平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
ここ数日、急に修理品が入って来ます。

僕の場合、修理を優先と決めて有るので、作業中の仕事は完全にストップ。

今回のは・・・・・・・・。


懐かしいプリアンプです。2~3台作ったかなー・・・・。
当時僕のアンプは、でかい重い、って言われていましたので、それじゃ・・・。
と、意地に成って作ったプリアンプです。ペアーのパワーアンプも作りました。
小さいですけど、増幅回路は標準プリアンプと全く同じです。
ECC82を3段使ったイコライザー回路、ECC82が1段のフラット段。
じゃあ、同じ音がしたのかと言われると、丸ッ切り別物。
電源の余裕が違い過ぎました(でもね、此れだって市販のプリから比べたら贅沢な電源を使っていますよ)。

昔、有る名人が言った言葉『良い電源が作れればアンプは80%完成。』を思い出します。
勿論、良い電源とは小手先で誤魔化さない、って事なんですけどね(笑)。

このアンプの製造日は・・・・。



もう23年経っていますので、リコールは無しですよね(笑)。


23年間、一度も故障せず働いていました。

あ、お願いです。
今年は僕の製造能力を超えた受注をしてしまいました。
特にプレーヤー・・・・・・。
ゼロから作る部品ばかりですので、兎に角時間が掛かります。
その様な訳ですので、来年からは年間受注数を制限させて頂きます。

プレーヤー関連パーツ(アーム、プレーヤーキャビ、ターンテーブル関係、ギヤボックス)の年間生産は其々3台までとさせて頂きます。製品の品質を落とさない為の事ですので、ご理解の程宜しくお願いいたします。
オーバー分は翌年に繰越と成ります。

ちなみに、本年の受注は受付終了です。

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今回使ったインバーター、結構良質なAC100Vを供給してくれるのが判った。
もち、最終結論にはオシロでの波形測定が必須です。

少なくとも周波数の変動は無い。

こんな時、他のインバーターには手が伸びないんです。本当にこの世界、判らないんですよ。変なインバーターに捕まったら蟻地獄。

でもこのインバーター。今作ろうとしているプリアンプには容量が足りない。
さて・・・・。

で考えた。プリの電源、左右別電源だよね。其れに合わせてインバーターを2台使えば・・・。
オーディオラックの裏側は廊下。廊下がバッテリーで占領されるって・・・・。




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20数年前に作ったプリアンプです。
思わず懐かしいなー・・。



完全に近い密閉構造ですので内部への埃の侵入は見当たりません。
真空管ソケット周りもピカピカ。



B回路のデカップリング抵抗周り。



抵抗のリード線もピカピカ。普通B回路周りは埃を吸い寄せてハリネズミ状態に成っています。
此れで20年以上も使われていたなんて、信じない方が普通でしょうね。
シャシに放熱口を開けるから埃塗れに成るのです。日本の高湿度で埃が水分をを含んだら・・・・。
何を言いたいか判りますよね。

でも当時のアンプ。恥ずかしながらアーレンブラットレイの抵抗だらけ。
もう10年以上前に、ストックのアーレンブラットレイは全て処分しました(あの時の仕入れ金額、可也だったと思う、汗)。
でも、問題を感じるパーツを使い続ける事は僕には出来ません。潔く廃棄(まあ廃棄価格で処分したんですけどね)。
その後、今の抵抗に変更、ノイズがガクッと減りましたし動作も安定(アーレンブラットレイの抵抗値、金帯はウソだ、笑)。

で、手持ちのパーツの関係で抵抗を新型に換える作業の受付は終了したんだけど・・・・・。
今回の依頼は『真空管の動作点を最新の物と同じに。』
この作業って抵抗を全て交換なんですよ。
つまりアーレンブラットレイが綺麗に消えて最新の抵抗器に・・・。
上手い仕事の出し方かと・・・・・・・(大汗)。

