平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
プレーヤーの必然性から入手した60Hz電源。
大昔(30年以上前)、アンプ関係を60Hzで動作させた。ハイ玉砕です。理論的には判っていた。アンプの電源、50Hzよりも60Hzの方が色々と都合が良い。
音にも表れちゃったんですね。早い話が50Hzよりも60Hzの方が音が良い。
此れに気付いた時は関西のバカヤローって怒鳴っちゃいましたよ(笑)。
でも当時は60Hzへの変更電源にも色々と問題が有ってチョイ躊躇していた。

今回のバッテリー駆動のインバーター。其の問題点はナーーーンモ無い。
昔はバッテリーの充電には気を使った。過充電が兎に角怖い。
今の充電器、過充電の心配は一切無し。繋ぎっぱなしでOK。

イヤ、良い世の中に成りました。東京電力から(あ、他の地方も同じです)供給される電力よりもバッテリーからの電力の方が物凄く良質なんです。これを簡単に使える時代に成った。

バッテリーなんて数千円。1年持ちゃ充分おつりが来る。

チョイヤバイ展開に成りそうな・・・・・・。


昔々、マクソニックとどろどろの関係でした(笑)。
僕の店をオープンした時はマクソニックオンリー。
ハイ、何か今はとんでもない値段のついている(噂話ですよ)101EXドライバーも使っていたんですよ。403EXも・・。
こいつをバッテリーで励磁したんですね。
この時初めて励磁型の優位性を理解しました。逆を言うとAC電源を整流、電圧を合わせた電源では励磁型の魅力は無い。
うそって思ったらバッテリーで励磁して見て下さい。目から鱗って・・・。
だからバッテリー駆動でなければ励磁形を使っても意味が無いって思っています。

昔々の思い出 其のⅡ。
パイオニアからTVチューナーが発売されました。要は音声だけを受信、音声だけオーディオ装置で高音質でと言う商品です。
当時の僕の装置のど真ん中(スピーカーの中心)にTVが有ったんですね。早速購入して音楽番組を中心に楽しんでいたんです。
そんな時にソニーのラジカセを購入。FMバンドが広くてTVの音声も受信出来る。
面白半分にTVチューナーとラジカセの聞き比べ。笑っちゃいますけどラジカセの完勝。オイオイ。
で、この時のラジカセは乾電池で動作。ACアダプターを使ったらTVチューナーの勝ち。
もう、僕が何を言いたいかは判りましたよね。

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只今の作業机の上。



先日試したトランスは結局お蔵入り。もう一つ用意して有ったトランスを使う事にしました。此方の方が位相特性が良いんです。

机の上に乗っているのが其れ。まあ値段も3倍近いので・・・。

で、またピコンと来た。

このアンプ、逆相アンプ。と言う事は二本の球の動作は逆相で働いている。
アースラインを独立させない方が良いんじゃない?

僕が普段嫌っている共通インピーダンス(アース母線なんかは最たるもの)。各真空管を理想どおり働かせ様としたら、アースラインを独立させるのが基本です。

でもこのアンプの二本の真空管。完全に逆相動作。だったらアースラインを共通化すればお互いに打ち消しあう。

逆相アンプですから使える技です。

またネタが増えたかなー。


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まず、この図面を見てね。



何の変哲も無いCR結合回路。
あ、この辺を理解できない人はこの先を読まないで。

で、世の中の通念。
コンデンサーを通ると位相が狂う。

じゃあこの回路。C1の前後で位相は変わるのか?

オシロで調べれば一目瞭然(ひょとしてアンプを弄っている貴方、オシロ程度は持っていますよね。持っていなくてアンプに色々言うなら100年早ーーーい、怒)。

コンデンサーの前後の位相、同じ(音声周波数範囲)。

でも、コンデンサーを通ると位相が回転するって学んだんだけど・・・・。

でも、実際に回転していません。理論武装なんてチャチなもんで、実際の現象には歯が立ちません。

じゃあ、なんで位相が回転しないの?

僕は答えを知ってます。書くのは簡単なんだけど意地悪します(笑)。

此れだなって人は、コメント欄に管理人だけで送って下さい。
イヤ、当たり前の事なんだけど、オーディオ界の人って、知らない人が多いので僕のノウハウです(極秘事項、笑)。






オーディオ界の迷信を生んでしまう一番の原因は、聴感だけでの判断って思っています。
聴感はその場だけの症状。環境が変わったら再現性なんて無いんですね。
その辺の怖さを知らないで(メクラ蛇に怖じず)知ったかぶりのオーディオマニアが多過ぎます。

