平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
エーーー。残念ながら今回用意したバイアス抵抗はNG(クソッ)。
要は電流を絞ったので電源電圧が上がったのですね(チョークインプットなら・・・)。

結果的に思った値まで絞れなかった。あの抵抗値か。と言う事で再発注をしようとしたのですが、在庫切れで入荷は24年4月(ウソダー・・)。
流石に待ちきれない(最近この様な事が多いのです、ウクライナ紛争の所為かと)。

と言う事で、欲しい抵抗値を作る事にしました。
先の実験で680Ωでは絞り過ぎる。元々の抵抗値が470Ω。そんな訳で560Ωを選んだのです。
560Ωでは絞り切れない。そう成ると620Ωと言う規格が有ります。
それを発注しようとしたら入荷は来年。

仕方が無い。620Ωを作ろう。
勿論、僕に抵抗器は作れません。この場合680Ωに高抵抗値をパラって620Ωを作るのです(直列でも作れますが、抵抗器の繋ぎ目に新たなラグが必要に成ります。
パラレルですとその必要が有りません。その代わり合成抵抗値の計算が少々面倒。
計算上、7,5KΩをパラうと623Ω。この程度の誤差は問題なし。と言うかパラで抵抗値を作ると電流値の調整が簡単です。

組み上げると、予定通りの電流値。ハハ、良かった・・。

一番電気を喰う所が決まったので、この後の調整では電源電圧の変動を考えなくて済むのですが、凄い問題点。
初段と位相反転段が直結なのです。現在位相反転断の電流は狙った値。初段が若干少ない。
普通の結合(CR結合やトランス結合)でしたら、初段だけの調整だけで済むのですが、直結ですので初段管のプレート電圧で位相反転段の電流値が変るんですね(涙)。

本当に暫くぶりの直結段の調整です。完全にヤジロベー調整に成ります。
コーヒーで頭をスッキリさせて再調整です。


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佳境に入って来たパワーアンプの修理(改造も含む、笑)。
最初の1台は大物部品は逝っていなかった。小物パーツとパワー管の不良と言う判断にしました(故障個所が多くて1個に絞れない)。
微調整は済んでいませんが、其れさえすればキッチリと動作する事が判っています。

さて残りの一台。要は壊れている部品は判る。でも使用期間から言ってそれ以外にも交換した方が良いパーツ多々。

この様なアンプの判定って本当に難しいのです。要は、やばいパーツを全て交換した後の測定で大物パーツの不良が見つかったりするのです。
前にも書きましたが、テスター程度では判らなく、既定の電圧を掛けての動作チェックで初めて判る事って多いのです。

で、この先の修理には大きな金額が掛かってしまう。その金額ならやらない。って成っても此処迄のパーツ代と僕の工賃は発生してしまうのです。
今回のオーナーの方はこの辺を理解してくれていますので引き受けましたが、長期働いた機器の修理と言う物はその様な物なのです。


入荷したバイアス抵抗(必要なのは4本なんですけどね)。此の上下の抵抗値で動作チェックをしていますので、この値でバッチリの筈です。

更に・・・・。


僕の40年前の恥部。
当時の僕は、インピーダンスの受け渡しを、今程理解をしていなかったのです。
今では許せない値の入力VRを選んでしまったのですね(恥)。

左側が付いていたVR。右側が今回取り付けるVR。
でね・・・・・・・(笑)。
今回取り付けるVR。手持ちが有ったのですね。なぜかと言うとギターアンプの制作とギターの改造に邁進していた時に購入した物なのです。

なぜ余っているのか?ですか。
ウーーン、実測と聴感上の実験。実際に部品を交換しないと判りません。
その度に購入している様ではダメですね。

思い付く値を全て購入して実験を繰り返す。此れが一番の近道なんです。
結果、使わなくなるパーツ(それまでのテストでこの値は有り得ないと判断できる)も発生しますが、其の無駄も授業料と割り切らないとスキルは上がりません。

昔々、喜多さんの所へ初めて(40年前、笑)伺いました。
喜多さんの作業台の上には大きなクリスタルの灰皿が有り、その中には一度使ったと思われるCRが山の様に積まれていました。
喜多さん曰く『良い音が欲しいのなら、この山がドンドン大きく成らないとダメなんだよ。』

僕はニヤニヤ(勿論、同じ考えでしたから)。良い音が欲しいのでしたら無駄になるパーツがどんどん増えないとダメなのです。
僕のストックヤード。買ったけど使い物に成らなかったパーツ(トランスも含めて)がゴロゴロ。
でも、無駄ではないのです。使ってはダメと教えてくれたのですから・・・。

