ついに完成目前に成りましたプリアンプ改造(オーバーホール)。
先にも書きましたがメインの作業はMCトランスの交換。
中身を見て熱くなったピンキー君は、最新型と同じ動作点にするのに夢中。
動作点の変更が終わり、最終チェックの信号を入れて出力の波形をオシロで調べ、バッチシOK。
ハイ、完成です。と思った時にMCトランス交換を忘れてた・・・(大汗)。
納品する前に気付いたからOKOK。
そんな訳で、本日はMCトランスの交換です。
まず、現在付いているトランスを外します。
新旧トランス。
でっかい方が今迄付いていたトランス。価格もこちらの方が高い(笑)。
つまりコストダウンをしても性能アップと言うなんだかなーーー?
小さな方のトランスを使いだしたのは10数年前からですからご勘弁を・・。
で、旧トランス。本来MC用では有りません。しかし当時のMC用トランスが敵わない。
チョイ拙いですね。トランス横に印刷されている仕様を見れば一目瞭然。ライン用のトランスです。基本的には600Ωラインで送られてきた信号をハイインピーダンスへ変更するトランスです(伊藤喜多男氏のパワーアンプ入り口にも使われていました)。
此処迄書けば此処の愛読者なら気づいた筈です。トランスは大は小を兼ねない。
大きい事は良い事だ。と成らないのですね。
つまり大型トランスはコアボリュームも大きい。コアの特性として、一次側に流れる信号があるレベル以下ですとコアが磁化しない。結果二次側にその信号は表れないと言う問題が起きるのです。問題はこのあるレベル。コアが大きい程このレベルも大きく成る。
結論として、大きなコアは小さな信号は二次側に表れない。このレベルを下げるにはコアボリュームを小さくしないと駄目。
論より証拠。新しく採用したMCトランスの方が音楽の表情を良く出します。倍音成分が豊かなんですね(倍音成分は信号レベルが非常に小さい)。
昔から此のトランスに巡り合っていたなら・・・(いつ頃から発売されたかは不明)。
面白いのは、新しい方のトランスメーカー。ラージコアと謳ったチョイ高額のトランスが有ります。ラージと言うだけ有ってチョット大型。
試しに購入して見ました。結果は予想通り。大味なんですね。つまり微妙な表現が出ません。
こちらの方が高額なんですけどね。
昔から思っています。良い物を作ろうとしたら高く成る。でも高い方が良いとは言い切れない。
さて、MCトランスの取り付けを開始しますか・・。
先にも書きましたがメインの作業はMCトランスの交換。
中身を見て熱くなったピンキー君は、最新型と同じ動作点にするのに夢中。
動作点の変更が終わり、最終チェックの信号を入れて出力の波形をオシロで調べ、バッチシOK。
ハイ、完成です。と思った時にMCトランス交換を忘れてた・・・(大汗)。
納品する前に気付いたからOKOK。
そんな訳で、本日はMCトランスの交換です。
まず、現在付いているトランスを外します。
新旧トランス。
でっかい方が今迄付いていたトランス。価格もこちらの方が高い(笑)。
つまりコストダウンをしても性能アップと言うなんだかなーーー?