もっと謙虚に・・・・。
少なくとも自分の意見を言いたいなら実験の回数をもっと増やしてから。
たった一度の経験を吹聴するのは如何なものかと・・・・・。

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只今、ご機嫌でCDを聴いています。
僕としてはとっくに結論の出た事なんだけど、つい調子に乗って安定化電源はご法度なんて書いちゃったんですね。

理屈はさて置いて音を聴いたら誰でも納得する筈。
音を聞かさないで理屈だけを言ったら安定化電源の勝ち(笑)。

音が悪いのに理屈上は良いからなんてしがみついても僕は無駄と感じます。
理屈なんて後から何とでもつけられる。

まず音を聴いてどう感じるか。

感じた事を素直に胸にしまう。

その感じた事を証明出来る理論を考える。
僕のスタンスです。
理論の奴隷には成りたく無いんですね。

理論は人間の作ったもの。其れの奴隷には成りたく無い。
自分で感じた素直な感覚に正直に生きたい。

そんな感じで生きています。

今回の安定化電源をたった一個の抵抗器に置き換えた電源。
出て来た音楽は血が通ったモノ。

此れと比べると安定化電源の音は綺麗だけれど作り物。

僕のオーディオ人生で安定化電源で感心した音を聞いた事は一度も無かった(ハッキリ言うと電源回路をややこしくすると音はドンドン悪くなった)。
もし聴けたらもっと安定化電源を勉強したと思う。

つまり勉強しようと言う魅力を感じなかった。

其れよりも単純な電源回路の音への反応は理論通り。悩まないで良いのでこちらへ走ったのです。
基本的にややこしい電気回路で良い音を聞いた事が無いのです。

僕の作るアンプも回路的には単純明快。そんなアンプに勝てたアンプが無いのも・・・・・。






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安定化電源。
言葉に騙されますよね。
本当に安定しているのかと言ったら、測定上は充分な数値が出てきます。

で、人間の耳では・・・・・・・。

チョット話が飛びますね。
スピーカーケーブルを換えると音が変わる。
オーディオに興味が有る人なら極常識な話。

で、こいつを数値化出来るか?

現在の測定器ではまず判別不能。
少なくともDCRとインダクタンス、両線間のキャパシタンスを測定するのが精一杯で、そいつと音の間には何の関係も無い事を立証してお終い。

オーディオに興味の無い技術者なら『そんな事有り得ない、迷信だよ。だからオーディオマニアは・・・・。』の一言で片付ける筈。

今迄色々な技術者と付き合ってきてオーディオに興味の無い人は、此処を弄ると音が変わると言っても信じないのが普通。

信じたら技術者ではない。

つまり耳では判るが、数値化が出来ない事がうようよしているのがアナログの世界。

さあどうしましょう?

数値化できない事は無視して数値化できる理論武装で良い音が出せるか?

オーディオメーカーの設計者や音を決めている人とも沢山面識が有ります。

で、僕はウーーーーーン・・・・・・?

オーディオを電気の遊びと捉えるか、音楽を聴くための道具と捉えるかで進む道が決まってくるだけだと・・。



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こんなアンプを用意しました。



ヘヘーー。ヤハリ市販のアンプには敵いません(大笑)。

今回の10W一発での鳴り方。理論的に証明したい。
だったら序に・・・。

俎上に上がるのは一部での評価の高いアンプ。

スピーカーのインピーダンス変動にどう対処できているかの実験です。

モチ、ぶっつけ本番。

僕が普段から言っている事を証明しちゃおうじゃない。

僕の理論と違う結果が出たら笑い者覚悟の実験です。

今迄、こんな初歩的な実験を誰もしていなかったのが不思議。

アンプはスピーカーに電力を送る。

こんな当たり前の事の実験。

今の仕事を片付けたら始めますからネーー。





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今回の問題、難し過ぎましたか?
昨日のBLOGでチョット出した問題。

『真空管の足をパラう時、線の長さの順番は?』
こんな問題でした。



此れってアンプの配線の基本なんです。

アンプ内の配線。基本的に短い方が良い。
まあ、何処にでも通用する事です。電気配線は短ければ短い程、問題が起き難い。

でも、全ての配線を短くするのは無理ですよね。
どこかを短くすると、他方が延びちゃう。
アンプ間の配線でも同じです。

で、この時に大切なのが優先順位。
要は長くしても問題の起き難い配線と、長くするとヤバイ配線。

こんな事を聴感で決定したらブッブー。
理論武装をしないと駄目です(この辺を聴感で決めちゃうんでソフトを選ぶ装置に成っちゃうんです。たかが機械です、クラシックもジャズも判りません)。

