何度も此処のBLOGで書いている、今更ならのティップトゥーのヒット。
兎に角、STAX純正でもこんなに売れた事は無い。
作っている工場の社長は大喜び。
今迄の経過を整理しますね。
STAX社がティップトゥーを売り出したのは30年位前。
当時代理店だった僕の店も導入。
その時はアルミ製と真鍮製の二種類が発売されました。
驚く位、両者の音には違いが有ったのですね。
その頃、付き合いのある在る会社の社長さん(今でも付き合っています)がステンレスでティップトゥーを作って来ました。
こいつも、先の二種類とは丸ッ切り違った音で鳴り出したのです(この時、音響的にはステンはダメだなって勉強したんですね)。
その社長さん、STAX社のアルミのティップトゥーを買って帰りました。
その何年か後にSTAX社は解散。一部の業務は残りましたがまったく別の会社に成りました。
その当時の僕のティップトゥーの感想。
アルミ以外は使えない。そのアルミも使い方で諸刃の剣。
装置全てに使うと副作用が大きく、使う箇所を試しながら使用する事。
具体的に言っちゃいますと、切れ込み、ピントは良く成ります。
調子に乗って使い過ぎると、音が鋭くなりキツイ響きに成ってしまう。
つまり金属音に成り易い。
この辺が僕が今一使わなかった原因なんですね。
勿論、一部には使っていました。
只、装置全部には使えない。
そんな時(此処へ引っ越して直ぐ)、ティップトゥーの存在を知らないお客様が来店(新しい方です)。
調子に乗り易いピンキー君はティップトゥーの説明を。
ちょうど手持ちに数が有り、スピーカー(平面バッフル)の下に・・・・・。
僕も驚く位良く成ったのです。しかも副作用が出ないで・・・・。
まあ、その時は何にも感じなかったのですね。
今回はたまたま巧く行った。
でもその後、ティップトゥーの使用量を増やして行きました。
副作用は全然出ないで・・・・。
その辺から疑問に思って来たんです。
STAX社の物と僕の作っている物では違うんじゃないかと・・・・・。
STAX社の物を扱っていた頃は、工作機械なんて有りませんでしたから、アルミの一言で片付けていました。
今の僕は機械加工をしています。
その経験で、アルミって物凄い種類が有って、共振の仕方も凄く違う。
アルミと真鍮とステンであんなに違った音を出したティップトゥー。
同じアルミでも種類によって違う音がしても当然。
そんな実験です。
今回実験の対象にしたのはヘッドアンプ本体。
手前の沢山のピン端子は負荷抵抗の調整用。
こんなに沢山の抵抗で実験しています。
勿論、お客様に余計な数値の抵抗を買わせない為に。
俎上に上がった純正ティップトゥー。最後の手持ちです(見つかって良かった)。
パチモノと交換された純正品。
同じレコードを聞き比べ。勿論その間にVRは弄りません。音量が変わると判断が狂います。
結果は、僕の思っていたとおり。
純正は昔の副作用を出しました。
これで最近のティップトゥーの高評価が理解出来たんですね。
叩いて見ても音が違います。
純正はチーーンと鳴り止まない。
パチモノはダンプが効いて音の尾を引きません。
きっと純正品は2000番台のアルミ。
僕のは・・・・・・(企業秘密、笑)。
そう言えば、工作機械を買って直ぐに行った材料屋さん。
僕は、片っ端からアルミを叩いて共振音を聞いて材料を選んでいた事を思い出しました。
材料屋さん、不思議な顔をして僕を見ていたのを思い出します。
兎に角、STAX純正でもこんなに売れた事は無い。
作っている工場の社長は大喜び。
今迄の経過を整理しますね。
STAX社がティップトゥーを売り出したのは30年位前。
当時代理店だった僕の店も導入。
その時はアルミ製と真鍮製の二種類が発売されました。
驚く位、両者の音には違いが有ったのですね。
その頃、付き合いのある在る会社の社長さん(今でも付き合っています)がステンレスでティップトゥーを作って来ました。
こいつも、先の二種類とは丸ッ切り違った音で鳴り出したのです(この時、音響的にはステンはダメだなって勉強したんですね)。
その社長さん、STAX社のアルミのティップトゥーを買って帰りました。
その何年か後にSTAX社は解散。一部の業務は残りましたがまったく別の会社に成りました。
その当時の僕のティップトゥーの感想。
アルミ以外は使えない。そのアルミも使い方で諸刃の剣。
装置全てに使うと副作用が大きく、使う箇所を試しながら使用する事。
具体的に言っちゃいますと、切れ込み、ピントは良く成ります。
調子に乗って使い過ぎると、音が鋭くなりキツイ響きに成ってしまう。
つまり金属音に成り易い。
この辺が僕が今一使わなかった原因なんですね。
勿論、一部には使っていました。
只、装置全部には使えない。
そんな時(此処へ引っ越して直ぐ)、ティップトゥーの存在を知らないお客様が来店(新しい方です)。
調子に乗り易いピンキー君はティップトゥーの説明を。
ちょうど手持ちに数が有り、スピーカー(平面バッフル)の下に・・・・・。
僕も驚く位良く成ったのです。しかも副作用が出ないで・・・・。
まあ、その時は何にも感じなかったのですね。
今回はたまたま巧く行った。
でもその後、ティップトゥーの使用量を増やして行きました。
副作用は全然出ないで・・・・。
その辺から疑問に思って来たんです。
STAX社の物と僕の作っている物では違うんじゃないかと・・・・・。
STAX社の物を扱っていた頃は、工作機械なんて有りませんでしたから、アルミの一言で片付けていました。
今の僕は機械加工をしています。
その経験で、アルミって物凄い種類が有って、共振の仕方も凄く違う。
アルミと真鍮とステンであんなに違った音を出したティップトゥー。
同じアルミでも種類によって違う音がしても当然。
そんな実験です。
今回実験の対象にしたのはヘッドアンプ本体。
手前の沢山のピン端子は負荷抵抗の調整用。
こんなに沢山の抵抗で実験しています。
勿論、お客様に余計な数値の抵抗を買わせない為に。
俎上に上がった純正ティップトゥー。最後の手持ちです(見つかって良かった)。
パチモノと交換された純正品。
同じレコードを聞き比べ。勿論その間にVRは弄りません。音量が変わると判断が狂います。
結果は、僕の思っていたとおり。
純正は昔の副作用を出しました。
これで最近のティップトゥーの高評価が理解出来たんですね。
叩いて見ても音が違います。
純正はチーーンと鳴り止まない。
パチモノはダンプが効いて音の尾を引きません。
きっと純正品は2000番台のアルミ。
僕のは・・・・・・(企業秘密、笑)。
そう言えば、工作機械を買って直ぐに行った材料屋さん。
僕は、片っ端からアルミを叩いて共振音を聞いて材料を選んでいた事を思い出しました。
材料屋さん、不思議な顔をして僕を見ていたのを思い出します。
この記事へのコメント
なるほど。
LUXのパワーアンプには純正ティップトゥーを使っていたがマルチアンプやる時はパチモノに替えなきゃ。
LUXのパワーアンプには純正ティップトゥーを使っていたがマルチアンプやる時はパチモノに替えなきゃ。
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