平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
只今の作業はギヤボックスの制作。フライス加工が殆どです。
で・・・・・・・。

この暑さでプレハブ内はとんでもない室温。
その為、今朝も5:00から作業。日が昇るとドンドン室温が上がるので無理なのですね。
7:00迄頑張ってダウン。もう無理・・。

其れから朝食。食休みをしてから地元の人に頼まれた挿し芽を始めたら、去年まで有った藤棚の木陰が無いので、背中がジリジリ。

只今アイスコーヒーで水分の補給中。

熱中症に気を使いながら作業を続けます(30分が限界)。


思い出話。昔知り合ったアンプ作りの名人(彼の周りにはファンが沢山いました)。
そのファンの一人の方の言葉。
『あの楽器の音をもっとこうしたい。』
名人はその様に作り替えました。
その名人。測定器を一切持っていなかったので出来たのですね。
アンプで音作りをしてはいけません。
真っ正直な増幅器であるべきです。アンプでの音作りは演奏家に対する冒とくと思っています。

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以前アップしました僕のSTの嫁ぎ先。これ以上の良家は無いと言う所へ嫁に行きました。
で、29日。その嫁ぎ先へ行ってきたのです。
その時の写真。


色々と使わなくなった特殊工具も持って行きました。少しでも役に立てればの心境です。
STとの再開も果たし、其の後はスズキ歴史館を案内して貰ったのです。

頭に思い付くだけで11台のスズキ車に関わって来ました。最後のスズキ車がSTだったのです。此処のブログにもHPの方にも色々と書かせて貰いました。
特にブレーキには拘り、僕なりの集大成。
ワークスマシンに携わっていたTさんからそのブレーキを褒めて貰えたのですから僕の嬉しさは半端では無く・・・・・・。
そのブレーキに合わせてフロントフォークもリセッティング。フォークの強化をしないでブレーキだけを強化するのはお勧めしません。
その辺のセッティングも含めて満足して頂けた訳です。

僕がスズキのバイクと付き合いだしたのは17歳の時。つまり55年前。初めて手に入れたバイクだったのですね。あいつも歴史館に居ると良いなー・・・。との思いでの訪問でした。

で・・・・・。

いたのですよ。ASの後ろ側で、全体を見られませんでしたけど感激。
手前のAS50とは姉妹車。僕の愛車はAC50。
ASとACの違いを平気で説明をし出したピンキー君。
今のスズキで一番年齢の大きい方でも66歳なそうです。
つまり、この時代を知っている人は社内にいない。

後の赤タンクのバイクはウルフ90。一瞬で高校時代に戻ったピンキー君。当時の話がドンドン出て来て案内してくれているTさんを驚かせてしまったのですね。

其の後懐かしいバイクと二十歳台に乗っていたフロンテクーペとの再開。
完全にタイムマシンでした。

写真を・・・・。


40歳のころに散々乗っていたGS750。通勤バイクでした。小学校へ入る前の娘を後ろへ乗せて箱根へも行っていました。


20代後半に新車で購入したGS400。粋がって集合管を付けたらパワーダウン(涙)。




RHのクランクケースの止めネジが違うと指摘して驚かせたり・・・。



シュワンツの愛車と初御対面。

兎に角、あっという間に閉館時間。1日僕に付き合ってくれたTさんには感謝です。
場所が判ったので、時間を作ってもう一度行きたいなー・・・。



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今日は昨日の疲れで頭がボーーーー。
こんな時に仕事をしたらヤバいミスを連発するのが見え見え。
休みましょう。

って思っていたら玄関のチャイム。
ウン?

