平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
昨日は一日バイク三昧。昨年11月からまともに休んでいないし、正月返上で頑張ったんだから(笑)。

今朝は一番でヘッドアンプの改造の続きです。
出来上がってもいない内から、お客様に今日中に出来上がります。なんてメールを送っちゃたのでサボれません。

自分を追い込まないとサボる事ばかり考えているピンキー君です。
で・・・・・・。



全て完成。

奥の左右の大型トランスがOPT。形は同じですが丸ッ切り違ったタイプに変更。
巻きついているのはパーマロイの板。十文字に巻きつけています。
プリアンプなら裸で平気なんだけど、ヘッドアンプは置く場所でハムを拾います。

このパーマロイ、硬さが半端ではなく気をつけて巻きつけないと指に大怪我をします。

と言う事で、この後の型はニッケルフェルトに変更。
そのニッケルフェルトが生産中止になって、今は防磁シートに変わっています。

その手前、左右についている小さなトランス。
これが入力トランス。

こいつを選ぶのにもかなりの苦労をしました。
その苦労が実り、僕のヘッドアンプは次の次元へ進めたのです。

このトランスの型番を僕の苦労も知らないで簡単に聞いてくる方。
ウーン、教えても良いけど、使えないでお蔵入りしている沢山のトランスを買ってくれるなら教えます(笑)。



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今夜も晩酌後の何時もの時間。
此処へ引っ越してコアキシャルの能力を見直し、更に10Wにほれ込んだ。
下手なマルチシステムなんて要らない。少なくとも僕の知っているメーカー製のシステムなら今の10Wの方が僕には好ましい。

で、今夜は結論を出すのに厳しいソースを・・・。
でもこのソース、僕の好きな演奏家。
好きだけど、軟な装置では絶対に鳴らない。

ハイ、気持ちが決まりました。この演奏家には10Wが悲鳴を上げた。

この人を聴きたくてオーディオを頑張って来たのに・・。

さあ、図面を引きこの後のスピーカーシステムの方向を決めないと。

勿論、一発で5ウェイにしようなんて思っていません。

少しずつユニットを増やして様子を見ながらのチューン。

先日、長年付き合っている友人が来訪。

今の音を聴いて、この音を凌ぐマルチって難しいよね。

そう、今のバランスを崩すマルチなら要らない。今のバランスを維持して更なるグレードを。
可也ヤバイ世界に足を踏み出します。
勿論、商売なんて考えていませんし、この世界に足を踏み入れるのを勧めません。

オーディオに人生を掛けてしまった馬鹿な人間の性です。


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プレーヤーターンテーブルが終わっても、休む暇が無い(涙)。



此処の愛読者ならこの写真で何か判りますよね(笑)。
そう、ヘッドアンプ。

可也以前に作ったヘッドアンプを最新バージョンへの改造です。
これが出来ちゃうので新しい物が売れない・・・・・・。

実はヘッドアンプのシャシ、色々と内部パーツが増えて来て、見た目は同じなんですけど、僅かに寸法が大きく成っているのです。

つまり小さなシャシに最新の中身を・・・・・。

結構厳しい改造なんですね。

でも、出来ませんって中々言えないピンキー君。
受けてしまいました。

OPTの交換は簡単。同じサイズですから。
入力トランスの追加。
これも何とか入れられる場所を(何処でも良いとは言えなくて配線の引き回しを考えて)探し、その後の此処は苦労した。



入力トランスの二次ターミネーター抵抗の調整ピン端子。

5mm厚のシャシに新しく取り付け穴を開けるんですよ。
組む前の板の状態なら簡単だけど、組み上がったアンプに穴を開ける。

ヘッドアンプをフライスに取り付け、位置出し。
勢い良く穴を開けると、刃が深く入り、内部配線をズタズタにしちゃうし・・・・。

まあ、こんな感じに付けました。

これから配線なんだけど、疲れたー・・・。

まず、コーヒータイム。

慌ててやると碌な事が無いので一服です。



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此処数日間、掛かりっ切りだったターンテーブルのシャフトと軸受けの製作。
ヤット完成。



後はターンテーブルのアルマイト加工の上がって来るのを待つだけ。

で、昨日の図面でオヤッって思った方居ますか?

あの図面には書いていない加工が有るんです。

あの図面を良く見て下さい。
シャフトを挿入する軸受けの中にはオイルが入っています。

シャフトの下側には、鋼球の位置決めの為の円錐加工がされています。

この円錐の中の空気を逃がさないと、エアークッションに成ってしまうんですね。
つまりシャフトを最後まで押し込めない。
押し込んでも手を離すとヒョコって上がって来ます。

さてどうしましょう?



