此れはなんでしょう?
直径32Φの丸棒。
材質は純鉄。
本当は20cmも有れば十分実験出来たんですが、特殊な材質(一般にはあまり使われない)な為に定尺でないと売ってくれません。
定尺の長さ、3,4m・・・・・・。
実験に失敗すると完全に無駄。
成功しても、僕の所での消費量では一生掛かりそう。
で、何に使うのかと言ったら、ネットワークのコイルのコア。
ヘーーー。空芯コイルじゃないと使わないんじゃ・・?
こんな声が聞こえるのは承知。
でも、背は腹に代えられない。高域のコイルなら空芯で行きますが、ミッドバスとも成ると、かなりのインダクタンスのコイルが必要に成ります。
空芯で巻くと直流抵抗が無視できないレベルに成って来ます。
今迄、コア入りコイルが嫌いだったのも市販品を使った所為。
考えて見ると皆コア材料に安物が使われていた。
パーマロイの積層コアも良いのだけれど、断面が4角に成ってしまう。
そうなるとトランスの様に細い線材なら良いけれど、2mmもの線を巻くのは辛い。断面は円形が・・・・・・・。
で、白羽の矢を立てたのが純鉄丸棒。
透磁率ではパーマロイに敵いませんが、磁気歪みという点では負けないのでは?
まあ、この辺はやって見なけりゃ判らない。
専門書などを読みかじっても、なんにも判りません。
実行有るのみ。
でも、失敗したら余った純鉄どうしよう(汗)。
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