ヘッドアンプと電源を繋ぐシールド線に良質な多芯の線が有りません。
普段は信号用に使っている2芯シールド線を使う事にしました。
そうなると、一番使い易いターミナルはレモ。
チョット勿体無い感じはしますが、微少信号を扱う所ですから、悪い事は有りません。
只、問題は信号の入出力もレモ。
自分のだから良いですが、お客様に出すアンプでしたら問題です。
間違えて挿す恐れが有るからです。
何か本番前には対策をするようですね。
此れが電源部分。ヘッドアンプにこんなのを使うのかと言われると、何にも言えませんが、音質の為には必要なのですから仕方が有りません。
なんだかんだ言いながら、一日作業。
出来上がり、MCトランスと交換。
入力が無い状態で、ボリュームを上げます。
ヤハリMCトランスよりはノイズが大きい。
NFを掛ければ簡単に減らせるんですが、同時に音楽の再現能力も減ってしまいます。
でも、不思議なのは無音の時はノイズを感じますが、音楽が始まるとトランスよりもS/N比を良く感じるのは不思議な事です。
電源線をシールドしたのは正解の様。
明らかに残留ノイズがが少なくなっています。
先程までMCトランスで聴いていたレコードに針を下ろします。
リチャードアレンも鳴き分けました。
いたって自然な再生音。極当たり前の再生音。僕の好きな音です。
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