平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
製作中のギヤボックス。今回は初めての60Hz地域への出荷です(心配なので僕が持っていく、笑)。

色々と考察したらチョイ拙いんではないかい?僕の使っているモーター、50Hzと60Hzで出力が違う。60Hzの方が小さい。僕の使い方で真冬にはオイル粘度の問題でギリギリの出力なんです。
ワンクラス大きなモーターの方が良いな(安全パイ)。

そんな訳でモーター周りを再設計。周辺パーツも発注しなおし。設計は直ぐに出来たけど新しいパーツの入手に1週間弱掛かる。

パーツ入荷の待ち時間に・・・・・・。



僕が30年以上前に作ったパワーアンプ。LUXKITをベースにEL34ppモノラルアンプです。
ノイズが多く成ったと言う理由でドック入りに成りました。

今の目で見ると恥ずかしい配線の引き回し。モチ治しますよ。

更に此れだけの時間を経過したアンプでは必ず交換品。真空管ソケットです。マッキン、マランツ辺りでも必須なんだけどやっている業者少ないですよね。



30年経ったソケット。半田も劣化していて簡単には溶け出してくれない(今使っている半田なら平気、この時代は使っていなかった)。



交換の終わった整流管ソケット。
実は整流管ソケットだけを交換して動作チェックしたんですね。此れだけでノイズレベルが減ったんです(笑)。

ついでにノイズの巣窟のアーレンブラットレイの抵抗も交換です。
ウェストキャップも最新のフイルムコンへ交換。

この辺のパーツ、過去に拘る人の気持ちが判りません。
間違いなく現在のパーツの方が上です(ウエスタンのパーツなんて・・・)。

30年前のアンプ、完全に蘇らせますよ。



マッキン、マランツの中古品。真空管ソケットの交換をされていない物を売っていたらサギに近いです。修理に出してソケット交換を無条件でしない業者も同じですね(笑)。僕の知っている限りでは・・・・・。

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