平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
今日は9:00前にプレハブ入り。
本当はもっと早く入りたかったんだけど、昨日の疲れが・・(孫孝行、汗)。

で、室温を見ると31℃。此の時間にかよ・・。
頑張ってシャシ製作の続きに掛かったんだけど、1時間持たない。
汗びっしょりで母屋へ。
そろそろアルマイト屋さんへ出さないと、向こうが夏休みに入ってしまう。

今日中に何とか・・・・・・・。




アルマイト屋さんの夏休みを知りたいので、HPを検索。
で、驚いた。僕のギターアンプシャシのアルマイトを引き取った日から丁度一ヵ月後。
火災発生。それから一ヶ月近く休業。今月中旬に作業再開。
やばいぞ、早く持って行かないと、夏休み(8月10~18日)に入ってしまう。

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朝食後にD式電源のHPをジックリと見させて頂きました。

僕のアンプを壊した素子はどうもブリッジではなく、ダイオード2個の整流管と同じ方式での整流のようです。

ですが、ヤハリコンデンサーインプット。

つまり励磁電源の不調(過多電圧の発生)とプリアンプ破損の原因は同じ様です。
チョークインプットをコンデンサーインプットにした為、1,7倍の電圧が出て、各素子をオーバーロードさせた。

勿論電源トランスはそれには耐えませんので、計算値よりは低い電圧だったと思いますが、それでも可也のオーバーロードを強い、遂に壊れた。と言うのが真相のようです。

トランスは可也の高温に成った様で、内部に封入されている不燃ワックスが溶けて流れ出ていました。


今回の場合。弄る前と後との動作点チェックをしていれば防げたトラブルです。
勿論改造そのものも、D氏本人の作業と伺っています。

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今回のアンプ損傷トラブル。

で、思い出した・・・・。
此のお客様。励磁型のスピーカーが好み。

八王子時代でしたから、そろそろ10年近く前に、励磁電源を特注で作ったのですね。
勿論、電源トランスは特注のカットコア。

電流値から真空管整流は無理なので、ブリッジダイオード整流。
励磁電源のレギュレーションは非常に音に効きます(オイロダインで実戦済み)。

そんな訳ですから、チョークインプットのリップルフィルターを組み込みました。

オーナーの方から『出力電圧が無茶苦茶高い。』って電話を1年位前に貰ったのです。

ありえない話なので、何か改造はしていませんか?って聞きましたら、オーナーの方は何か思い当たる節が有るようで、其の侭電話を切りました。

どうも、D氏が改造をしたんですね。
今回は同じブリッジ整流ですから、変わらない筈・・・・・・・?

じゃ無いんですよ。D氏はコンデンサーインプットしかやってません(HPを見ると判ります)。
僕はチョークインプットで組んでいます。
もう判りますよね。
チョークインプットは巻き線電圧の8割程度の出力電圧。
コンデンサーインプットは巻き線電圧の1,4倍。

つまり1,7倍の直流電圧が出たのです。
そりゃブレーカーが落ちますよ。

真空管整流やチョークインプットも知らないで・・・・・(まあ、ナント言うか・・・)。



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コメントの答えに書こうと思ったのですが、長文に成りますので・・。

実は昔、相対性理論って何なのよ?
って思ったんですね。直ぐに行動に出るのがピンキー君。
市立図書館で相対性理論入門。と言う本を借りて来た。
読んで見ると全然難しい理論ではなく、要は物体が光速に近い速度で移動した時に起こる現象なんですね。

