平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
5ウェイ構想から8年以上。
中々進まないのは10Wの予想以上のポテンシャル。
ウソでしょ、と言うのを何回も味わった。

周りのグレードアップに平気でついて来る。
もうそろそろ、ギブアップしてよと言う僕の希望を完全に無視。
バッテリー電源にしてからは、更にグレードアップ。
僕の心の中の5ウェイ構想は・・・・・・。

正直に言うと、今5ウェイを作っても10Wに負けるよね・・・・・。
とんでもない怪物に思えて来た10W。

今夜、暫くぶりにレコードへ針を下ろした。
最近はまっているエレキギターの演奏。
天使の歌声に聴こえる(兎に角雑味がない)。

そう成ると、本当の天使の歌声が聴きたくなる。
僕にとって、天使の歌声はエリーアメリンク。

本当に暫く聴いていない。メガネを忘れたので手探りでアメリンクのレコードを出す(アメリンクはキチット分けて有ります)。
何を出したかな?
エ・・・・・・・。



無作為にアメリンクの棚から出したのはこれ。
此れを出したのも何かの縁(非常に拙いレコードです、逆を言えばアメリンクのレコードで一番好き)。
針を下ろす。
ハハ、遂に10Wが悲鳴を上げた。此処迄は勘弁してよ。
僕としては大喜び。遂に来たか、此の日が・・・。

実は、数ヶ月前から10Wへあるユニットの追加を考えていたんですね。
で、今回の悲鳴。予定通りのユニット追加でバッチリ行ける。

そんな訳で、僕としては大喜び。
中々馬脚を現さなかった10W。
遂に、助けてーって悲鳴を上げた。

ヤット前進出来ます。


あ、誤解の無いように・・・。
アメーリンクの声はバッチリです。問題はチェンバロ。コーンユニットの限界を感じました。

序でに・・。
チェンバロもピアノと同じ鍵盤楽器ですが音の発生の仕組みが丸ッ切り違います。
ピアノはご存知の様にフェルトのハンマーで弦を叩きます。
チェンバロは弦を爪で引っかいて音を出します。要はギターの様な発音です。
どちらが音の立ち上がりが速いかは判りますよね。
ピアノでは誤魔化せた音の立ち上がり。チェンバロでもろにボロが出ました。
チェンバロの立ち上がりスピードに対応出来るのはホーンユニットだけと思っています(過去の経験から間違っていない自信が・・・)。
以前作ったミッドハイホーン。僕の手持ちももって行かれて・・・・。
そんな訳でミッドハイホーンを自分用に作ろうと思っていた矢先の出来事でしたので・・(笑)。

更に言うと・・・。
バスドラのアタックなんてチェンバロの速さには敵いません。
あるメーカーでの測定では、一番立ち上がりの速い楽器はヴァイオリンだったそうです(発音の原理を考えれば理解出来る筈です)。
パーカッション楽器の立ち上がりなんて、そんなものと思っています。
本当に速い振動系(アンプの立ち上がりも)でしたら、バイオリンは美音を奏でます。
バスドラのアッタック音、レコードには入っていません(入れたら針が飛ぶ)。其れが出たら単なるオーバーシュートです。そんな装置は、音楽の種類を選ぶチョイヤバイ装置(僕は大っ嫌い)かと・・・。

あ、此れってジャズしか聴かないオーディオマニアに多い共通項と思っていますので・・・。

昔、北の国のジャズマニア(喫茶店も開いてました)。ウィーンフィルが鳴らない装置ではジャズもダメだよ。って言っていたのは流石です。

もっと言っちゃうと500Hzから使える大型ホーンではダメです。
もうチョイ小型で、ツィーター程小型ではないホーンが必要です。

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