平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
只今掛かっている仕事。



もうお判りですよね。真空管ソケットの交換。
20年以上活躍したアンプから外しました。

どちらが外したソケットでどちらが新品かは一目瞭然。

真空管の足。プレートやカソードは良いんですね。
電流が流れますので、少々の絶縁皮膜は電流破壊。
結構頑張れます。

問題はグリットの足。此処は電流値がゼロ。
チョットの接触不良でも駄目。

更に怖いのは、真空管の動作を知っている方なら判りますよね。
グリットが宙に浮くと(接触不良を起こすと)真空管は暴走します(特に固定バイアス)。

今回のアンプ。ノイズが気に成ると持ち込まれたのですが、その場で入院確定。

ソケット交換って、単純作業ですがとても大変。
廻りのパーツを外して、交換し易い様に・・・。

で、ソケットを痛める原因で一番拙いのがタバコの煙。
愛煙家の部屋ですと10年持たなかった事も有ります。

続いて寒くて結露の多い部屋。
昼間留守で、夜中寒い部屋で急に石油やガスを焚くと一瞬に結露をします。
夜間誰もいない部屋で冷え切り、朝石油やガス暖房もヤバイですね。
金属表面に水滴が付くのですから想像出来ますよね。

台所が近く、調理の油煙を浴びている所も要注意。

と言う事で、30年経っても平気な所と、数年でダウンする所。

持たせたいのなら、アンプに対して正しい知識と愛情です。



あ、この辺に関してのネットでの情報、かなりヤバイですからご注意を。
オット、此処もそうか(笑)。

ついでに・・。
冬のある日、午前中にあるお客様を訪問。
其処は結構冷える地域。
朝一番で石油ファンヒーターを点火。

その直後に伺ったのです。
アンプに触ると、シットリと濡れている。
結露です。
この様な場合、真冬でも除湿機が必要です。
石油やガスが燃えると、大量の水蒸気が発生しますので注意です。

昔バラしたタンノイのスピーカー。
中心のホーンに水の流れた痕が有りました。
ホーン内部で結露したんです。

長野のある寒冷地。
何度修理してもタンノイのツィーターが断線。

此処も結露でボイスコイルの半田部分が錆びて断線。

結露の怖さを身を持って経験しています。

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