上の二枚の写真。どこが違うか判るでしょうか?
細い錫メッキ線の引き回しが違います。
アンプ作りの基本。電位の定まらない所は作らない。
遊んでいる金属は全てシャシに繋ぎます。
真空管ソケットの中心部の金属ピンも例外では有りません。
ソケット横の4Pラグの取り付け部に落とします。
ヒーターラインも同じ。ヤハリ片側をシャシに落とし電位を決めます。
ヒーター端子と金属ピン。どちらもシャシに落とすのだからと、何も考えないと上の写真の配線に。
でもこれは間違い。正しくは下の写真。
上の配線ですと金属ピンからヒーターに繋がり其処からアースへ。
ヒーターピンとアースの間が共通インピーダンスに成ってしまいます。
パワーアンプぐらいですと、この辺を間違えてもハムは引きませんが、ヘッドアンプなんかでこんな配線をしちゃうと訳の判らないハムに悩まされます。
アンプを自作する人の大半がパワーアンプばかり。
確かにシャシの事を考えるとプリは大変ですが、微小信号の扱い方を覚えるにはフォノイコライザーを作らないと、腕は上がりません。
ノンNFのフォノイコライザーをノンハムで組む。
これが出来てから、パーツの音の違いを騒いでも遅くは有りません。
この記事へのコメント
いよいよ配線始まりですね。
シャーシのアルマイト加工が素晴らしく映えますね。
シャーシのアルマイト加工が素晴らしく映えますね。
シャシを小型にまとめたかったので、かなり立体的に成ってしまいました。
後、3日もあれば完成できるのですが、明日は出張。
その後は1年で一番イヤな仕事。決算申告書の作成です(汗)。
後、3日もあれば完成できるのですが、明日は出張。
その後は1年で一番イヤな仕事。決算申告書の作成です(汗)。
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