さて、始めますか。兎に角綺麗にパーツの取り外しから・・。






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プリアンプの都市伝説に『ゲインを必要以上げてVRを絞った状態で丁度良い音量にしないと躍動感が出ない。』

常識で考えるとVRで絞ってアンプで持ち上げる。本当に馬鹿馬鹿しい理論なんです。
でも、過去の僕のブログをきちんと読んだ方はこの点に触れている僕の書き込みを見ている筈。
本当に不思議ですよね。ハイゲインのアンプをVRで絞って使った方が音が良い。
この現実は認めていたんですけど理論的に納得行かない(此処で経験上って納得したら・・。理論的に納得出来ない経験は要チェックです)。

で、僕の最近作るアンプ。VRを上げて使うゲインでもいたって好調。逆にVRを絞って使うデメリットも感じる位。

そうか、出力インピーダンスの所為だな。

ハイ、最高のヒントを書きました(笑)。

今の装置、フォノと比べてCDの出力が大きく、切り替える度にVRの調整が必要。
で、CDプレーヤーの出力に減圧トランスを入れます。此れでフォノとのゲイン差も解消出来ますし音質的にもアップする筈(なぜかは考えてね、ヒントとして出力インピーダンス)。

最近機器間を繋ぐシールド線を問題視しています。とくにMCトランスの出力シールド線(要はハイインピーダンスでのシールド線、もう気付きました 笑、 管球時代のマッキン、1MΩのVRを使っていましたしマランツ(あ、LUXも)だって250kΩ。数kΩ(これでも高い)のVRを使いたいですよね)。

MCトランスはアンプに内蔵してノンシールドで入力素子に接続。
こうしないとMCトランスが可哀想。


僕の作るプリアンプ。トランジスタ並みに100kΩのVRを使っています。ですけどこのblogを書きながら次のステップが見えて来ました(オイオイ終わりは無いのかよ)。

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エーーーーーー(笑)。
なんとなく僕の店の名前でネット検索。
色々なブログで紹介されていて非常にありがたい取り上げ方をして頂いています。

そんな中に・・・・・・。

https://usedaudio.jp/products/detail.php?product_id=95

一瞬目が点。僕のアンプを使って頂いている方は殆ど把握しています(逆を言うと把握出来る台数しか作っていない、でもこのスタンスは変えたくない、利益優先の大量生産はしたくない、まあそんな数作れないんですけどね、笑)。
あのアンプを使われていて現在連絡不能の方は・・・・。

ひょっとしてあの方かなー(きっとオーディオを止めていると思われるので)?

で、販売している所でも判っていない点(笑)。
シャシ上面に取り付けて有るグレーのトランス。
MCトランスです。つまりMCカートリッジを直接使えます。昇圧比は1:20ですのでSPU辺りが使い易いです。

もしお買い上げに成った場合は僕の所でメンテの責任は持ちますのでご安心を(有償には成りますが責任を持って面倒を見ます)。

一つ心配なのが電源部の写真が載っていません。付属品も電源ケーブルと説明書と成っていますし・・。
もしお買い上げの場合は別電源が付属されている事を確認して下さい。





でも、僕のアンプがこの様な形で売られているのは初めての経験です。
あ、あるブログで僕は伊藤喜多男氏の弟子って成っていたけど間違いです。
彼には何も教えて貰っていませんし(同業者の意地です、笑)、逆に亡くなられる直前に会った時には僕のネタを散々話しました。

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遅々として進まない新しいプリアンプ製作。
要はお客様に頼まれた仕事が優先。と言うのともう一つ、ドライブ部の電源トランスが上がって来ない。
パーツが全て揃わなけりゃシャシ図面が書けないんですね。