つまり、通常生活では利用出来ない理論です。勿論間違ってはいません。

そう言えば、昔MJ紙の執筆者にに『相対性理論は間違っている。』と言う本を出した方がいました。
ご苦労にも、その本の続編も出したんですね。

実はその本を大学教授が学生に読ませたそうです。
理由は、『この本のどこが間違えているかを指摘出来た生徒は、相対性理論を理解している。』(大笑)。

まあ、そんなものですよ。

で、現実にはコンコルドが太平洋(大西洋?)を横断した時に、ホンの僅か時計が狂ったそうです。その時に相対性理論は正しいと言われたそうですね。

で、相対性理論入門の本を読んで、僕が納得した言葉が有りました。

『世の中の現象は、全て単純に出来ている。考える程複雑な方向へ進んでいたら、その考え方は根本的に間違っている。』

具体例を書きましょう。地動説と天動説。此れなんて最高の例です。

昔は天動説が信じられていました。
地球が動いてら人間は立っていられない。まあ感覚的には判ります。地動説を唱えた学者は死刑に成りましたから。

でね、天動説を正しいとすると、新しい惑星が発見される度に、星の運動軌跡はドンドン複雑に成って行ったのです。

地動説で考えると、星の動きが凄く単純に成って・・・・・・・。
現在、天動説を唱える人がいたら、宗教もいいとこですね。

オーディオも同じ。難しく考えたがる人。まあ勝手に考えて下さい。僕は単純に考えます。
その方が、実際の現象に対して納得出来る仮説を出し易いものですから・・。

理論は、仮説の実証実験の積み上げで正解に近付いて行きます。仮説が間違っていたら予定の結果が出ないので、また違った仮説を立てる(今迄の実験の結果を全てクリアー出来る仮説)。此の繰り返しで段々正しい答えに近付くのです。

つまり自分の家の装置で、聴感上成功した事を大袈裟に言うのはやばいんですね。少なくとも、数回以上の違った角度からの実験をし、予想通りの結果が得られた。其処で初めて此の仮説は正しいのではないかと考えないといけないのです。



簡単にまとめます。教科書を信用しないと書きましたが、一つだけ信用しています。
物理の法則。慣性の法則とかエネルギー保存の法則とかその類です。
此れは永久不変の法則なんですね。

で、難しい理論を展開された。理解が出来ない。
そんな時には物理の法則に反していないかを考えると、その理論が正しいかどうか判ります。
意外な程、難しい理論って無いんですよ。

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アンプ改造に関して、辛口のコメントを書きましたが、僕も独立したてはチューニングと称してメーカー製の改造が仕事のメインでした。

勿論管球アンプですから、主な改造機種はLUX製だったのです(マッキン、マランツもやりましたけどね、笑)。
当時LUXと正式に契約していましたし、メーカーサービスマンの方達とも仲良しでしたので、僕の改造品も見て貰える環境だったのです。

と言っても、僕もも意地っ張り。改造したアンプは一切メーカーには出さず、全てのトラブルを僕が処理していました。
此の経験が僕のスキルアップに成ったのは確実です。
故障原因が判らなくても、メーカーのサービスさんには一切聞きませんでした。
絶対に自分で見つけてやる。
この辺で測定器の必要に迫られ、ナント次女の産まれた次の日に長女と秋葉原へ行って購入したのを覚えています。

兎に角、余程の事でないとメーカーへ質問をしませんでしたので、僕の電話はメーカーサービスマンも嫌がっていたのです(彼らにも難問)。

で、チューニングの腕が上がって来ますと、車のチューンと同じ状態に陥ります。つまりベースマシンの潜在能力以上は出せない。
それ以上が欲しかったら、全てをゼロから作る。

そんな経緯で、完全にゼロからのアンプ製作を始めたのです。
色々なメーカーの有名なアンプの修理も散々しました。
お陰で、メーカーの設計の仕方も理解出来ました。

僕が改造する場合は、そのアンプの裸の姿を徹底的に分析します。
どこが設計不良かが、自然と判るように成って来ました。
その部分を手直し。完成後測定。
で、此処からがピンキー流。
僕の所では一切音出しをしません。測定と回路図だけで判ります。

実際に僕のお客様。持ち込んで来たアンプの回路図を見て僕が変更。
作業後其の侭渡します。鳴らして気に入らなければ何時でも元に戻しますから。の一声を添えて・・。
勿論その時は一切お金を頂きません。最初の改造料もです。