まあ、そんな経験を経て、パーツの無駄買いは凄く減りました。目が効く様に成ったのでしょうね。其の目を育ててくれたのが、この不要に成ったパーツたちです(感謝)。


今迄付いていたVRはアーレンブラットレイ(当時の僕らしい)。アメリカ製ですのでシャフト径がインチ仕様です。一般の6mmよりも若干太いのです。
取り外したツマミの穴を見ると、ドリルで広げて有ります(勿論僕の作業)。
今度のVRは一般的な6mm。
つまり其の侭付けるとグラグラ。

で・・・・・・・。
エレキギター用に買ったツマミが丁度2個。
ハイ、これを使います(笑)。



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今朝も6:00から庭への水撒きです。
此の趣味を始めてから早起きに成ったし、体調も良い。

で、水を撒きながら何となく上を見たら・・・・・・・・。



遂にこの日が来ました(汗)。
あんなに空中高く咲いている朝顔を見るのは初めて。

あ、写真を忘れた・・。
兎に角大量の朝顔が育っていて、支柱に巻き付けなくて地面を這っている個体も沢山。

その内の1本・・・。
家の壁沿いに東へ走り、其処に有ったエアコンの室外機へよじ登り出した。

例の、朝顔が引き立つように塗った壁(濃いブルー)。
完全に朝顔に覆いつくされて塗った意味が全然有りません(涙)。


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例の修理中のEL34三結PPアンプ。2台目の状態。



略完成していますが、動作チェックがまだ。
理由は出力管のバイアス抵抗の入荷が遅れています。

此処だけは大きなワット数の抵抗器が必要ですので、手持ちの抵抗器では納まりませんでした。
通常でしたら1日で納品されるのですが、運悪く国内在庫が無く、海外からの取り寄せ。
でもこの商社は、この様な場合でも追加料金が有りません。
こうなると待つしか出来ません。
初段管と位相反転段の調整箇所も其の侭です。

要は出力管に流れる電流値を替えますので、電源電圧が変わってしまうのです。
その変わってからの電圧での調整が必要なのです。
電源がチョークインプットだったら・・・・・・。

現在の電源はコンデンサーインプット。電流値で出力電圧が変わり易いのです。
チョークインプットでしたら、電流値での電圧変化は略有りません。
そんな訳で、20年以上前からチョークインプットに拘っています(音質的にも効果あり)。
このシャシでは、追加で乗せるのはムリですし、第一電源トランスの交換が必要に成るので・・・・・・・。

出力管のバイパスコンデンサー。

40年間、ご苦労様でした。
見事にパンクしています。
今回は、パンクに関係なく、全てのケミコンを交換です。40年ですからねー。

と言う訳で、本職が中断している間に庭弄り(汗)。
今日は撫子の植え替えです。
プランターから鉢へ換えます。
プランターって、構造上水はけが今一と言う事に気付きました(経験を積んでいる、笑)。
撫子って、じめじめした土が苦手なのです。
クソ暑い中での作業ですが、藤棚の下で出来るので・・(笑)。

今朝も7:00から庭への水撒き。
チョイ残念なのは、7:00では朝顔の本当の綺麗さが見られません。
6:30頃までですね、綺麗に咲いているのは・・。
でもね、今回の朝顔の種を買ったのは超有名メーカー。
其処のうたい文句では、午前中楽しめます。
ウソつき目。

チョイ追記。
今朝から4台目のバッテリーへ補充電が始まりました。
夜中のトイレの時に3台目の様子を見たのですが、チェック中。兎に角チェックと補充電を繰り返す充電器ですので、時間が掛かります。
その為にバッテリーには優しい充電器なのですが・・。

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昨日から始めました新品バッテリーの補充電。
昨日1日で終わると思ったのに甘かった。
1個目の充電を始めたのが10:00頃。
20:00を過ぎても、補充電を繰り返している頭の良い(良過ぎる、笑)充電器。

コイツの良い所は、充電電流が少ないのです。最大で0,8A。バッテリーを痛めない充電は小電流で時間を掛ける事。急速充電はどうしてもしなくちゃならない時だけです。

昨夜も21:00にはベッドの上でしたから、結局充電を止めたのは今朝の9:00。
略24時間の補充電でした。その代わり充電器の表示はバッチリのバッテリー。

只今、2本目のバッテリーを充電開始。
これから歯の修理(歯は治療じゃ無く修理と思っています)に行きますので、点検は帰ってから。
満充電には成っていないと思います。


19:00の追記。補充電を開始してから10時間。ヤット頭の良過ぎる充電器がOKのサインを出しました。
1個目のバッテリーよりも短い時間です。
でね、1個目は不良なのか?

