平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
先日来られたお客様。可也の遠方から来られました。
僕と同じ10Wを使っています。

で、僕がマルチウェイへ走り出したので、逆相アンプでの10Wを確認したい。
其れだけで、片道数百キロを・・・・(感謝です)。

で、僕は『序でにパワーアンプを持って来て。』

僕の所の標準パワーアンプ。EL34シングルステレオアンプ。
2年近く前に買って頂きました。

要は今回のノウハウを注入。
コンデンサーを2個取り付けただけ。
作業時間は10分程度。

今日、その結果のメールが来たんですね。

イヤ、僕の予想をはるかに超えたメールでした。

本人の喜び様と言ったら・・・・・・。

僕も本望です。こんなメールが頂けるので頑張れます。

今回買った大量のケミコン。足りなくなりそう(嬉しい悲鳴)。




ヘヘ、弄り中のギターアンプにも可也の数が入りそう。

と言いながら・・・・。
今回の大量ケミコンの投入。逆相アンプには効果がゼロ。
ケミコン投入は電源の強化なんですけど、逆相アンプは電源の影響を受けない。
早い話が、リップル成分を含んだ電源でもハム音は出ません。

逆相アンプは電源が理想電源に成っちゃうんです。

アンプは電源で決まります。

と、此処まで書いてとんでもない考えが・・・・。
数日中に実験します。

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昨日から弄り始めたギターアンプ。
よくよく考えたら・・・・・・・。

ギターアンプなんて、初めて作ったものですから、とりあえず動くかな?
と言った感じで、真空管の電流値を測定しただけでセットしちゃったんですね。

落ち着いたら、キッチリ見直そう。

で、いつセットしたかな?
こんな時はブログが役に立ちます。
ナント昨年の5月29日。もう1年も経っていた。
その間、本職の方で必要に成ったトランスを外されたりして・・・・・・・。

兎に角、音が出た。それだけで1年も使っちゃったんですね。
いえね、今日オシロで波形を見ようとしたら、発振器と繋ぐケーブルが無い(バナナ端子対フォーンプラグ)。
無いはずで、作った記憶もない。
と言う事は測定していないじゃん・・・・・・・・・。



現状です。測定したら出るわ出るわ・・・(勿論拙い点)。
音は出ますけど・・・のレベルでした。

スピーカーを2ウェイにするのは止めたので(ユニットをオーディオに使う)、2ch出力も要らなくなりました。
だったら逆相ドライブにしちゃえ(軽いのりです)。

で、もう一度オーバードライブ回路を使える様にします(今はトランスを外されたので・・)。
イエ、使うかどうかは判らないんですけど、もっと良い方法を思いついた。
思いついたら、実験したくなりますよね。

外したトランスとは違う手持ちのトランス。こちらの方が良いんじゃないかな?
って成ったのです。

でも、今日の暑さ。半田鏝は持ちたくないですよねー・・・。





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なぜか好評のギターネタ。
イエ、本人も驚いています。常連の方たちには嫌がれれるかなー・・・・。

で、直接お会いすると、ギターネタメチャ面白い。って言われる事が多いんですよ。
まあ、仕事ではないんで、好き勝手を書かせてもらっています。其処が受けたんかなー・・・。
本職も言いたい事を書いていますけどね。

で、自分に正直に生きよう。今更かよって言われると思いますが、少しは自分のやりたい事を我慢して、受けた仕事を・・・・・・。

最近気付きました。そんな状態では良い仕事は出来ない。
自分の事を目一杯やって、それから仕事への集中。

今の仕事。そんなに長くは続けられないよね。だったら、一切の妥協をしない良い仕事がしたい。
その為には、心が中途半端では駄目。

昔、キリストが言った言葉って聞いています。
人を幸せにしたいのなら、あなたが幸せに成りなさい。

自分の状態が落ち着かなきゃ、仕事に集中は無理ですよね。
で、自分の状態を其れ成りに切りをつける(完全になんて言ったら一生無理、笑)。
心の落ち着いた状態で、受けた仕事に集中。

って開き直りました(オイオイ)。
済みません。ギターアンプを弄らせて下さい。
今回のノウハウがメチャ入るんです。

此れが落ち着いたら、安心して仕事への集中(めちゃ甘えている)。




ハハ、今日も新しいケミコンの規格違いを発注(ギターアンプ用じゃ有りませんよ、パワーアンプに必要)。
自分で、此の性格好きです(笑)。

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此処2~3日。立て続けにプレーヤー組み立ての相談。
勿論、ご注文は頂いている方で、細かな部分の打ち合わせです。

