今朝はなぜかオイロダインの機嫌が良い。音離れが良くて、低域のモコ付いた感じが全然ない。
ハハーーーン。
温湿計を見る。ヤハリ気温24℃。湿度50%強。
良い筈です。気温は25℃前後、湿度50~60%ぐらいが洋の東西を問わずスピーカーが機嫌良く成ってくれる条件です。
其処で意外と勘違いをされている方を見受けます。コーン紙やエンクロージャーが湿気を吸っていて音が悪くなると。
僕も以前はそう思っていました。でも犯人は空気なのです。湿度の高い空気は粘つきます。結果コーン紙の動きを押さえてしまう。
僕の店は、夜間は誰も居ません。結果、朝出勤すると、店内の湿度は結構上がっています。特に梅雨の時期などは尚更。
朝一番の音出し。粘った音で歯切れが悪い。で、エアコンのSWオン。この店のエアコンは面積に対して結構強力。湿度がドンドン下がります。10分程で音が変わって来るのが判ります。コーン紙やエンクロージャーが湿気を吸っていたのならこんなに短時間では音は変わりません。梅雨の時期はエアコンで除湿をしますと、室温も下がってしまいます。そんな時は除湿機が重宝します。僕のお客様のリスニングルームには除湿機が置いて有る方が結構多いです。
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