二枚のレコード。ジャケットだけで説明は要りませんよね。超有名盤。
左は極普通のレギュラー盤。勿論国内プレス盤。

右は最近手に入れた特別盤（もらい物です）。僕はこの様な特別盤には結構疑いの目を持っている。マア早い話が過去に授業料を払っているって事です。



この特別盤にはジャケット表にも余計な文字が・・。折角のジャケットデザインを大事にしないセンスが見え見え。




裏のシール。この程度の表示で良いのに。

実は昨日暫くぶりのジャズファン来店。
チョイ気持ち良く、何時もより大き目の音量でジャズを楽しむ。
ヤハリ、ジャズはこのぐらいの音量で無いと楽しくない。

何枚目かのレコードでこの特別盤がターンテーブルの上に・・・・。
単に出し易い所にこのレコードが有ったに過ぎないんですが。

ビルエバンスが変、スコットラファロが変。

普段の僕の装置の音を知らない人には気付かないだろうけど、兎に角変。

B面途中で針を上げてしまった。

ピ『ヤッパリ駄目だ。』

レコードケースの奥から、レギュラー盤を取り出す。散々聞いて来たのでジャケットが汚い。

レギュラー盤に針を下ろす。シンバルが違う。ピアノが違う。此れを聞いちゃうと特別盤はCDの音。奥行きが無い。ニュアンスが出ない。
一緒に聞いていたお二人も僕と同意見。
年代的に、CDが出てからの特別盤なので、無理してCDに合わせ様としたのかな？

そう言えば、昔キングから出ていたスーパーアナログディスクも酷かった。レギュラー盤と較べるまでも無く、最初の音が出た瞬間判った。此れは駄目だ。

不思議と、オーディオ評論家の薦めるレコードって、碌なのが無い。
証拠に、後年に成っても名盤って言われているのが無いでしょ。

単に子供だましの驚かすだけのレコード。
仕事柄、そんなレコードはかなりの枚数手に入れたが（非売品もかなりの数有った）、今手持ちに一枚も無い。

特別盤を持っている方、一度レギュラー盤との目隠しテストをお勧めします（余計なお節介か、笑）。

追記
全ての特別盤が悪い訳では有りません。良いのも有りますが、ここで書くのは止めます。中古盤の値段を上げるだけですので。

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