小さな方のトランスを使いだしたのは10数年前からですからご勘弁を・・。
で、旧トランス。本来MC用では有りません。しかし当時のMC用トランスが敵わない。
チョイ拙いですね。トランス横に印刷されている仕様を見れば一目瞭然。ライン用のトランスです。基本的には600Ωラインで送られてきた信号をハイインピーダンスへ変更するトランスです(伊藤喜多男氏のパワーアンプ入り口にも使われていました)。
此処迄書けば此処の愛読者なら気づいた筈です。トランスは大は小を兼ねない。
大きい事は良い事だ。と成らないのですね。
つまり大型トランスはコアボリュームも大きい。コアの特性として、一次側に流れる信号があるレベル以下ですとコアが磁化しない。結果二次側にその信号は表れないと言う問題が起きるのです。問題はこのあるレベル。コアが大きい程このレベルも大きく成る。
結論として、大きなコアは小さな信号は二次側に表れない。このレベルを下げるにはコアボリュームを小さくしないと駄目。
論より証拠。新しく採用したMCトランスの方が音楽の表情を良く出します。倍音成分が豊かなんですね(倍音成分は信号レベルが非常に小さい)。
昔から此のトランスに巡り合っていたなら・・・(いつ頃から発売されたかは不明)。
面白いのは、新しい方のトランスメーカー。ラージコアと謳ったチョイ高額のトランスが有ります。ラージと言うだけ有ってチョット大型。
試しに購入して見ました。結果は予想通り。大味なんですね。つまり微妙な表現が出ません。
こちらの方が高額なんですけどね。
昔から思っています。良い物を作ろうとしたら高く成る。でも高い方が良いとは言い切れない。
さて、MCトランスの取り付けを開始しますか・・。
忙しさにかまけて、予定した物を作る時間が無い。
そんな訳で、40thアンプに続いてぶち上げます。
バッテリー電源の更なる発展。
今一番の問題点は、作動中に充電器も働いている事です。
愛用の発電機の出力はパルスの筈。
と言う事はバッテリー端子には、バッテリーの純粋な直流と充電器のパルスが出ています。
そのパルスを少しでも吸収させるのに、コンデンサーをパラっているのですね。
此のコンデンサーは、間違いなく効果が見られます。
其処でコンデンサー1個よりもパルスをバッテリーに加えない方法・・・。
ハイ、π型フィルター。要はコンデンサーとコイルを使う。
アンプのリップルフィルターと同じ原理です。ただしアンプのフィルターは100Hz(関西なら120Hz)に対応させますが、今回の場合ははるかに高い周波数の筈(測定すれば良いのにね、只メンドイ)。
と言う事は、コイルに大型は要りません。高い周波数ですので空芯コイルに成ります(線間容量が問題に成るかも)。
バッテリー端子にオシロを繋いでの測定が必要に成りますね。
でもこれが上手く行ったら、バッテリー電源は更の進化が期待できます。
慣れた筈ですが、今でもTVの画質に驚く事が有ります。要は局側の画質の問題と思います。確かにNHKは良いカメラを使っているのかと・・・・。
そんな訳で、40thアンプに続いてぶち上げます。
バッテリー電源の更なる発展。
今一番の問題点は、作動中に充電器も働いている事です。
愛用の発電機の出力はパルスの筈。
と言う事はバッテリー端子には、バッテリーの純粋な直流と充電器のパルスが出ています。
そのパルスを少しでも吸収させるのに、コンデンサーをパラっているのですね。
此のコンデンサーは、間違いなく効果が見られます。
其処でコンデンサー1個よりもパルスをバッテリーに加えない方法・・・。
ハイ、π型フィルター。要はコンデンサーとコイルを使う。
アンプのリップルフィルターと同じ原理です。ただしアンプのフィルターは100Hz(関西なら120Hz)に対応させますが、今回の場合ははるかに高い周波数の筈(測定すれば良いのにね、只メンドイ)。
と言う事は、コイルに大型は要りません。高い周波数ですので空芯コイルに成ります(線間容量が問題に成るかも)。
バッテリー端子にオシロを繋いでの測定が必要に成りますね。
でもこれが上手く行ったら、バッテリー電源は更の進化が期待できます。
慣れた筈ですが、今でもTVの画質に驚く事が有ります。要は局側の画質の問題と思います。確かにNHKは良いカメラを使っているのかと・・・・。
取り付け後そろそろ半年に成る太陽光発電。
順調に発電をしていますが、今は日照時間が一番短い時期。
発電量は6月の半分も行きません。
