平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
たった今、東電からメールが来ました。此処一ヶ月間の僕から東電が買った電気料金の連絡です。一言で言うと売電額。

一応、パソコンへ記録をしています。太陽光発電が本当に元が取れるかどうか?
僅かですが昨年よりも多い金額(電気代は値上がりしていますが、買電額は契約時の侭です)。

今年の6月からの電気代は可成りの値上がりの筈なのに、請求金額は6,7月共に昨年よりも少ないのですね。

正直、自分でも驚きました。そんなに無理をした節電はしていません。エアコンだって24時間連続運転ですし、日中は25℃以下、夜間は22℃程度の室温です(18畳有り天井も高め)。

要は、今迄は何がどの様に使うのかが判らなかったのです。太陽光発電と一緒に付いて来たモニター。


此れのお陰で、無駄に電気を使っている原因が判ったのです。

写真は昨日1日のトータルデーター。
これをグラフで1時間ごとに表す事も出来ますので、オーディオ機器の消費電力も判ったのです。

此のデーターを見ますと消費量が14kw。ところが実際に東電から買った電力は6,9kw。
つまり約半分です。昨日は雨か曇り(時々晴れた)でしたのにこの成績です。
晴れの日でしたら、発電量は23kw程度はこの時期でも行きます。

問題は此の買電量。以前にもアップしましたが、電気料金は月の使用量が300kwを超えますとkw当たりの単価が上がるのです。
要は、如何に一ヶ月間の電気の使用量(買電量)を300kw以下にするかが勝負なのですね。
一日当たり10kw以下で過ごす様にする。此れだけを気にして節電しています。
例えば、洗濯機は日中に動かす(発電量以内で済みます)とか・・。

太陽光発電の寿命が10年間でも元がとれそうです(僅かですけどね)。

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天気の良い日の朝食後。食休みを兼ねて軽く庭の散策。
植物たちの成長を見るのが大好きなのです。

植えて3週間の日日草。シッカリと根張りが出来たみたいで、次々と新しい花を咲かせています。
で、目線を藤ノ木の根元へ移したら・・・・・・・。



根元に大量の木くず。フーーーーーー、ネットで勉強をしていて良かった。
1年前の僕だったら普通に見逃した。

此の木くず、テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)が幹の内部を食い荒らしている証拠。
どこかに入った穴が有る筈。
ここ数日の降雨で、水の吸い上げが大きいみたいで、樹液の漏れている所が二ヶ所。
いやらしい事に、下側なのでこの樹液の漏れが見えなかったら穴の発見が難しかった。

ネットで『テッポウムシ』を検索すると沢山見つかります。樹液の甘い樹木が好きな様でモミジ(メープルですからねー)も大好物。
幹に穴を開けて入るので、幹の太さが十分に太く成らないと入らないらしい。
そんな訳で、庭のモミジはまだまだ細いので油断していた。藤にも入るなんて・・・・・。

藤、テッポウムシ。で検索して見たら被害に遭った人の記事がアップされていました。
此の方の場合は、完全に幹の中が空洞に成り枯れてしまった様です。
幹の中に入り込むので、外見からの発見はまず無理で、入った場合はこの様な木くずが出るのだそうです。
ほんと、ネットで勉強していなかったら・・・・・(恐)。

早速アマゾンへ専用の殺虫剤を発注。細長いノズルを入った小さな穴へ挿し込み薬剤を噴出します。
数日後に木くずの発生が無かったら駆除完了の様です。

こうして、色々な機材がどんどん増えて行くのですね(汗)。


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今朝は数日ぶりの快晴です。
去年迄でしたら、ベッドの脇の窓から光が入り目が覚めたんですけど・・・・・。

今日の目覚めは6:30過ぎ。勿論日はとっくに上がっています。
目が覚めない理由。


ベッドの脇の窓がこの状態。日が差さないんですよ(笑)。
あ、電話線をよじ登っていたあの朝顔。


メインケーブルに巻き付いて・・。


近所の人達も呆れています。朝顔ってこんなに伸びるのかい?
あ、勿論花も咲いていますよ。


中心が赤く白い花。直径が10数センチ有ります。デカいんですよ。花もデカけりゃ葉もデカい。ツルの長さも・・・・・・(汗)。
こんな朝顔は見た事が有りません(やり過ぎたかなー・・)。

で、一ヶ月前に植えたバラの木。植えた時には樹高が3~40cm程度で上から見下ろせた。
只今は・・・。

僕は立って真横からカメラを構えています。もう直ぐ僕の身長を超えそう。
バラは病害虫に弱いと聞いて、チョイ避けていたのですが、その気配も無く、暑さに負けての落葉もゼロ。
買った店からは、何かお悩みが有りましたらいつでもご連絡を下さい。と言うメールが来ているのだけれど、この調子では相談する必要も全然無くて(笑)。
地面すれすれにも・・。


