特注してやっとの事で入荷。
なんでしょう?
ソルボセインの1mm板です。
ソルボセインの標準色はブルー。
今迄は目立たない所での使用でしたから、それでもOKでしたが、今回はチョット見えてしまう。
古い言い方ですとシミチョロ状態(今の人に判るかなー、笑)。
で、ブラックを特注で作ってもらいました。
でも、コレを使って今迄よりも良くなる保障は有りません。あくまでも実験での結果です。
失敗したらこのソルボセインの運命は・・・・・・・・・。
現在塗装中の2点。奥の板は現在作成中のプレーヤーキャビ。
で、問題は手前の板。なんと厚みが80mmも有ります。
なんに使うのかと言いますと、プレーヤーの台。僕のところのラック(アルミの強強度)でも効果は大。
6月末に納めたプレーヤのラックの天板の強度に?
で、プレーヤーの下に敷く事にしました。
かなりの自信作です。さーて結果は?
キャビ本体の塗装が終わり、細かな部品の製作です。細かくはないかな?
厚さ30mm。幅60mm。長さ540mm。このアルミ材の表面仕上げです。材料屋さんはノコギリで切断。結果切断面はガサガサ。手を触れると怪我をしそうです。
フライスで奇麗に、更に正確なサイズに切削。僕のフライスの横送りは600mm強。この長さが自動送りで仕上げられる限界です。
兎に角プレーヤーのキャビには強度が必要。かと言ってカンカンの内部損失のない材料は絶対にNG。また、単一素材は共振点が一点になる為に音に癖が付き易いです。木材は部分部分によって密度が違いますから特定のピークが出難いですし、木材の共振音は人間にとって好ましい音色を持っています(結果楽器に使われている)。只その音色を利用しますと音楽の得手不得手が出て来ます(過去の名器と呼ばれている物に多い)。
つまり、耳あたりの良い響きのする材料を巧く押さえて使用する。此れが一番と思っています。
最近オーディオブログの更新が進んでいません。仕事をしていない訳ではなく、以前に載せたネタと同じ仕事をしていると思ってください。本人としてはやる度に違う仕事の方が面白いですけど、リスクが大き過ぎ、白髪が増えてしまいます・・・・。
一ヶ月前に注文を頂いたプレーヤーのキャビ塗装が、やっと始まりました。言い訳ではないのですが、今回のキャビサイズは初めて。このサイズは1本アームとしては十分に大型。小型化の条件が無かったので、かなり贅沢に設計しました。で、梃子摺ったのが、全体のバランス。音に関係無いとは言え、バランスの欠いたデザインにはしたくない。結局図面をひくだけで数日・・。此れが出来ないとアームベースもキャビの足も作れません。
此処まで来ると、全体像がハッキリと見えますので、仕事のペースも上がります。