今日は朝から仕事でお出かけ。
帰宅すると郵便受けに宅急便屋さんのメモ書き。
例の場所に荷物を入れて置きました。

ヤマトのお兄ちゃんに『留守の時には此処へ入れて置いてね。』と話が出来ている。
秘密の場所を覗くと段ボール箱が一つ。

送り先はトランス屋さん。ヘヘ来たぞ。



中身はこのトランス。ECC99を2本動作させれば良いので可愛いサイズ。
それでも僕の動作点を可也オーバーさせる電流にも耐えられる容量を持たせている。
ECC99。まだ使い始めて期間が短いので本当の最適ポイントが判らない。
馴染みのECC82だって使い方が分かる迄、可也の期間を要しています。

これで全てのパーツが揃った。図面を書けるんだけど他の仕事が忙しくて・・・・・。



真空管ってどんな動作点でもとりあえず動いちゃう。そんなもんだからかなり誤解されている真空管多々。真空管の動作点の吟味。これが出来てから真空管の音を言わなきゃ成らないのに・・・。

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プリアンプの悪戯は続きます。
昨日弄ったのはフラット段。

OPTに許容量を超えた電流を流すのですから此処を弄るしか有りません。
定格の1,4倍の電流を流します。
この程度では断線の恐れは有りませんが、磁気回路の直流磁化が大きくなりトランスのインダクタンスが下がります。

勿論オシロで波形観測。ヘー、この程度のオーバーは平気なんだ。
なぜ電流値を上げたかと言いますと、真空管の出力インピーダンスを下げたかったのですね。

要は低域はチョイ我慢して高域特性を良くしたかった。

エーー、残念ながら高域特性の変化なし。

トランスの限界か・・。

まあ、データー上の変化は出なかったのですが(低域、高域共に)聴感はどうなったのかな?

早速接続して試聴開始。

VRを上げただけでNGに成りました。イエノイズが増えたんではないですよ。
別な問題点、VRを廻すとシャーというノイズ、廻すのを止めると出ません。
廻している時だけ。つまり軽度なガリオーム。

成る程ね。と納得して再び作業台の上。

これから更に弄ります。



弄れるのは今日が最後。
明日、外注先からターンテーブルが上がって来るのでそちらを優先しなくちゃ。

あ、ガリオームの原因に気付いた方は真空管を知ってますネ(笑)。

22:00の追記です(笑)。
結果、元の状態に戻しました。でもねー・・・。
単純に戻すのでは面白くない。
OPTはもうチョイ電流を増やしても大丈夫。
で、気は心程度プレート電圧を上げ電流値も増やしました(誤差範囲、汗)。

只今セッティング完了、馴染みのレコードに針を下ろします。
若干良く成ったかな?(リアル感が増えました)。
此の辺に成ると装置全体のバランスでどうとでも成る範囲です。
要は僕の装置には合った。
まあ、当分此の侭で聴きますか。

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色々と雑用があって、今日に成ってしまったOPTの受け調整。
出力側に繋ぐミリバルを購入したのでオシロの世話に成らないでサッサと完了。

で・・・・・・・。
新しいプリが出来上がるのは当分先。
貸し出し用のプリアンプなんだけど・・・。

僕用にチューンしたく成った。別にインチキをするのではなく、僕の他の機器を考えて専用の動作点に(カートリッジもSPUに固定します)。

貸し出し用は市販の装置に合わないと拙い。カートリッジも出力の大きな物をつながれても大丈夫な動作点を選ぶ。

今度作るプリアンプ。全く市販を考えていません(ドライブ内蔵ですからね、笑)。
その為に色々と試して見ないと判らない事もいっぱい。

今の試聴用で実験もしてしまえ。

まあ、散々弄り回したアンプですので大幅な変更は有り得ません。要は重箱の中を突く悪戯です。





お勧め出来ない実験も有ります。OPTにメーカー推奨値を超える電流を流して見ます。限界を確かめたいのです。逆に言うとこんな事ぐらいしか残っていないんですね。
トランス2個、お釈迦を覚悟の実験ですので絶対に真似しないで下さいね。

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