そのくせ使用量は増えている。増える一番の原因は熱帯魚の水槽。
夜中の室温が下がった時でも24℃を維持しないと・・・・・・。
僕の目標は1か月間の買電量を300kw未満にする事。
前にも書きましたが300kw以上に成ると、1kw辺りの単価がグーンと高く成るのです。
今月はギリギリ状態で維持(天気の悪い日が続くとアウト)。
でも日中の発電量は中々で、昼間の電気暖房代はゼロです。おかげで灯油の使用量も例年の半分以下で済んでいます。
此れから日照時間が長く成るので、発電量は増えますが、気温は益々寒く成るので水槽の電気代は上がるんだろーなー・・・・・。
と言う事で、只今買っている生体が全滅したら止めようかなー(手入れも結構大変)。
第一、水槽を止めるのを前提にNを始めたんだし・・・・・・・。
で、序に・・・。
90cm×30cm×30cmの総ガラス製の水槽が1本余っています(きちっとしたメーカー製)。
更にそれに使えるエーハイムと照明とクーラーも有ります。
もし使いたい方が居られましたら差し上げます。
ただし、重量物ですので取りに来られる方限定です。
2~3か月中に取りに来て頂ければOKです。
ご希望の方が居られましたら、此処のコメント欄へご記入ください(拍手でのコメントでは有りません)。書き込まれましても僕が公開ボタンを押さなければ、公開されませんので、安心してメールアドレスをご記入ください。
その後は僕と直接連絡を取り合いたいと思います。
奮ってご応募下さい。二人以上のご応募の場合は抽選で決めさせていただきます。
順調に発電をしていますが、今は日照時間が一番短い時期。
発電量は6月の半分も行きません。
そのくせ使用量は増えている。増える一番の原因は熱帯魚の水槽。
夜中の室温が下がった時でも24℃を維持しないと・・・・・・。
僕の目標は1か月間の買電量を300kw未満にする事。
前にも書きましたが300kw以上に成ると、1kw辺りの単価がグーンと高く成るのです。
今月はギリギリ状態で維持(天気の悪い日が続くとアウト)。
でも日中の発電量は中々で、昼間の電気暖房代はゼロです。おかげで灯油の使用量も例年の半分以下で済んでいます。
此れから日照時間が長く成るので、発電量は増えますが、気温は益々寒く成るので水槽の電気代は上がるんだろーなー・・・・・。
と言う事で、只今買っている生体が全滅したら止めようかなー(手入れも結構大変)。
第一、水槽を止めるのを前提にNを始めたんだし・・・・・・・。
で、序に・・・。
90cm×30cm×30cmの総ガラス製の水槽が1本余っています(きちっとしたメーカー製)。
更にそれに使えるエーハイムと照明とクーラーも有ります。
もし使いたい方が居られましたら差し上げます。
ただし、重量物ですので取りに来られる方限定です。
2~3か月中に取りに来て頂ければOKです。
ご希望の方が居られましたら、此処のコメント欄へご記入ください(拍手でのコメントでは有りません)。書き込まれましても僕が公開ボタンを押さなければ、公開されませんので、安心してメールアドレスをご記入ください。
その後は僕と直接連絡を取り合いたいと思います。
奮ってご応募下さい。二人以上のご応募の場合は抽選で決めさせていただきます。
昼食も取らずに頑張りました。
気合の入っている時に、昼食を取るなんて考えられません。
そんな訳で、無茶苦茶に増えた交換CR。当初はケミコンとプレート負荷抵抗程度の交換を考えていたんですけど・・・・・・。
なんで、こんなに熱く成ったのか・・・・。
エーーー。20年以上、オーナーの方に可愛がられていたな。
見ると判ります。大切にされたかどうか・・。
トラブル無しで20数年。頑張ったよねー・・・・・・・。
要は嫁いで20数年の愛娘。暫くぶりに実家へ帰って来た。
疲れが溜まっているだろうから、20年間の垢を落として嫁ぎ先へ返したい。
馬鹿おやじです。
で、溜まった垢(笑)。
垢を落とし、化粧し直した愛娘。
元々のCRで残っているのはほんの数個(換えなかった理由は有る)。
健康診断。
ビタッと左右で揃って居る波高値。イコライザーカーブもビタッ。
出来たぞー、さ、Aさんに連絡をしなくちゃ・・。
と携帯を手にして気が付いた。
MCトランスを交換していない・・・・・・・・・・。
気合の入っている時に、昼食を取るなんて考えられません。
