思います。


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愛用の測定器群。
発信器、ミリバル、オシロスコープ。
この3台、30年前に購入。
次女が産まれたって病院から電話があったのに、長女を連れて秋葉原。
この3点を買ってから病院へ行ったので・・・・・・。

まあ、そんな思い出が有ったので騙し騙し使って来たのです。

今日の作業台の上には僕のドライブアンプが2台。
どうにも訳の判らないノイズ(出たり出なかったり、修理屋泣かせです)。
更に微妙にゲインが違う。
真空管を差し替えても症状の変化無し。

くそ重いアンプを2台、作業台に乗せて測定器に接続。
片chが異常波形(此れだけ崩れたらまともには聞けない)。
散々原因を探ったらオシロのプローブの1本が不良。

昨日迄は正常だったのに・・・・。
此れではまともな測定は出来ない。

そんな訳で何時ものネットショッピング。
最近のオシロは判らん(30年間進歩の無いピンキー君ですので・・汗)。

そんな中、この性能で十分だよねと言うのを見つけた。
最近のオシロ、何を測るのかな?と言う位高性能(オーディオ帯域だけなので大した性能は要りません)。
今使っているのとほぼ同じクオリティーの物を発注。
オシロが来る迄作業は中止です。



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今日の僕の作業台の上。
此処の愛読者の方なら直ぐに気付きますよね。

ハイ、僕の作った物では有りません。

最近お付き合いを願っている新しいお客様の物。
片chだけ出力が小さいと言う現象の修理です。

本当はもっと前に掛からないといけなかったのですが、先に掛かっていた仕事が例のマグネット押さえ。あの類の切削は、中断するとチョイヤバイのです。

切削の基準点を僕が忘れて・・・・・・・・・・・。

と言う事で待っていただきました。

今朝一番で作業台に乗せ、測定器をセット。
回路図は頂いていますので、その辺は非常に楽です。

片chの出力が小さいと言う事ですので、両chに正常な信号を発信器で入れます。
両chの出力端子にオシロを繋ぎ、出力波形を見ると明らかに片側が小さい。

この様な時は、入力から出力までの信号の流れを見ます。
入力側からでも出力側からでも構いませんが、何処から信号が小さくなっているかを見るんですね。

増幅段が2段のアンプですから、其の中間地点の信号レベルを見ると、左右揃っています。

と言う事は初段の回路は異常なし。

さて、出力段。OPTを背負っています。
OPTの一次側の信号レベルを見れば判るんですが、測る位置はプレート。
此処には高いDC電圧が掛かっているので、オシロを直接繋ぐと・・・・・・・(オシロが壊れます)。

こんな時はプローブ(オシロの測定端子)の先端に適当なコンデンサーを繋いでDCカット。
こうすれば安心してチェック。

はは、異常なし。

つまりOPTの二次側のタッチの疑い濃厚。
一次側の場合は球の負荷が小さく成るので、プレート側の出力も小さくなり球の不良と間違い易いんですね。

まあ、こんな事で原因は解明。

問題はこの先です。このトランスは僕が手がけた物ではないので、オーナーの方と相談して今後の対策です。



測定器が有ると、この様にアンプの健康チェックが簡単に出来るんですね。
ところが意外な程、アンプを弄るのにこの類の測定器を使わない方が多いのに驚いています。
いくら音が良くても病気のアンプでは可哀想です(測定器は健康診断器です)。

テスターは当たり前として、発信器、ミリバル、オシロの三種類は揃えましょう。

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停電しない間に、一生懸命図面を引いていたら・・・・・。
ドアのノックの音。開けてみると佐川急便の御馴染みのおじさんの顔。
渋滞で大変でしょう。と言いながら伝票にサイン。

本当に渋滞で配送時間が守れないみたい。

で、来た物は・・・・・・・。


買ってしまった

ナヌ?ピンキーはカラオケをするのか。って思われても仕方が無いですね。
一昨日のネタでしたか・・?


測定器

そうなんです。この為に購入したのです。
この音圧測定器。マイクとセットで売っていましたし、マイクと本体の周波数特性も合わせて有るんです。

発信器も、内蔵しては有るんですが、発振周波数がバリアブルでは無いので、僕の使い方には不向き。

結果発信器は別の専用機を使って、単なる音圧測定器として使っていたのですね。

壊れるまで、マイクはこの測定器の専用で、一般マイクは使えないのかと・・・・。
でも、安物測定器に専用マイクを作るとも思えないし、マイク本体にはエレクトレットコンデンサーマイクロフォン、の文字が・・。

これ、普通のマイクじゃ・・・・・?
別にコンデンサーマイクじゃなくても平気だし、丈夫さではダイナミック型。
スピーカーシステムの、クロス周波数だけ測れれば良いので、そんなに高性能なのは要らないのですね。

ネットで検索。なんと昔は高嶺の花だったシュアーが¥3500で買える。
送料も無料だし。

試して見るか。使えなければマイクの出力をミリバルで計っても良い訳で・・・・。

一旦外した乾電池を測定器に入れ、フォーン端子にマイクを繋ぐ。
僕がマイクの前で話すと、針が面白いくらいに動く。

大成功。此れで位相調整がまた出来ます。

マイクの提供を、申し出てくれた山ちゃん。有り難う御座いました。
此れで大丈夫でしたので、お気遣いだけありがたく受け取っておきます。

専用マイクって思い込んでいた僕って・・・・・・・(大汗)。

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昨日はブログがお休みでした。まあまあ店は平気だったのですが、家の方が大変状態でして・・(地震でです)。棚の中の物が殆ど落ちました。
箪笥も20cm以上移動。ピアノも台(防音台)から落ち、斜め状態。
テレビも2台とも落ち、折角買った地デジ対応は液晶がやられて、再起不能。もう一台も音が出なくなり、自分で修理。
停電も長く、12日の早朝(4:00ごろ)にヤット回復。
団地ですので停電に成りますと、水道も止まってしまうのですね。エレベーターも止まりましたので、暗闇の階段を9階まで・・・・。

此処を御覧に成っている皆様はご無事でしたでしょうか?皆様のご無事をお祈りしております。


ご苦労様でした。そのⅡ

僕がスピーカーユニット間の位相調整をする時に、活躍していたレベルメーター。
30年近く前に買った物ですので、仕方が無いのですが・・・・・・。

遂に壊れました。本体は無事でマイクだけの様ですが、一体設計ですので、一般のマイクが使えるのかどうか・・・・・・?

とりあえずマイクだけ買ってみて、セットして、使えるかどうかの確認です。

使えれば良いんですが、使えなかった場合は・・・・・・。
マイク出力をミリバルで測定するようかな?

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