只今製作中のプリアンプ。天板に付く小物パーツが付け終わりました。
ラグの数が尋常ではない。回路は単純なのにかなりの数です。
で、問題はそのラグの形。
お気づきでしょうか?一般市販のラグと違っているのを。
センターの取付金具に配線用のラグ端子が付いていないのです。
一般市販品の殆どにセンターへも配線用の金具が出ています。
此れって使うの・・・?
此処へ配線をすると、黙ってシャシアース。
以前L社の有名なアンプの内部を見ました。
ヤハリセンターラグ付きの立てラグを使っています。
その部分にアース母線を次々に繋いでいました。結構あせる配線です。
母線の中を流れる電流は、シャシと母線の中を行ったり来たり。まあ、今だから僕も言えるのですが、其れを見た当時(30年近く前)は『フーーーン、アースってこう引くんだ。』と暢気なものでした。
ベタアースは絶対に禁物。と言う事はセンター金具に端子が有っても使えないのです。かえってなまじ端子が有るとショートの恐れも出て来ます。
高価な部品ではないですが、僕は此れを態々アメリカから取り寄せています。
何時まで作ってくれるのか不安ですが・・・・・。
追記。このラグの金属部分の強度はかなりのもの。チョット手で曲げたぐらいではびくともしません。国産にもこんなのが欲しいですね。
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