現物を前にしての方が、話が噛み易いのですね。
お二人とも、遠方からお越しで、本当に有難う御座いました。

で、お二人とも僕のギターのアップを楽しまれていたんですね。
1年チョイ前から、突然始めたエレキギター。

オーディオからはチョイ離れるので、どうかな?
と言う、心配しながらのアップだったのです。

結果は、僕の予想を見事に裏切り大好評(こんなに受けるとは思っても見なかった)。

今回のお二人もそうですが、僕のお客様に話しを聞くと、今の世の中の一般のエレキギターの音。嫌いな人が多いのです。

そんな方達に、僕のギターの音を聞いてもらうと『エッ、エレキギターからこんな音が出るの?』
腕の評価は頂きません(大汗)。でも僕が欲しい音は判ってもらえて、更に高評価。

豚もおだてりゃ木に登る。って僕の事ですので・・・・・。
益々深みに入りますよね。

で、昨日来られたお客様に話した、最後に買ったギターの逸話。
あまりにも酷過ぎて、此処へは書けません(大汗)。
お客様は大爆笑でした。

酔った人間は強い(強過ぎる)と言う・・・・・・・・・。

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カテゴリーをギターにしたけど良いのかなー・・・?
今回、テレキャスを弄るのに、こんな工具を買いました。



ソケットレンチの駒です。写真でお判りの様にインチ規格。
メートルでは12,5mm。

ギター出力のフォーンジャック。アメリカ製のスィッチクラフトを使っている物が殆どです(国産ギターも)。

アメリカは今でもインチネジが極普通。

今回のテレキャスのジャック交換に必要でしたので買ったのです。
僕としては、極普通の行動です。

でね・・・・・・。
ユーチューブで偉そうな事を言っているギターマニア(本職も居るのが驚き)。
この辺の工具を¥100ショップで揃える。
¥100ショップではインチ規格なんてまず無いので、13mmの工具で済ませちゃうんですね。

13mmでも緩みます。でもこんな事をケチる人を僕は信用しません。
結構有名人でもこの辺の手抜きはやるんですね。
手抜きって始めるときりが無く、どんどん進んじゃう。
最初から、細かな事も手を抜かない。結果最後まで手抜きはゼロ。

僕個人の意見です。工具に手抜きをする人は信用しません。
昔からの職人さんを見れば判る筈です。

安モン工具を自慢する人。
僕と違う世界の人ですよね。



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テレキャス系のノリの良い鳴り方。
長時間付き合うと疲れる(贅沢)。

でね、アメプロストラトへ交換。

なんか物足りない。ギター本体の所為じゃなくてピックアップが・・・・。
好みの音と感じていたサーのピックアップ。悪くは無いんだけどもうチョイ・・・。

この辺は、以前にも書きましたよね。

で、思い切った悪戯。

色気の有る、フェンダーのノイズレスピックアップ。
エリートストラトの標準品。

で、其れをもう一組持っている。

アメプロストラトに組んだらどうなるんだろう?

要は、まったく同じピックアップを取り付けて、ギター本体の差が出るか・・・。
自分としては答えが出ているんだけど、こんな実験はしていないよね。
僕の答えも机上の理論。

やりましょう。お金は一切掛からない(笑)。

問題はエリートにはトランスが入っていない(今日発注)。
そんな訳で、答えが出るのは一ヶ月過ぎに成ります。




今日、アメプロストラトで遊んで、こんなにつまらないって感じたのは初めて。

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僕のストラト(正しくはストラトキャスター)好きは、十分ご理解を得ていると思います。
ナンセ50年も思いつめていたのですから・・。

同じフェンダー社の有名なギター。テレキャスター。
存在は知っていましたけど、デザインがダサい(ストラトと比べて)。

知っている範囲では、音質もキャンキャンと煩い。

その煩さが若干でも治れば・・・。
と言う理由で買ったフジゲンテレキャスシンライン(パチモノです)。
此れが結構良い。
色々と勉強したらテレキャスのキャンキャンにも原因が有ったりして(電気系に原因が・・)・・。

そんな考えの元へ飛び込んで来たエリートシンライン(僕のフジゲンの本物です)。
本物とパチモノを鳴き比べた。
音色は基本的に同じ。コードを弾いた時の音楽へのノリがメチャ良い。

そんな訳で、酔った勢いでジャパンテレキャスを買ってしまったんですね。


今夜、改造の終わったエリートシンラインの試奏(メチャ良い)。

で、ジャパンテレキャスと遊びたくなった(価格差は倍以上)。

負けないんですねー。ジャパンテレキャス。
ノリの良さは本家譲り。
価格差は丸ッ切り感じません。

気楽に遊べるジャパンテレキャス。
良い相棒に成りそうです。

テレキャスとシンラインの違い。
基本的には同じデザインです。
テレキャスの派生にシンラインが有ると思って下さい。
テレキャスはソリッドボディ(内部まで空間の無い)。
対してシンラインは、内部をくり抜いて中空部分が有ります。
若干アコースティックギターに似た構造です。
結果テレキャスと比べると、若干柔らかな音がシンラインです。