戸を開けたらヤマトのお兄ちゃん。
こんな箱を持って来てくれました。


高さは1m弱(もう判っちゃいましたよね)。
箱のサイドが開け口に成っているのが有りがたい。
無神経な店だと、上面が開け口に成っている(殆どがそう)。
中身がこれですから、上へ持ち上げるのは超難しい(梱包をするのは簡単)。


箱から出します。


またもや買ってしまいました。買った理由はタイトルの通り(大汗)。

ネットで色々な業者が動画を配信しています。プロの目から見たバラの育て方が色々と配信されていますので、ピンキー君の様な超初心者には有難い。

で、結構な数の動画を見て、最終的に信頼を持ったのがKさん。
販売もしていますが育種が本職です(販売はスタッフに任せっきりの様子)。
本当に正直な方で、嘘が付けない(顔にすぐに出ます、笑)イヤ嘘は言っていないが、営業上スタッフに言わされているのが見え見え(笑)。

そのKさんが育種した品種。


酔った頭でKさんのHPを見たモノですから、思わずポチッ・・・・・。
まさかこんなに早く来るとは・・・・・。

で、通販主体で苗木を購入してますが、送ってくる状態は業者によって様々。
到着したら直ぐに植え替えをしないといけない状態で送ってくる業者が多々。

Kさんの所は此の鉢の侭で夏を超せる状態で送ってくれます。
そんな訳で、いつもの作業(鉢換え)は有りません(少々高くてもこの方が有り難い)。

僕の作業は此れだけ。


鉢の下へネット状の台を敷きます。通気性が上がって根腐れを防いでくれます。特に雨の多い時期に屋根の下へ置けない鉢には必須です。

暑さが和らぐまで、水を切らさない様に(と言って常にビショビショはNG)管理をして涼しく成ったら庭へ下ろします(で、植える所が有るの?・・・・・・)。

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エーーーー。昨日の写真です。



只今頭の中がこんぐらがっているので、詳しくは後日。



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1週間ほど前に40年近く使われたアンプの修理をしました。有名どころのKITのアンプで、作ったのは若かりし頃の僕。

此のアンプは20台以上作ったと思います。
写真は今回は有りません。載せちゃうとメーカーが判ってしまいますからね。

修理の内容はVRのガリ。その他も使用時間が時間ですからジックリとチェックをします。

アンプの構成は12AX7を2段で使うフォノイコライザー。
フラット段は12AU7の片ユニットで増幅、直結でもう片方のユニットへ繋ぎカソフォロ出力と言う極普通の回路です。

この極普通と言うのが大事、変に凝った回路なんかで作ったら40年近く動作をさせるのはまず無理。

VRも『良く持ったねー』と言うのが僕の本音。
当時のVRと同じ物は入手不可能。電気的に同じ物を探して、少々の手直しで交換します。
この様な時にプリント基板を使っていないのは助かります。基盤だったら修理不能の恐れ大。

無事に交換が終わり動作チェック。
この時に重要なのは、VRがガリを起こしたと言う事は、フラット段の初段管のグリットが宙に浮いたと言う事です。フラット段の12AU7は無条件交換。

24時間の通電テスト後に各真空管の動作点のチェック。この時に通電初期との差が大きかったら(10%以上)再修理です。
今回は5%以内に収まりました。まあ10%と言うのは結構甘い基準ですが・・。古いアンプの場合の基準で新しいアンプは5%以内でやってます。

今回のアンプ、抵抗器にA&Bを使っていますので厳しいのです。

真空管の動作にOKが出ましたので、信号を入れての波形チェック。此れをしないで聴感テストだけで判断する人を僕は信用しません。

通常、VRは全開でテストをします。此れも正常。
で、意地悪テスト。
VRを半開での周波数テスト。ちなみにVRは250kΩ。僕製のアンプは100kΩですので今回のアンプの方がかなり不利。

えーーー、低い周波数からスイープして行きますと、2KHzから出力レベルが下がりだします。しかも左右が非対称(10KHzなんて酷い下がり方)。
此処でピーンと来た方は凄い。
そうです、VRとフラット段間のシールド線の悪さです。
左右非対称なのはシールド線の長さが左右で違う。