そんな訳で、無茶苦茶に増えた交換CR。当初はケミコンとプレート負荷抵抗程度の交換を考えていたんですけど・・・・・・。
なんで、こんなに熱く成ったのか・・・・。
エーーー。20年以上、オーナーの方に可愛がられていたな。
見ると判ります。大切にされたかどうか・・。
トラブル無しで20数年。頑張ったよねー・・・・・・・。
要は嫁いで20数年の愛娘。暫くぶりに実家へ帰って来た。
疲れが溜まっているだろうから、20年間の垢を落として嫁ぎ先へ返したい。
馬鹿おやじです。
で、溜まった垢(笑)。
垢を落とし、化粧し直した愛娘。
元々のCRで残っているのはほんの数個(換えなかった理由は有る)。
健康診断。
ビタッと左右で揃って居る波高値。イコライザーカーブもビタッ。
出来たぞー、さ、Aさんに連絡をしなくちゃ・・。
と携帯を手にして気が付いた。
MCトランスを交換していない・・・・・・・・・・。
此処迄するつもりは無かったんだけど、僕の心に火が点いた(笑)。
納品期日は決まっているので、其れ迄に出来る事は全てやっちまえ・・。
昨日の内に完成したCRイコライザー。
CR素子は全て換わっていますし、定数も一か所を除いて変更。
通常の抵抗値ではどうしても会わない所は、2個の抵抗器をパラってカーブを合わせています(完全に自己満足)。
でもインピーダンスの低いECC82ですから駆動出来ますが、一般のECC83なら苦労すると思います。
カップリングコンデンサーもオレンジドロップ(スプラグ社の命名、好きです)から愛用のフィルムコンへ交換。
最後はこれ。
スウェーデン製のケミコン。
此れが見つかる迄は苦労しました。容量の満足出来るケミコンですと音の点で今一。フィルムコンですと容量不足・・・・・。
コイツを初めて使った時の驚きは今でも覚えています。『コイツ、本当にケミコンかい?』
耐用時間も15000時間をギャランティ。
コイツの製造販売をずっと続けて欲しいですね。それくらい惚れ込んでいます。
さて、作業場所の温度も上がったので、作業スタートです。
納品期日は決まっているので、其れ迄に出来る事は全てやっちまえ・・。
昨日の内に完成したCRイコライザー。
CR素子は全て換わっていますし、定数も一か所を除いて変更。
通常の抵抗値ではどうしても会わない所は、2個の抵抗器をパラってカーブを合わせています(完全に自己満足)。
でもインピーダンスの低いECC82ですから駆動出来ますが、一般のECC83なら苦労すると思います。
カップリングコンデンサーもオレンジドロップ(スプラグ社の命名、好きです)から愛用のフィルムコンへ交換。
最後はこれ。
スウェーデン製のケミコン。
此れが見つかる迄は苦労しました。容量の満足出来るケミコンですと音の点で今一。フィルムコンですと容量不足・・・・・。
コイツを初めて使った時の驚きは今でも覚えています。『コイツ、本当にケミコンかい?』
耐用時間も15000時間をギャランティ。
コイツの製造販売をずっと続けて欲しいですね。それくらい惚れ込んでいます。
さて、作業場所の温度も上がったので、作業スタートです。
デカップリングのケミコンを取り付けるとでっかくて邪魔。
そんな訳で・・・・・。
CRイコライザーの素子です。
下のラグがロールオフ。上のラグがターンオーバー。
定数を見ると、当時の標準定数で組んで有るのが判りますよね。
本当に標準定数です。
で、へそ曲がりのピンキー君。ある日イコライザーカーブを測定。
違うじゃない・・・・。
まあ、この程度の違いが耳で判るかと言われたら自信ありません。
でも、キッチリと組みたいよね。と言う事でこれも20年近く前に定数を換えました。
当時はオプションとしてLCRイコライザーも有ったのです。予算に余裕の有る方はLCRイコライザーに交換していました。
で、月日は流れ・・・・・・・・・。
世の中のCR素子の進化は凄い物が有ります。
こんな古臭い素子は止めて、新素材でCRイコライザーを作ったら・・・・・・。
ハイ、LCRは必要なく成りました。現在オプションにも設定されていません。
前々から感じていたのですが、こういう回路で組みたい。でもそれを実現出来る素子が無い。
今はその制限がどんどんなく成って来ています。逆相アンプもその一つ。逆相出力を出せるトランスと巡り合えたので実現出来たのですね。
最新の素子。理想素子にドンドン近付いています(高いですけどね)。
そんな訳で・・・・・。
CRイコライザーの素子です。
下のラグがロールオフ。上のラグがターンオーバー。