この部分が円錐加工をしてある所。
この中心に鋼球が収まります。

シャフト横に切ってある螺旋の溝は軸受け内のエアーを逃がす為。
シャフトと軸受けのクリアランスが狭い為に、オイルが入るとエアーは逃げ口がなくなります。
そのエアーを逃がす溝。

これが切って無いのにシャフトが入る軸受けはクリアランスが大きいですね。

でも円錐の中のエアーは逃げられません。



種明かしはこう。
円錐の中心に細い穴を開けます。
その穴の先端部分の真横に穴を開け、その位置はエアーを逃がす溝。

こうすれば、軸受け内のエアーは全て軸受けの外へ。

こんな加工が有るので、最後まで外注に出せないのです。


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最近の僕は頑張っているかと・・・。



先に作ったターンテーブルを支える軸受け。
こいつがちゃちでは話にならない。

内部構造はこんな感じ。



この図面とは取り付けフランジの径が違うけど、内部構造と寸法は一緒。

赤斜線の部分は砲金で作ったスリーブ。
昔は一体物でしたが、此処最近は上下二分割にしています。
軸受けに掛かる横方向の力は、最下部と最上部に掛かり、中間点は殆ど掛かりません。
だったら中間点のスリーブを無くしてオイル溜めにしてしまえ。
と言う訳です。
一体物と比べてどうか?って聞かれると差は無いと思います。
単なる僕の拘りですね。

ターンテーブルの全重量を受けるスラスト受け。此処には苦労させられました。
散々色々な軸受けを作ってきて、最後にたどり着いたのがこのダブルボール軸受け。
上のボールはシャフトと一緒に回ります。

下のボールは軸受けの中で回りません。

つまり、このボール同士の一点で加重を受けるんですね。

ボール受けの構造は他のターンテーブルでも良く見かけます。
QRKもそうですね。

この場合、ボールは回らないでシャフトの下面1点で受けます。
そうすると、シャフト下面の磨耗が必ずおきます。
段々と接触面積が増えて・・・・・・。

こうなるとシャフトを作り直すしか方法は有りません。

で、僕のダブルボール。
磨耗するのはボールだけ。
しかも組み直したら違う所が接触するので新品に戻ってしまう。
万が一磨耗が酷くなっても、交換はボールのみ。
1個数十円(笑)。

鋼球ですので、いまだ磨耗の話は全然無いんですね。
僕も最初は心配でしたので、度々見ていましたが、磨耗痕は丸ッ切り見当たらなくて・・・・。

つまり半永久的に使える軸受けなんです。
フリクションもすごく小さいですし。


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今日は晩酌をリスニングルームで・・・(笑)。
ユックリ聴きながら今後の方針を決める大事な試聴です(試聴なんて言いながらかなり楽しんでいます)。

そう、オーディオの目的は音楽がどれだけ楽しめるか。
装置を弄るのを楽しんでいる人達は、僕とは違う人種って思っています。

主人公はレコードに入っている演奏家。僕はあくまでも黒子。

酔う程に今の侭で充分じゃ・・・・・・。

でもねー。カザルスに駄目だしされたんだよ。口惜しいけど・・・・・。

自分の葬式の時にかけて欲しいレコードは決まっている。
其のレコードが今の装置じゃ聴けない。

本当に拙い。

最後の装置に成ると思います。
本当の音楽を聴かせてくれるスピーカー。

何年掛かるか判りません。
でも体の動く間に其れ成りの形にしたい。

此れに掛かると、当分此処で音楽が聴けなくなるのが辛いのですが・・。



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写真のターンテーブル。お客様の特注品。
一番大変なのが両面を使いたいと言う希望。

取り付けネジの座ぐりを両面に開けるんですね。

で、両面の位置合わせどうすんのよ?

兎に角バイスの位置合わせに細心の注意を。
治具の寸法ももう一度チェック。

そう、加工に掛かる時間って切削するのはほんの僅か。位置合わせに時間が掛かるんです。

そんな苦労が実り、両面ともピッタシカンカン。

これからアルマイト屋さんへ持って行きます。
さあ、もう少し。





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今日は頼まれたターンテーブルシャフトの削り出しです。



過去には無垢の丸棒(80Φ)から僕が全て削っていましたが、80Φから16Φのシャフトを作る・・・・・。

要は削り節を作る様な作業。
材質も45Cと言う硬い材料。

精密旋盤で荒削りをすると、旋盤を痛めます。
結果、僅かずつの切削。時間が掛かって・・・・・・。

と言う事で、最近は荒削りは例のティップトゥーを作って貰っている親父さんに一任。

最後の仕上げだけ僕が削っているんですね。
別に親父さんの腕を疑っているんじゃなくて、軸受けは僕が全て作っていますので、それに合わせてと成ると、仕上げは僕がしたいんです。

写真の状態にするまで、3時間立ちっぱなし。

チョイ休憩の間のアップです。

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