新しい芽が2本出ています。

更に、今年の春に地植えにしたパンダスミレ。


植えた時は7号鉢(最大直径が21cm)からでしたのに、只今は1m以上迄広がって花を咲かせています。
パンダスミレは春先から12月(霜が降りる迄)頃まで咲き続けます。
調べた所では-3℃が限界と成っていたのですが、今年の冬にわざと庭へ出した侭にして置いたんですね。真冬には地上部が消えましたけど、春に成ったらシッカリと芽吹きあっという間に鉢一杯に成りました。
その株を庭に降ろしましたので、青根の冬を経験した株です。今度の冬も越してくれると思います。

えーーー、挿し木の紫陽花。


全開のアップの時には、地面からほんのチョイ顔を出していた新芽が此処迄育ちました。
今一番の問題は7本も成功しちゃったんだよねー。何処に植えるのよ?

今日は、本職をちょっとお休みをして、ジャガイモの収穫をします(大汗)。



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今日はアップが多い(汗)。
これが最後です。



只今、茹で上がった枝豆。
実はこの枝豆は僕が育てた物。
大きなプランターで育てました。
取り敢えず第一陣。

まだ育っていない株も沢山。

最近、何屋だか判らなく成って来た・・。


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先のアップの後、早速通電チェックです。
一番異常電流の流れ易い位相反転段のカソードバイアス抵抗両端へテスター棒を当てます。

こちらが望む電流値から此処へ掛かる電圧が判ります。電流が流れ過ぎれば高い電圧が出ますし、少なければ低い電圧が表示されます。

何度やっても心臓に良くないですね。電圧がオーバーしたら即電源を落とします。
予想よりも高い電圧(電流値が大きい)。
早速、抵抗器を交換。





リード線の長い抵抗器が今回の調整箇所。
1ヶ所の交換で済まないのが普通です。特に今回の様な直結ですと猶更です。
デカップリング回路をパラレルにしておいて大正解。シリーズで組んでいたら、もっとややこしい調整に成っていました。

序にパワー管に流れる電流値もチェック。そうかこの時代はこの程度流していたよね。今はもう少し少ない電流で働かせています。
その為の抵抗値がストックに無い(出力トランスがルンダールとは違うのでその差が出ます)。
早速商社へ発注。数日で到着しそうで一安心。
抵抗の入荷待ちの間に、もう片方も同じに改造しますか。


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オーディオ界の闇と言いますか・・・・・。
修理中のパワーアンプ。一応片チャンネルだけ修理完了(この後動作チェックです)。
以前にアップしましたムラード型の位相反転回路を使っていますので、微調整は必須なのです。

と言うのは、初段管と位相反転段の間が直結なんですね。余計な素子が入らないのは良い事なんですが、初段管の動作点(正しく言うとプレート電圧)が位相反転段の電流値を変えるのです。
つまり、計算値だけでは駄目で、実測が絶対に必要なのです(一つ間違えると位相反転段の真空管がいかれます)。

極論を言いますと、雑誌での製作記事をその侭コピーしますと、音は出ますが動作点が結構危ないアンプに成ります。
テスターだけでも真空管アンプは作れますが、病気持ちのアンプと言う場合が結構多いのです。
真空管アンプって、少々間違っても音が出てしまうのですね。
この辺が、真空管の音なんて言われてしまうんでしょうね。

で、この先が面白い。


挿し込んであった整流管のベース。5AR4はアメリカ式、GZ34がヨーロッパ式の呼び方で、同じ真空管です。
まあ、普通は此処に掛かれている型番を信じますよね。

ハイ、へそ曲がりのピンキー君は信じません。
だって、型番の上に掛かれているメーカー名。インチキ商社です。
30年位前にもトンでも真空管を売っていました。
笑えるのが・・・・・。


どう見ても直熱管。GZ34は傍熱管です。構造が全然違うのですね。


正しい名前をサンドブラストで消しています。

結構な数を買いましたので、その中には消し方がアマイ物も有ったのです。
斜めに透かして見ると読めるのですね。
その名前は5AW4。
こちらの方が高規格管なので問題は無いように思えますが、GZ34のヒーター電流は1,9A。対して5AW4は4A。可成りの大型管です。
要は電源トランスが持てば良いけど・・・・・。

僕の所の電源トランスは特注品が当たり前ですので、問題ありません。
笑ってしまうのは、当時WEの274A(B)がもてはやされていました。もの凄い高額で取引されていたのです。
勿論僕も其れなりの数を持っていました。
274とこの5AW4を鳴き比べたのですね(勿論同じ条件で)。
圧倒的に5AW4の勝ち(まあ大型管ですので当たり前かと)。
そんな訳で274は全て処分しました。

此のインチキメーカー(商社)は以前6A3という触れ込みの真空管も売っていました。此れも大量に購入したのです。
勿論6A3の名前も以前の型番を消して新しく印刷。
色々と調べましたよ。本当は何よ?