で、元に戻して。と言われた事はゼロ。

耳で合わせている内は、まだまだなんですネ。


マランツ7の簡単改良方法。
出力端子への配線。直ぐ前の素子から出ているのですが、ハーネスに沿って遠回りをしています。
此の配線を最短距離で引き直します。
まあ、やって見て下さい。危険性ゼロの改良です。
勿論、元の配線は取り払ってください。

で、追記です。
散々色々なメーカーのアンプの修理をして来ました。
大半がオーディオ雑誌で絶賛のアンプ。
中身は・・・・・・・・。
もう30年近く、オーディオ雑誌は買っていません。

自分の眼を信用しましょう、信用出来るように勉強(経験)しましょう。
雑誌やネットを当てにしている内は、真実から遠ざかるだけです。

と言う訳で、僕のブログも信用しちゃいけません(笑)。
失敗を恐れないで勉強しましょうよ。
どんな教科書よりも経験は大きな財産です。

今回の失敗もお客様にとっては大きな経験(と思わないようではダメ)。

あ、僕は教科書も信用していませんから。
信用出来るのは経験のみ。

と書きながら、あのインチキ業者。本当に腹が立って来た。
あんな輩が、僕と同じ世界で飯を喰っているのは許せません。
まあ、喧嘩するのも馬鹿馬鹿しい相手なんですけどね。

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壊されたアンプは僕の作ったプリアンプ(15年ほど前の作品)。
今回はその改造が判っていませんでしたので電源だけ送り返して貰ったんですね。

で、本人さんも拙いと思ったみたいでして、追加部品を外して送って来たのです。
改造部品が外されても、此れは尋常ではないって気付きます(此の世界で飯を喰っているのですから、気付かなかったら戯け者)。

10Wのセメント抵抗が吹っ飛んで、フィルムコンもパンク。こんな中身初めて見ました。
ユーザーに即電話。外した部品を全て送ってくれる様に依頼。

その外したパーツから改造した本人が割り出せたのです。
ネットで調べたら直ぐにヒット。

HPの内容も無茶苦茶(理論が判らない人だけが騙される)。

電源トランスも可也の高熱に晒された様で、とりあえずは使えますがいつ壊れても責任は持てませんし、ヒーター整流回路のインプットコンデンサーも容量を増やしていて、それなのにリップルフィルターの抵抗を換えていません(ヒーターも高電圧に晒されたかと)。

この様な状態ですと、本体も全てチェックしないとダメですね。
問題は、とりあえず使えると判断したパーツも、いつ壊れるかの不安は払拭出来ません。
機械パーツでしたら、何ミリ減って後何ミリ使えるって測定出来ますが、電気パーツは不可能です。
まあ、とんでもないお金を掛ければ測定出来るかもしれませんが、新しいパーツの方が安いです。

段間トランスも、高電流を流していますので、直流磁化が心配です。これもインダクタンスを測定しないと使えません。

要は、今回のアンプの診断には新しいアンプを作るよりもお金が掛かる。と言う事です。
早い話、一切の測定をしないで、全て新しいパーツに交換した方が安く出来ると思います。

でもね、パーツを外すって取り付けるのよりも面倒なんですよ(アンプを作っている方ならお判りかと・・)。

コストを考えたら、新しいアンプを作るか壊してしまった業者に修理を依頼するか(直せっこ無いですけどね、笑)。

ユーザーの方には申し訳ないのですが、此れも授業料です。


壊してくれた本人。


左のACINへ、真空管用のB巻線を其の儘繋いじゃったのです。

D氏のHP。整流直後の波形を描いているんですが、何故か(意識してか、それとも判ってないか)
半波整流の波形。今時半波整流なんて無いですよ(マランツ7は半波整流、笑)。

マランツ7だったら、導入しても大丈夫です。その場合は半波整流が両波整流に変わるので、理論的にはリップルが減ります。
只B電圧が上がりますので、老体にはきついかも・・。