定数を見ると、当時の標準定数で組んで有るのが判りますよね。
本当に標準定数です。
で、へそ曲がりのピンキー君。ある日イコライザーカーブを測定。
違うじゃない・・・・。
まあ、この程度の違いが耳で判るかと言われたら自信ありません。
でも、キッチリと組みたいよね。と言う事でこれも20年近く前に定数を換えました。
当時はオプションとしてLCRイコライザーも有ったのです。予算に余裕の有る方はLCRイコライザーに交換していました。
で、月日は流れ・・・・・・・・・。
世の中のCR素子の進化は凄い物が有ります。
こんな古臭い素子は止めて、新素材でCRイコライザーを作ったら・・・・・・。
ハイ、LCRは必要なく成りました。現在オプションにも設定されていません。
前々から感じていたのですが、こういう回路で組みたい。でもそれを実現出来る素子が無い。
今はその制限がどんどんなく成って来ています。逆相アンプもその一つ。逆相出力を出せるトランスと巡り合えたので実現出来たのですね。
最新の素子。理想素子にドンドン近付いています(高いですけどね)。
数日前から掛かりっきりのプリアンプの整備(改造)。
真空管(ECC82)の動作点が、当時のアンプと現在のアンプではかなり違っているのです。
単純に今の定数に変更するだけでは駄目でして、電源トランスから出て来る電圧がかなり高いのです。整流直後に大きな抵抗値を入れてドンと下げるのが一番簡単なんですが、そうするとその抵抗器の発熱量は半端では無くて・・・・・・。
整流直後でも落としますが、デカップリングでも落として発熱量を分散させたいのですね。
電流値は決まっていますので、それを元に各抵抗値を電卓で計算します。
実際に組むと、その計算値よりズレるのがごく普通です。
で、実測して微調整をするのですが・・・・・・。
エーーーーー、計算値で一発合格(ニコニコニコ)。この辺は経験がモノを言う部分なんですね。
経験から若干のさじ加減をするのです。
でも、8本もの真空管全てを一発で合わせるって・・・・・。
で、今回は一発で・・。
さて、此れからデカップリングコンデンサーを例のケミコンに交換。
初段管は本当に低い電圧で働かせていますので耐圧の低いケミコンで行きたいのですが出来ません。
450V耐圧を全ての真空管に使います。
なんで・・・・・?
動作中は耐圧の低いケミコンでもOKなんですが、電源SWを入れた直後。
整流管は直熱管。2~3秒で立ち上がります。対してECC82が立ち上がるには20~30秒掛かります。
つまり電源部は立ち上がっているのに、増幅部は電流を流しません。電流が流れなければ、電圧調整に入れた抵抗器での電圧降下が発生しないのです。
すると、デカップリングのケミコンに動作時よりもはるかに高い電圧が掛かってしまうのです。
それを防ぐ為に、僕のアンプには10数年前からタイマーを付けました。
まず増幅部の真空管ヒーターに電流を流しヒートアップ。
十分にヒートアップしてから整流管のフィラメントを熱します。
こうすると、ケミコンを動作状態の耐圧で済ませる事が出来るのです。コスト面もそうですが、小さくて済むので、部品配置に自由度が増えるのです。
今回の整備。新しく組むよりも手が掛かっています(笑)。
真空管(ECC82)の動作点が、当時のアンプと現在のアンプではかなり違っているのです。
単純に今の定数に変更するだけでは駄目でして、電源トランスから出て来る電圧がかなり高いのです。整流直後に大きな抵抗値を入れてドンと下げるのが一番簡単なんですが、そうするとその抵抗器の発熱量は半端では無くて・・・・・・。
整流直後でも落としますが、デカップリングでも落として発熱量を分散させたいのですね。
電流値は決まっていますので、それを元に各抵抗値を電卓で計算します。
実際に組むと、その計算値よりズレるのがごく普通です。
で、実測して微調整をするのですが・・・・・・。
エーーーーー、計算値で一発合格(ニコニコニコ)。この辺は経験がモノを言う部分なんですね。
経験から若干のさじ加減をするのです。
でも、8本もの真空管全てを一発で合わせるって・・・・・。
で、今回は一発で・・。
さて、此れからデカップリングコンデンサーを例のケミコンに交換。
初段管は本当に低い電圧で働かせていますので耐圧の低いケミコンで行きたいのですが出来ません。
450V耐圧を全ての真空管に使います。
なんで・・・・・?
