平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
僕が12年前から住んでいる神奈川県の僻地。
本当に僻地です。公共の交通機関は略有りません。
天候次第で、外地からの連絡網は切断されます。一人暮らしでも冷蔵庫は2台必要です。

そんな場所なんですけど・・・。

治安の良さは格別。
以前八王子で店を開業していました。
サボテンを育てていたのですね。大事に育てて花が咲きました。
当時、昼間は店の外に置いて太陽光に当て、夜は店の中にしまうと言う毎日でした。5鉢の内2鉢が開花。ムチャ嬉しかったのです。
ある日、夜に店内にしまうのを忘れて帰宅をしてしまったのですね。
翌朝、店の前に出しっぱなしのサボテンは全て消えていました。

今現在・・・。
表に出しっぱなしのバラの苗。金額にしたら・・・・。
で、全然心配が無いのです。
毎朝、昨夜と同じ場所で僕を迎えてくれています。

僕って人を疑るのが苦手です。
そんな僕にとても住み易い土地なんです。

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10年ぶりのホーンの制作。
大変なのは判っていたんですけどねー・・・・・。

現状。


2個目です。1個は完成。

で、只今の作業はサンドペーパーで仕上げ中。
要はですね、旋盤でカーブの切削はムリなんですね(特殊な旋盤ならできる)。

作り方としては、10°毎の角度で削ります。
開口部は片側40°。スロート部はバイタに合わせた4°。
この間を、10°ずつ角度を変えて削ります。
10°の山の部分を5°で削ります。
つまりカクカクと曲がっているホーンが出来るのですね。
そのカクカクをサンドペーパーで落として行く。

まあ、書くと簡単なんですが作業量としては・・・・・・・・。
正直カクカクとなだらかな曲線で音の違いはどの程度出るのかなんですが、やはりホーンの美しさは綺麗なカーブ。
一定のRでしたら最近の旋盤なら簡単(付き合っている旋盤屋さんでも出来る)。
ところがホーンの場合はスロート部はRが大きく、開口部はRが小さいのです。
つまりどこの場所も同じRでは無いのです。
これを言ったら馴染みの旋盤屋さんはウーーーーーン。

アルミの微粒子が空中を舞いますので、鼻の穴の中は真っ黒(マスクをすれば平気なんですけど)。

何ともアナログチックな制作方法で頑張っています(腰が・・・・・・)。


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ご無沙汰をしております(汗)。なんせ何が何だか判らないのですが兎に角忙しい。会長を降りた自治会の仕事や祭り等ナンデヨ状態。

でも頑張ってホーンの切削は続いています。1個は完成。2個目は仕上げの段階。腰痛との戦いです(笑)。

昨日、一昨日と肉体労働が続き体はバテバテ。休養日にしました。
カメラを持って庭へ(正しくは道路へ)。


芝桜が満開。
2年前、浄化槽の工事で掘り返されて激減していたのに、完全復活です。
拙いのは道路に置かれた大量のプランター(10個以上かと・・汗)。

部落の人に話すと『皆楽しみにしているのだから良いんじゃない。』の言葉に甘えています。

チューリップ畑。


此れは今年で見納め(涙)。イエ、この土地の持ち主から返してくれと言われたのではないのです。
昨年の秋、サクランボとスモモの苗を買いました。芝桜の間に植えようと計画をしました。
それを新自治会長に話したら・・・・・。
『鳥に食われるよ。』
ガーーーーーーーン(ショック)。

参ったなー。芝桜の土地に防鳥ネットを張るのには、柱を最低でも4本立てる様です。
芝桜が・・・・・・。

暫く悩んでピコン。
チューリップの土地に植えれば良いんだ。隣に藤棚が有るので、反対側に2本の柱を立てれば簡単に出来る。藤棚の強度は無茶苦茶有るし・・・。

そんな訳で、梅雨前に球根を掘り出して希望者に配る事にしました。最近花友が増えましたので安心です。

で、急激に増えているバラ。今何鉢有るのかも判っていない(数えるのが怖い)。
そんな中、去年の7月に庭へ植えたツルバラ。


蕾が出来て来ました。9ヶ月以上可愛がっているのに初めての蕾です。
そろそろ花を見させてくれても良いよね。


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覚えてますでしょうか?昨年秋に掘り上げた巨大なユリの球根。
直径が10cmを軽く超えていました。