追記です。此のパーツに関してデーターを取っているBLOGを見つけました。
参考にして見て下さい。
http://mds-el.sblo.jp/article/74941989.html

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書こうかどうしようか散々迷ったのですが、同じ被害に合わないために・・・・・。

今回の被害者は僕のお客様です。
好奇心の旺盛な方ですので、つい甘い言葉に乗せられてしまったのです。

僕の作ったアンプへ対してまあ好き勝手な持論を展開。音が良く成りますよの甘言につい・・・・・。

で、改造後1年経った所で変な臭いと同時にブレーカーが落ちた。
そのアンプの電源部だけ送って貰いました。まさかこんな改造をされているとは知らずに・・・・・。

其処は電源回路に自分の名前をつけて販売しています。
要はダイオードでのブリッジ整流回路に何かを(想像はできますが)追加し樹脂モールドで中身を見えなくして販売(原価の10倍近い価格と思います)。

で、真空管の両波整流専用巻線をブリッジ整流回路に入れちゃったんですね。
基本知識の有る方なら、汗びっしょりの行動です。

簡単に言いますと、整流後の電圧は真空管整流の2倍。僕の場合はチョークインプットですので更に大きな電圧が出たと思います。

僕のアンプ。可也の過剰設計(少々では壊れない)。
此れが逆目に出て、1年間持ってしまったんですね(作った本人、あ僕です。もビックリ)。

ナンセ10Wのセメント抵抗が破壊されましたから。
僕は消費電力が3Wを超えたら10Wの抵抗器を使います。

まあとんでもない改造を平気でしてしまうインチキ技術者が僕の設計製作したアンプをものの見事に壊してくれました。
弁償するどころか、自分の作ったアンプを聞いてみてくれ。とのたまったと・・・・・・。
音は好みです。どんな音を出しても構いません。その音が好きな人は買うでしょうから・・。
でも、危険なアンプ(機械)は人様に渡してはいけません。

D式電源と謳って販売しています。
この様なインチキな輩が趣味の世界にはうようよしていますのでご用心を・・。


D・・・。具体的には実名です。
書いちゃっても良いんですけど、くだらん言いがかりをつけられても、時間の無駄ですので・・。

でも、真空管の両波整流とダイオードのブリッジ整流。僕は中学生で理解していましたので・・(笑)。

騙されない秘訣。きちんとした基本理論を理解しましょう。そうすれば騙されません。
理解出来なければ止めましょう。君子危うきに近寄らず(生兵法は怪我の元)、です。

人様のアンプを改造する場合(僕の場合はきちっとやってます)は、改造前の基本動作のチェック。
改造後にも動作点のチェック。此れもしないで音だけで良いでしょうなんて言っていたんでしょうね。完全に詐欺師です。

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一晩掛けて頭脳をリセット。
もう一度、図面を片手に穴の位置とサイズを確認。

ジックリと見ます。フライスから外してから気付いたらオーマイゴット。
何度も確認してフライスから外します。

此れで完成・・・。
じゃ無いんですね。

端面の切削。沢山の穴開け。
全ての角にバリが出ています。此の侭使用したら手は傷だらけ。

全ての穴の淵と端面の角のバリを処理します。

処理が終わったら、付着している切削油の排除。
僕の使っている切削油。高性能なんですが、其の為に塩素系の添加剤が入っているんですね。
長時間放置しますとアルミ表面が腐食します。

此処で、パーツクリーナーをタップリと使い脱脂。

どんな仕事もそうですね。知らない方が思うよりも、タップリと手間が掛かっているのです。




バリを放置しますと手の怪我だけでなく、長期の使用で問題が出ます。
ビスを通す穴。バリが有るとねじの締め付けがシッカリとできませんし、時間が経つとバリがつぶれます。つぶれた分ねじが緩む。
バリ処理は確実にしないと、機械の信頼性に問題が起こります。

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