動作中は耐圧の低いケミコンでもOKなんですが、電源SWを入れた直後。
整流管は直熱管。2~3秒で立ち上がります。対してECC82が立ち上がるには20~30秒掛かります。
つまり電源部は立ち上がっているのに、増幅部は電流を流しません。電流が流れなければ、電圧調整に入れた抵抗器での電圧降下が発生しないのです。
すると、デカップリングのケミコンに動作時よりもはるかに高い電圧が掛かってしまうのです。
それを防ぐ為に、僕のアンプには10数年前からタイマーを付けました。
まず増幅部の真空管ヒーターに電流を流しヒートアップ。
十分にヒートアップしてから整流管のフィラメントを熱します。
こうすると、ケミコンを動作状態の耐圧で済ませる事が出来るのです。コスト面もそうですが、小さくて済むので、部品配置に自由度が増えるのです。
今回の整備。新しく組むよりも手が掛かっています(笑)。
長く此処に来られている方なら、2ヶ月半くらい前にエブリーのショックアブソーバーを換えたのはご存知の筈。
その直後、東北への旅へ・・・・・。
ショックアブソーバーを換えたのは、こんなシチュエーションに有ったからなんです。
チョイ重いアンプを荷台に積みました。
この辺は小さなカーブが多く、車にとってはきつい条件。
走り出したら、後ろに重い物を積んでるよね?ってエブリーが言います。
確かに重い物を積んでるけど、昔はこんなに言わなかったよね・・。
最近(アブソーバーを換える前)、高速コーナーで不安感。俺の腕が落ちたのかなー・・・・。
で、ピコン。アブソーバーがヘタッタのでは・・・・・。
アノーー、一般的にはショックアブソーバーの交換って話は聞きませんよね。
でも、アブソーバーは消耗部品(過去にバイクで何度も経験。その時は1万キロ少々で表れた)。
四輪と比べると二輪の方がこの辺はシビア。
俗に言う、ショックが抜けた。と言う状態は結構経験している(バイクの場合、本当に走れません)。
そんな経験が役に立った今回。
先日、前回のアンプとは比べ物に成らない重量物のプレーヤーの納品。
同じコーナーを回っても不安感は一切無し。
バイクの頃も思いました。エンジンオイル代をケチってアクセサリーを買う。車でもショックアブソーバーやオイル代をケチってファッションパーツを取り付ける。
この様な人、バイクや車を舐めていますよねー・・・。
で、今回の東北への旅。エブリーと親友に成れたのかも・・。
更に追記。最近エンジン始動時にチョイ時間が掛かります(ほんの数秒ですが)。9年間頑張っているバッテリー(納車以来一度も交換していない、驚)。
で、感じるのはセルに電気を喰われると点火系が弱る。まあバッテリーが弱って来たら出て当たり前の症状です。
今、例のバッテリー電源騒ぎで1個バッテリーが余っている。
交換するかな?
その直後、東北への旅へ・・・・・。
ショックアブソーバーを換えたのは、こんなシチュエーションに有ったからなんです。
チョイ重いアンプを荷台に積みました。
この辺は小さなカーブが多く、車にとってはきつい条件。
走り出したら、後ろに重い物を積んでるよね?ってエブリーが言います。
確かに重い物を積んでるけど、昔はこんなに言わなかったよね・・。
最近(アブソーバーを換える前)、高速コーナーで不安感。俺の腕が落ちたのかなー・・・・。
で、ピコン。アブソーバーがヘタッタのでは・・・・・。
アノーー、一般的にはショックアブソーバーの交換って話は聞きませんよね。
でも、アブソーバーは消耗部品(過去にバイクで何度も経験。その時は1万キロ少々で表れた)。
四輪と比べると二輪の方がこの辺はシビア。
俗に言う、ショックが抜けた。と言う状態は結構経験している(バイクの場合、本当に走れません)。
そんな経験が役に立った今回。
先日、前回のアンプとは比べ物に成らない重量物のプレーヤーの納品。
同じコーナーを回っても不安感は一切無し。
バイクの頃も思いました。エンジンオイル代をケチってアクセサリーを買う。車でもショックアブソーバーやオイル代をケチってファッションパーツを取り付ける。
この様な人、バイクや車を舐めていますよねー・・・。
で、今回の東北への旅。エブリーと親友に成れたのかも・・。
更に追記。最近エンジン始動時にチョイ時間が掛かります(ほんの数秒ですが)。9年間頑張っているバッテリー(納車以来一度も交換していない、驚)。
で、感じるのはセルに電気を喰われると点火系が弱る。まあバッテリーが弱って来たら出て当たり前の症状です。
今、例のバッテリー電源騒ぎで1個バッテリーが余っている。
交換するかな?