その球根が発芽。


土を邪魔だよーって言って押しのけての発芽です。
巨大な球根のバカちから。

エーーー、ユリの球根って凄く深く植えるのです。
この球根の場合は、球根の上に10cm以上の土を被せました。
その土を押しのけての発芽です。

なんで深く植えなきゃダメなの?
ユリの球根は上下から根が出ます。下側の根は単に球根を支えるだけで養分吸収はしていません。
球根の上に出る根が養分吸収をするのですね。
その為に球根の上側にタップリと土が必用なのです(偉そうに書いてますが受け売り、笑)。

今年の庭にはユリの球根は14種類。何処に何を植えたか不明(汗)。咲けば判るかと・・・・・・。
昨年暮れに植えたビオラ。


一株一株が大きく育って株間の隙間が無くなりました。


一昨年の暮れに10球植えたチューリップの球根。
一切世話をしていなかったのに35以上の花数。1シーズンで3倍に増えるとなると、来年は100以上に・・(怖)。
そんな訳で近所のおばさん達におすそ分けをする事にしました。
で、このチューリップの名前は『レディージェーン』と言います。
これを言うとおばさんたちは大喜び。女性なんですねー(笑)。

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頑張ってますよー。


10年ぶりのホーン切削。
此処迄削るのに丸2日。見た目よりも大変な仕事なんです。

なんと言っても自動送りでの切削が出来ない。
手でゆっくりとハンドルを回してバイトを送ると言う作業なのです。
上半身は微妙な前傾姿勢。

昔、旋盤を導入した時に、旋盤技師の方から言われました。
『旋盤作業は一日に5時間以上したら体を痛めるよ。』

当時付き合っていた旋盤工場は2社。
用事が有って行くと、社長は殆どお茶を飲んでいるか新聞を読んでいるか・・。
仕事していないなー。って思っていたんですが、自分でして見て納得。
ムチャクチャ腰に来る。

若いころで5時間ですから、今の僕には2~3時間が精いっぱい。
作業を終えたらお風呂にドボン。ゆっくりと体を温めてマッサージチェア。

ア~~~~~ア。



写真で判りますかね?チャックの爪とホーンの間に薄いアルミ板が挟まれています。
ホーンの外周に爪痕を残さない為なのです。
今回のオーナーになる方の希望は、アルミの磨き上げた表面にして欲しい。
6061を使いましたので、殆ど錆びません。
10年間試聴室に転がして置いても前の写真の状態です。

長期の使用でうっすらと曇ったら、液体クレンザーでゴシゴシすれば元の光沢を取り戻します。

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試聴室に10年近く前から転がっている材料。


馴染みの旋盤屋さんに作って貰ったバイタ用のミッドハイホーン素材。
ねじを切るのが面倒で、頼んだ方が早い。と言う事で毎回作って貰っています。

事の発端は、10年以上前にひょんな事からバイタのS3が手に入ったのです。
いまの10Wは1,5KHz辺りから分割振動を始めます。ピストン領域で使いたい・・。
つまり1,5KHz以上を他のユニットに任すのですね。

こうなると通常のツィーターは使い物に成りません。
で、僕の設計したバイタ用のミッドハイホーン、カットオフが1KHzを下回っていますのでバッチリなのです。
そんな訳で、10年近く前に作った素材なのですが、兎に角時間が無い。と言う訳でこの状態でほって置かれたのです。

そんな時に悪友からのメール。『バイタのS2が手に入ったんですよね。ヤハリミッドハイホーンですか?』

ウーーーーン、最近自分用に用意していた物を取られるパターンが無茶多い(汗)。
自分の装置のマルチ化はだいぶ先に成る。
ピ『自分用に用意した素材が有るけど廻しても良いよ。』

そんな訳で、急遽ミッドハイホーンを暫くぶりに作ります。
で、また始まった・・・・。


どうせ作るなら病。過去の図面をもう一度ジックリと見直し。
微妙な所なので、どの程度音が変わるかは不明なんだけど、ホーンの形状をどうすると音がどうなるかは経験済み。

