昨日は新店舗の仕事でおしまい。
今朝から始めたブラケットの交換です。
写真を見ると一目瞭然。ブラケットの機械強度の違いが判るでしょう。
手前のブラケットがメーカー純正ですがアルミキャスト。
しかも、うちっ放しで機械加工の仕上げがないんですね。
キャスト製品の機械精度はお世辞にも良いとは言えないんです。
つまり液状に成る迄温度を上げ、金型に流し込みますね。
金型の精度は良いと思いますよ。
デモですね、高温から常温に戻る時の金属の熱収縮。
特にアルミは凄いんです。
この収縮で精度が出せません。
で、精度の必要な部品はキャスティングのまま使われる事は無く、二次加工で切削し精度を出すんです。
このブラケット、その二次加工を一切やっていません。
底面の平面性も出ていないんですね。
仕方なくピンキー君は硝子板の上にサンドペーパーを置いて、ゴシゴシ。
底面の平面性を出してから使う有様。
今回は最初からの削り出しですから、精度は比べ物にならないんです。
ここの精度が出ますと、シャフトのカップリングが楽をするので、カップリングからの振動は激減。
更に強度も高いのでモーターをシッカリと固定。
機械物の基本。
動くところはガタ無くスムーズに。
動かないところはシッカリと。
たった此れだけです。
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