平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
昨日調べた81の動作。



真空管の素性を知るのには必要なデーターです。

此処から最適と思われる動作点(この場合扱う信号レベルを考慮)を選びます。
うん、この辺で良いな・・・。

で、その動作点はECC82と比べると、結構高めのプレート電圧。
更に拙い事に、82よりも高い内部抵抗ですので、負荷抵抗も大きく成ります。
パワー管がEL34だったら使えたのにね・・・(と言うか必要)。

エーーー。パワー管を入れたアンプの場合は、パワー管の必要電圧を最優先で電源トランスの仕様を決めます(電流が大きいので抵抗器でのリップルフィルターは使いたくない)。
DCRの少ないチョークを使います。
で、今回のEL84のプレート電圧は低め。
結果トランスの巻き線も低い。

さて、81ですが内部抵抗が大きいので(82と比べて)、負荷抵抗値も大きく成りますよね。
そう成ると、負荷抵抗での電圧ダウンも大きい。
ハイ、供給電圧がEL84のプレート電圧よりも高い・・・・・・。

参ったなー、と言う事でもう一度ゲインの分担を計算。
84がフルパワーを出せるスイング電圧は・・・・・。
計算上、6,75Vでフルスイングします(バイアスが9,45Vですから・・)。

82のゲイン(20)で十分だよね。

と言う事で、パワー管の前の81を82へ変更です。
使用上、VRの位置は上がりますが、ゲイン不足は有り得ません。

あ~あ。最初から計算をし直さなくちゃ・・・・。




今回、81に流す電流を減らせば使えます。その場合音質が・・・・・。
NFを掛ければ平気なんですが・・・・・・。

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