外部ノイズの点から見ると、インピーダンスが低く信号レベルの高い場所は伸ばしてもOK。
信号ロスの点から見ると、インピーダンスの低い所を伸ばすのは駄目。

つまり、インピーダンスの点から見るとどっちつかず。
この辺が600Ωと言うのは巧い所を付いたかと・・。

で、今回の真空管のパラう位置。信号レベルは程々。
送電(信号)ロスを考える程の長さは無い。
つまり、外部ノイズだけを考えればOKなんです。

82のピン配置。
1番と6番ピンがプレート。
2番と7番ピンがグリット。
3番と8番ピンがカソード。

もう判りましたよね。
この3種類の電極。インピーダンスが一番高く、信号レベルが低いのは・・・・・?
真空管の基本を知っている人ならグリットって一発で答える筈。
この辺の基本を知らないでアンプを弄っている人。僕に言わせれば10年早ーーーーーーーい(笑)。

何処其処のパーツの音色が・・・・・・。なんて言っているのに、この辺の基本を知らない人、切腹です。

次にインピーダンスが低く信号レベルの高い電極。
モチ、プレート。
インピーダンスが無茶低く、信号の無い電極はカソード。.

この順番にパラう電線の長さの順番を行っているのです。
勿論、この程度ではアンプの性能に差は出ません。

でも、この様に気遣って作られるアンプと、無神経に作られるアンプとでは最終的に雲泥の差が出るんですね。
(だからアンプの音色はパーツでも回路でもなく、誰が作ったか?で決まると・・・・。)

細かな事に気遣うから、大切な所も見逃さない。

何を作る時(オーディオに限らず)にも、通用する大切な事と思っています。



あ、面白い話。
真空管はグリットに信号を入れて増幅(正しくは違うのだけれども今回は無視)。プレートに増幅された信号が出てきます。

で、ある雑誌の製作記字。
グリットとプレートの配線を近づけると、そこで信号が空中伝達。
プレートの信号がグリットに戻るので、信号がグルグル周り発振してしまう(要はハウリングと同じ状態)。

これって正しいって思います?

この記事を書いた執筆者。素人丸出し(笑)。
グリットとプレートの信号。確かに増幅されていますけど、位相が逆なんですね。
空中伝達(空中伝達は有ります、此れを無視してアンプを作ると・・・)されると、逆相ですから打ち消しあって・・・・・・・・。
絶対に発振しません。
まあ空中NFですかね(笑)。

兎に角、トンでも情報の飛びまくっているオーディオ界です。

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此処毎日フライス仕事。
其の仕事をしながらも、気に成っている事項。
アンプの出力インピーダンス。

この場合、パワーアンプの出力はとりあえず除外。

最近手がけたバッファアンプ。
最初は自分の装置でVT25使用のアンプ。
続いて手がけたのが、ECC82でのバッファアンプ。

バッファアンプは基本的に増幅はしません。
インピーダンスの変更が目的。

つまりアンプ全体の必要ゲインにはまったく係わりの無いアンプなんですね。
しかも信号回路が全体の中で増える。

信号回路をシンプルに、と考えたら要らないアンプなんですね。増幅段が増えるんですから。

でも最近、アンプ間のインピーダンス(信号の受け渡し)を考えたら、必要なのでは・・・・・。

実は20年以上前に、トランスを使わないバッファアンプを作ったのですね。単に悪戯だったのですが・・・・(この時の目的はインピーダンスではなく真空管のノンリニア打消し)。

其のアンプをプリとパワーの間に噛ますと、音質のアップが認められたのです。
当時の僕は、此処まで効く筈は無い。で済ませちゃったんですね。
その時に考えたのは、この変化はノンリニアの是正ではない。なにか僕の理解不能のところで何かが起きている・・・・・・。

あの時のバッファはカソフォロと直結のコンポジット(僕の嫌いなカソフォロだったのです)。
あの当時の僕のレベルでは判断不能(自分で作ったのにね、笑)。

今なら、少なくとも仮説が立てられる。インピーダンスのマッチングが取れたんではないかと・・・。

今日、チョイ頑張ったバッファアンプを作る為に、トランスを4個発注。
失敗したら無駄な投資だけど、そんな事よりも試してみたい誘惑の方が数倍上。

机の上の考えなんて、下手な考え休むに似たり。
考える暇が有ったら、行動を。

また面白いネタが見つかったぞー・・・・・・。



軽く追記。
トランスで昇圧するのは精々4~5倍までです。インピーダンスは巻き数比の二乗ですから、此れだけ持ち上げてしまうとトランス一次側のインピーダンスはもの凄く低いものに。

其のトランスを駆動するには、トランス前段の出力インピーダンスにもの凄く低いものが要求されます。
通常動作の真空管では厳しいんですね。
昔から考えていました(直感で、笑)。増幅は真空管が得意、信号受け渡しはトランスが得意。
この直感、当たっていたみたいです。

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