僕は個体差ととらえます。化学的に作られる物って機械加工の様にビシッとした品質は出せないのですね。ある意味偶然の産物(工業製品ですので大丈夫です)。
今回の2個のバッテリー。同一日に作られた同じロットの製品。でもこの程度の差を僕は認めます。
大事なのは、補充電をする事によってこの2個の差が少なく成ったと思っています。

只今、3個目の補充電を開始しました。こちらの方が作られてからの時間がチョイ長い。この差の方が興味津々です。

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新品のバッテリーの補充電を開始したのは10:00。
もう10時間経っています。

で、頭の良い充電器はあいも変わらずに補充電を繰り返しています。

こんな物なんですよ。今回のバッテリーを不良品と判定するにはまだ・・・・。

バッテリーって製造が終わって電解液を入れてお終い。
今のバッテリーは電解液を入れた状態で満充電の60%以上をギャランテイ。
つまり、電解液を入れただけで、電気的な動作を経験していないんですね。

聞いた話ですが、昔のバッテリーは電解液を入れた状態では、充電量は極僅か。出荷前にシッカリと充電をしていたそうです(何十年前の話よ、汗)。
コストダウンの為には、電解液を入れたら直ぐに使える方が良い。その後の寿命は・・・・・・。

まあ、色々と有ります。無知な消費者を喜ばせる為にメーカーは努力をしています。本当に良い物が欲しいのなら、消費者ももっと勉強を・・・。

基本、便利さを追求すると基本性能は落ちるのが極普通です。オーディオの世界でも言える事です。

あ、このアップは酔っぱらいの戯言です。



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ちょいと意地悪をしたら根を上げたカオスバッテリー。
要は充電器を働かせない状態でオーディオ機器を動かそうとしたのです。此れって無茶苦茶な使い方では無く、車で言えばエンジンを掛けずに(充電をしないで)ヘッドライトを点灯させた状態の略1/2の消費量。(H4バルブとして)。
真っ当なバッテリーの車だったら3時間以上は点灯します。
其れなのに5分も持たないのですよ。ほんと、オイオイ状態です。

で、プリの片chだけがダウンして、他の機器(インバーター)はダウンしないのです。
じゃあ、充電量が足りないのかと思って、例の頭の良い充電器で補助充電。1分間位の充電(0,8A)でフル充電表示。
カオスの、バッテリー状態を表示するインジケーターも正常を示していますし・・。

以前に逝ったカオスも、インジケーターは正常表示でした。

そんな訳で・・・・。


不調の片chだけ換えるのもイヤなので、両ch分の4本のバッテリー。パナソニックの標準品です。
バッテリー電源を導入した当時から使っていて、今でも元気に作動中。一番最初に買った日立バッテリーも元気なんですよ。
なのに、途中から導入したカオスが2度目のトラブル。
今回のカオスは、購入して1年少々。

ハッキリ言って、カオスへの信頼感はゼロ。

で、お約束の・・・・・・。


新品バッテリーの準備運動。軽い補助充電で電極の活性化を図ります。
充電開始から40分程で充電電流が下がりました。一般の充電器なら即やめるのですが、この充電器はバッテリーの健康状態を見てくれるんですね。
此の侭2~3時間、接続をした侭にします。正常と判断したら、次のバッテリー。
今日一日掛かりそうですね。


2時間後の追記。補充電を開始して2時間半。まだフル充電に達していません。この充電器の頭の良い所は、一旦フル充電に達しても、30分間テスト。このテストで僅かでも電圧降下を検知すると再び補充電。此れを何度も繰り返し、30分間の電圧降下が無くなる迄繰り返すのです。
この補助充電。生産されてからの時間が経っているバッテリーには特に重要です。

オット、今回購入したバッテリーの製造年月日。
Lが今年の7月3日。Rは同じく今年の6月23日。まだ2ヶ月なので何とかOK。
バッテリーの寿命は、車に乗せた時から始まるのではなく、バッテリー液を入れた時から始まります。要は、バッテリーって生モノなのです。

カーショップでの長期在庫品はダメですね。で、気の利いたカーショップは在庫品を補充電する場合も有るそうですが、其の時に急速充電をやられたらバッテリーは傷みます。
そんな訳で、僕はカーショップではバッテリーを買いません。
アマゾンが補充電をするとは思えませんので(笑)。

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便利な世の中に成りました。
昨日発注したテッポウムシの除去剤。
本日昼過ぎに到着。近くのホームセンターで買おうか迷ったんですけど、ホームセンターって意外と品ぞろえが悪い。
片道15kmも走って売っていなかったら結構ガックリ。
そんな訳でネット注文。正解でしたね。
注文時には配送は30,31日と成っていたのでチョイ待つようかな?と思っていたんですけど、本日到着。



普通のスプレー殺虫剤です。違いは虫の入り込んだ小さな穴に挿し込めるノズルが付いているのです。

早速、藤ノ木の穴を探して噴射。木の何か所から殺虫液が吹き出します。
内部で繋がっているんですね。

で、其の時の音。塩ビパイプに空気を吹き込んだ時の音がします(ボーといった)。
要は内部の空洞がかなり大きい。まああの木くずの量ですからね。

発見が遅かったら、間違いなく枯れたと思います。
ギリギリセーフですと嬉しいのですが・・・・・・。

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