今回その下に使うシステムは音の芯がシッカリとしたシステム。
それに合わせるならこのカーブの方が良いよね(ア~~~~ア)。

そんな訳で、方眼紙に何枚も書き直し。
写真の図面は最終仕様とは違います。最終仕様は企業秘密(笑)。
バレても作る人はいないよね。

で、またもや僕の予定を変更。
昔、HPでホーンシステムの音質について持論をぶち上げた(その持論、今でも変わっていませんし核心を付いているかと・・)。

要は、ホーンとドライバーの音質に関する重要度の割合は、ホーン8割、ドライバー2割。
ホーンの音質を決めるのは、材質2割、ホーンのカーブが8割。

なんてぶち上げた物ですから、いま入手の難しいバイタを使ったらインチキだよね。誰でも使えるドライバーを使い、ホーンで勝負をしなくちゃ。

そんな訳で、1吋ドライバーを使います。今迄に作った1インチ用のホーンは3KHzから使うのを薦めていました。
1,5KHzはきついのです。
そんな訳で1吋用の1,5KHzクロスで使えるホーンの設計を始めました。
まだまだやる事がいっぱいです。

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ここ数か月以上(1年以上かも)挿し木(挿し芽)に嵌っています。
只の枝切れから新芽が出て来る。段々と親株と同じ形に育って行く。
その過程が楽しいのです。

その状態の鉢が20個くらい(もっと多いかも?)庭に出ています。
通りかかる人からは丸見え。
しかもかなりの確率で成功しているので・・・・・・・・。

お世話に成っているおばちゃん『家の庭の猫柳を増やしたいんだよねー。』
ハハ、要は挿し木で増やしたい。自分でするのには自信が無いのでピンキーさんに・・・・。

と言う事で、今朝伺って挿し穂を取って来ました。
数日前から挿す鉢の準備は出来ています。
この状態。


7~8本と言われていたので10本挿しました。
猫柳は初めてなので、実験を兼ねて枝の形や太さもバラバラ。
基本的に柳の種類は挿し木の成功確率が高いので行けると思います。
逆に10本成功しちゃうと・・・・・・・(汗)。

序に・・。

去年の秋に植えたニンニク。25球全てが発芽してこの状態。
超有名なホワイト六片。普通スーパーでは売っていないので僕は食べた事が無い。此れを使っている高級料理店には縁が無いし・・。
で、娘にメールをしたら『私にんにくは大好きだからねー。』って返事をもらったので責任重大です。

更に・・。

おととしの秋に植えた球根30個。
昨年は葉が出ただけで終わってしまったので諦めていたら、今年は葉の色の良い芽が出て来ました。
今年は咲いてくれるのかなー・・。


エーーー。今回の挿し木を頼まれたおばちゃんの家。玄関先にバラが植わっています。
可成り枯れかけていて青息吐息状態。
で、2ヶ月位前に僕が手入れをしたんですね。
そうしたら3週間後に小さな芽が根元近くから出て来ました。
其の1週間後には、地際からまた新しい芽。
最初の芽を発見した時に僕は『まだまだ生きたいよ。』ってバラが言っていると感じたのです。
直ぐに2度目の手入れ。

昨日見ましたら、最初の芽は勢いを失いましたが、2個目の芽は元気はつらつ。
更に元気をなくした芽の隣にまた新しい芽を発芽。
バラって手入れに対する反応が凄く早いのです(で、ハマッタ)。

そんなこんなで挿し木を頼まれてしまったのですね。
近所の人達は『商売替えをしたら』って言っていますけど・・・・・。

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昨年の7月に植えたバラ。
とんでもない成長をして通路の邪魔になる枝をチョキン(11月上旬)。
50cm程度の枝でしたが、捨てるのも惜しく5本に切り分けて挿し木にしました。

其の鉢の今日の姿。


もう葉を茂らしている株も有ります。
一番最初に葉を開いた株。


小さいながらも立派なバラの株に育っています。
一番芽を吹くのが遅かった株。


小さな芽が『元気だよ』って言ってます。

実は2週間ほど前に発根を確認したくて(我慢出来なかった)、鉢を逆さまにして5株共抜いてしまいました。
根の大小は有りましたけど5株全てが発根。
挿し木に使う土は肥料分が無いので、一回り大きな鉢に肥料分を含んいる土を入れ、其処へ植え直したのです。

5本共に行先は決まっていますので、その点は安心です。
来年、花芽が出たら嫁に行きます。


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