つまりVRとフラット段の部品配置が拙い(此れが出来ている市販アンプを知りませんが・・)。

今日の結論。VRの出力側にシールド線を使ってはいけません。其れの出来る部品配置を最優先させてパネルのツマミの位置は次の優先課題です。



高域のレベルが下がると言う事は、倍音成分が出ません。つまり楽器のニュアンスが出難いアンプなのです。

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昨夜は晩酌後に音楽鑑賞(CDですけどね)。
で、ケチケチ作戦。

ご存知の様に真空管アンプは電気の消費量が多い。
僕の様にステレオパワーアンプを2台に電源が4個も有るプリアンプ。

一般の装置よりは間違いなく電気を喰っています。
その様な訳なので、装置が働いている間は充電器の電源をOFF。
つまりバッテリーに蓄えだ電力だけで作動。

昨夜の聴いていた時間は1時間半程度。
この程度ではバッテリーに蓄えた電力の半分も使いません。

つまり電気代はタダ(笑)。

今のこの時間は午前8時過ぎ。太陽光発電は2,5kw/hの発電量です。
バッテリー充電は全部合わせても1kw/h迄行きません。

つまり充電電力はタダ。
充放電を繰り返すとバッテリーの寿命は短く成りますが今の所、その兆候は無し。

要は電気代をタダで音楽を聴いているのです。

この辺にはチョイ意味が有りまして、昨月始めて1ヶ月の電気を買った量が120kwを超えなかったのですね。
120kw以下ですと1kw当たりの単価がグーンと安くなるのです。
早い話が毎月バッテリーを1個買える以上の差が出ます。

この作戦。吉と出るのか凶と出るのか・・・・・・。

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バラを育てる上で避けて通れないのが虫と病気の被害。この問題でバラの育成を諦めている方多々。

で、ピンキー君。そんな事では諦めません。あの花を見てしまい香りをかいだら、少々の問題は気にしない。

そんな訳での対策です。



最初はハンドスプレータイプを散布して対策をしていたのですが(5種類有ります)、なんせコストが高いし、高い所へ撒布するには脚立へ登らないと無理。
更に葉裏への散布にはハンドスプレーを逆さまにするので薬剤が出ない。

そんな訳で、噴霧器で散布する事にしました。
乾電池式で2ℓの容量が有りますので、僕の使い方には最適。

さて此処で、なんでこんなに種類が必用なの?(ハンドスプレータイプでも5種類)。
エーーー、虫も病気も同じ薬剤を使い続けると耐性が出来てしまうのです。
その耐性を作らない為、数種類の薬剤をローティーションして使うのです。

厄介な虫も発見してしまいました(バラゾウムシ)。完全にバラに振り回されている毎日です(汗)。


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2個目のカーブ切削に入りました。
外側を仕上げた部分は写真を撮らなかったのでカットです。

前の図面の雄ネジの部分にはまだねじ切りをしていません。
つまり小径の丸棒状態。
此処をチャックで咥えます。

この場合の注意点は、チャックで咥えている部分が小さいので、無理な粗削りはご法度。
無理をすると工作物がチャックから外れます(何度も経験済み、汗)。

これをやると工作物に傷が付くのは勿論、チャックの精度も狂います(で、1年前にチャックを交換した、涙)。
一瞬の油断で10数万円がパー。

で・・・。


開口部の40°の切削が終わりました。写真で見ると直ぐに出来そうですが・・・。
実はいっぺんに削る厚みは0,5mm。
つまり少しずつ少しずつ削るのです。
此処迄削るのに4時間程度掛かっています。


写真の様にバイト台を40°傾けています。


バイトの突き出し量も長いので無理な切削は出来ないのですね。


更にきついのが此の切削には自動送りが使えません。
バイト台の写真、右下のハンドルを手で回してバイトを送るのです。

昔、旋盤の師匠に言われました。『旋盤作業で一番難しいのは穴ぐり。』
40°はまだ良いのです。30°、20°と切り進む程に穴が深く成って覗くのも大変。
上半身を微妙に捻じった姿勢での作業なんですね。

そんなこんなで、頑張っています。


ブログをアップしながら体を休めたので、これから30°の切削に入ります。

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