僕の答えはVT52。
そんな時に喜多さんが遊びに来たのです。
喜多さんに鑑定をして貰いましたら、間違いなくVT52。
で、6A3だったので安く変えたんですよ。って僕が言ったら
喜『良い買い物をしたなー。』ですって(笑)。

で、もっと笑えるのが地元のオーディオショップ(アンプも作っていた様な?)の雑誌広告では、6A3の侭で売っていました。見抜けなかったのですね。

エーーー。自分もその仲間(同業者と言う意味で)なので、悪口の言える立場では無いのですが、この辺って色々と有るのです。見抜けない人は立ち入らない方が良いかなと・・・・・。


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久しぶりのバッテリー電源ネタです(笑)。
例のオモチャ(消費電力データー)のお陰で、僕のオーディオ装置の消費電力が判りました。
エーー約600W。更にその時間にエアコンも入れますのでトータルで1kwを軽く超えます。

日中なら気にもしないのですが(太陽光発電量の方が多い)、夜ですので・・・・・・・。

夜に2~3時間音楽を聴くと、その日のトータル買電量がグーンと跳ね上がるのです。

其処でケチケチ作戦を考えました。日中に充電した電力で夜間のオーディオ機器の電力を賄う。
バッテリーの消耗は増えますが、電気代の差額でバッテリー購入価格を十分に賄えます。
今のバッテリー容量ですと、連続で6時間以上聞けますし。

そんな訳で、昨夜は充電器の電源を落とし、純粋なバッテリー電源で聞こうとしたのですが・・・・・・。

1台のインバーターが、電気が足りないって訴えるのです(ウソッ)。
充電器を稼働させると収まります。つまりバッテリーがフル充電されていない。

そのバッテリーは・・・・・・・・。
カオス。
新型のカオスですが、購入1年少々でオイオイ・・・。

ご存知の様にカオスのバッテリー液は減ります。メーカーも認めています。
そのくせ、ケースが透明で無いので、液の消費が見えないのですね。

安価な標準バッテリーの方が持ちが良く、液の消耗も外から見える。
こうなるとカオスを選ぶ目的は、若干の音質向上。

この辺は、対策も考えていますので、もうカオスを買う事は無いかも・・・。


記事のアップ後、早速新しいバッテリーをネットで注文。価格が上がってますねー。カオスも可成りの値上げ。
今回はプリアンプ用の4個を注文。
勿論、カオスは買いませんよ。パナの標準バッテリー。コイツは液の減るのが凄く少ないのです。可成り最初の頃から使っているバッテリーも元気ですので、実績を重んじます。
エーーー(この辺が何とも・・)。補水不要と謳っているカオス。完全に嘘です。メーカーのHPで補水の仕方がアップされています。
僕の使い方ですと、カオスよりも標準バッテリーの方が液の減り方は断然少ないです。

今回頼んだバッテリー。僕はLとRをシリーズ接続しているのですが、何故かLとRで価格が違うんです(1台当たり約300円)。なんででしょうね?

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チョイ熱すぎますかね(笑)。
単に修理だけでは終わらなくなってしまったEL34三結PPアンプ。

真空管の動作点を変更しますと、各真空管へ供給する電圧も変わります。
この時にデカップリング回路がシリーズですと凄く調整がしにくいのです。
パラレルでデカップリングにしますと、各真空管への電圧が単独で調整できますし、音質的にも+に成ります(30年前から使いだしました)。
僕の知る限りではメーカー製のアンプでパラレルデカップリング回路を見た事が有りません。シリーズの方がコンデンサーの数を減らせますものですから・・・・。

で、悩みだしましたよ。そのコンデンサーの配置。



A4の紙に書いた回路図(定数は計算上の物で、微調整が必用)と右下のメモ用紙。

このメモ用紙が肝なのです。そのデカップリングのCRをどの様に配置するのが一番スッキリするか。

さっきから書いては消し書いては消しの繰り返しです。永年この仕事をしていますが、この作業がアンプの完成度を決めると思っています。
単に見た目の美しさだけでなく、修理のし易さ、微調整のし易さ、配置を見ただけで、どのCRが回路上のどのパーツか直ぐに判る、あちらを立てればこちらが・・・・・。
の世界です。で、兎に角諦めないで最上のパーツ配置にしたいのですね。

上手く行った時の満足感はとても大きいのです。
そんな訳で手を抜けません。

時効ですので・・・(笑)。
パネルデザインを重視してSW類の配置をしますと、内部配線は凄く長いシールド線だらけに成ります。
インピーダンスの高い真空管アンプでは、絶対にやってはいけない事なんですね。
シールド線を多用したアンプは、柔らかく聞きやすい音質に成ります。
世間一般で、真空管アンプの音って言われているのが此の所為なんですが・・・・・。

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