一昨日の続きです。ヘッドアンプの入力抵抗をFR推奨の10Ωに交換しました。
ヤハリ、其の侭では完全なハイ落ち。声に張りが無く、くぐもって聞こえます。何も調整しないで聞いたなら完全な失敗。
其処で、もう一度スピーカーのアッテネーターの調整です。たった一枚のレコードですからこれから変わると思いますが、この様に成りました。掛けたレコードは前の入力インピーダンスの時に最後に聞いたレコードです。
アッテネーターをこの位置にすると、バランスが以前と殆ど変わらなく成りました。
でも、音楽の表現は違います。まず低域、よい意味で締まりました、でも量感は減っていません。この辺はカートリッジの磁気制動が効いた所為と踏んでいます。其れと以前はドライバーを上げると煩く感じた人の声も煩くならず明瞭さが増えてきます。ツィーターのレベルもかなり上がりましたがヤハリ煩くなく単に音量が上がっていくだけです。
カートリッジ1本の試聴もこんなに手間隙が掛かるのです。ですから、人の家で良くなったと聞きましても、其の家では・・・。と考えてしまう困った性格に成りました。
この記事へのコメント
自己レスです。ほんのチョイの不満点が解消しそうです。其れは声の色気。此れはドライバー帯域をほんのチョイ上げると出易いのですが、今迄の状態で其れをやると煩く成ってしまいました。でも、入力抵抗を下げた今は煩く成りません。今日一日細かな調整に追われそうですけど、こんな時はわずらわしく感じません。人間って我が侭ですね。
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