昨日迄のアンプ改造。其れ成りに成功なのですが・・・・・・・・。
マー、いつもの事なのですが、バランスが崩れました。
昨日からスピーカーのアッテネーターを上げたり下げたり。
装置と言うものは面白い物で、弄ったその場で判断すると痛い目に合います。
散々弄ってきた僕でさえ即断はしません。
まあ、昨日の感想はポテンシャルの上がったのを感じたと理解してもらえると嬉しいです。
１～２枚のレコードを聞いて判断すると単に其のレコードではと言う範囲で、僕みたいに聞くジャンルの広い人間では、判断するのに最低１週間。掛かる時は１ヶ月を要します。
今もオスカーピーターソンを聞いていますが、レコード片面で最初と最後ではもう違う。
その度にスピーカーの所まで行ってアッテネーターをチョコチョコ。
で、合ったとしても、ピーターソンのレコードに対してで、他のレコードは判らない。
でも、不思議な物で、本当にバランスが取れると、何のレコードを掛けてもバランスは崩れません。
レコードによってアッテネーターの位置を変えたくなっているうちは、マダマダなのです。

この文章を書いている間もピーターソンの鳴り方が変わって来ています。其れも良い方に。
ライブ盤なのですが会場の広さや奥行きが、以前と較べると別物の様。レコードってこんなに入っていたんだ。
で、この様にアンプを弄って俗に言う情報量が増えた状態。面白い物で、こんな時のスピーカーは一瞬戸惑います。今まで入れられた事の無い情報を入れられたのですから、戸惑って当然。振動系は其の信号に慣れていません。
車に例えると、いつも奥様が買い物に使ってノロノロ運転を続けた車は、イザ飛ばそうと思っても回転が上がら無いのと同じ状態。
スピーカーでも同じ事が起こります。僕の周りの人たちは皆経験済み。
其処で、元々ポテンシャルの有るスピーカーなら、時間を掛けると現状を理解し鳴って来てくれます（今のオイロダインが其の状態）。ポテンシャルの有る車なら、アクセルを踏み続ければ廻るようになるでしょう。
今掛けているピーターソン。正直な所、僕の愛聴盤では有りません。今迄はチョット退屈かな？でも気分的に疲れている時は良いかな？
ハハハ。違っていました。とんでもない名演奏。
ピーターソン、ゴメン。

[0回]