でね、酔って遊ぶならテレキャスかなと・・・・(大汗)。

更に更に・・・。ストラトのピックアップは交換しました(エリートをのぞいて)。
フジゲンも2回も交換しました。
今回のジャパンテレキャス。ピックアップにも不満が無いんですね。
お買い得品だったのかなー・・・。

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今朝目が覚めて、立ち上がろうとしたらイテテテテ・・・・。
ここ数日、くそ重いアンプと電源を持って、作業室と試聴室の間を行ったり来たり。
日に2~3回やった時も・・・・・。

腰に来ました(汗)。
本当はフライス仕事に掛かる予定だったんだけど、立ち仕事は無理。
椅子に座った侭で出来る軽作業。

ギターの改造です。前回は配線の引き回しだけ。ジーノイズは減ったのですが、僕にはまだまだ・・。

原因はですね、ノイズレスピックアップと言う事で、設計者の油断です。
ノイズレスピックアップ。DCRを測るとメチャ高い(10kΩを超えています)。
この値は略ハムバッカーと同じ。

フェンダーのノイズレスピックアップ。コイルが二組巻いて有るのはハムバッカーと同じ。
ハムは横にコイルを並べる。
ノイズレスは縦にコイルを並べるのです。
マグネットの極性を、上下で逆にしてコイルを逆相シリーズ接続。
こうすると、外部からのノイズはコイルが逆相ですから打ち消され、マグネットも逆相なので、弦振動はきちんと取り出せる。
と言う構造です。

でね・・・・・・・。
二組のコイルをシリーズ接続ですから、可也のハイインピーダンス。
その辺はハムバッカーは判っていて、出力ケーブルにシールド線を使っています。
ノイズレスは普通のシングルコイルと同じ、あの硬い配線材。
勿論ノンシールド。

つまり、今回のジーノイズはピックアップが拾っているのではなく、途中の配線が拾っているんですね。
証拠に、配線へ指を近づけるとノイズが増えます。
そんな訳で対策。

ピックアップと電気系(セレクター、ポット)の収まる部屋内側に銅箔を貼り巡らせました。
ピックアップの出力ケーブルを良質なシールド線に交換(勿論2芯シールド)。

銅箔へは配線材をハンダ付け。その配線も有りますので、アースの配線の数はとんでもない・・・。

こんな時にはアンプ作りのノウハウが・・(笑)。


沢山のグリーンの配線がそのアースライン。此れをフォーンジャックへ繋ぐのは無理です。

そんな訳で・・。

トランスとレバーSWの間に立てラグを設置。
アース配線は、此処へまとめて落とします。

出力のフォーンジャックからの配線が未だの状態で、ラグへの配線は10本。
流石にポットの裏側でも無理です。

あ、写真でも判りますよね。ポット裏面の金属部への配線は有りません。
此処へのハンダ付けって、中学生の工作と思っています。

今回選んだポットは、ナント50kΩ。
今迄の経験から100kΩは大き過ぎる。の結論です。

さ、残りは出力のフォーンジャックからの3本の配線を取り付ければ完成。
どんな音に成りますやら・・・・。


只今、電気系で間違えていないかのチェック。
要はセレクターで選んだピックアップからの出力が取り出されているかのチェックです。
アンプをフルボリューム。
この状態で、選択したピックアップを鉄製のドライバーでコンコン。
配線が間違えていなければ、その時の音がスピーカーから出ます。

で、このテスト中(弦は未だ張っていません)。ジーノイズゼロ(笑)。
あ、勿論。コンコン音は正常に出ました。



弦を正常に張りました。エリートシンラインの弦の張り難さは天下一品。
音を重視して、弦交換まで考えられなかった。
プロの演奏者にとっては決定的な致命傷。
でも、僕の様な考えの人間にはメリットの方が大きい。

今、トランス内蔵の音を楽しんでいます。
ポットの配線を間違えたのはナイショです(大汗)。
結果ツマミの操作が正反対に・・・・。

今、手元に有るエリートシンラインと、エリートストラト。
僕には勿体無いギターです。

でね、暫くぶりにギターアンプの回路図(実測電圧入り)を見た。
今回得たノウハウから、オイオイ・・・・・・・。

弄るのは良いんだけど、ケミコン足りなく成りそう・・・・(汗)。

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