平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
今朝も朝食後直ぐに図面への寸法の書き込みです。
此れを間違えるととんでもない位置に穴を開けてしまいますので、何度も確認。

細かな数値を電卓で足し算。合計が天板の外寸と合っている事を確認。
兎に角確認なのです。後でアレッと成らない為に手を抜けません。

図面の中は寸法線で埋め尽くされました。と言ってあまりにも全てを書き込むと、訳が分からなく成ります。

直ぐ隣の穴は、方眼紙を使っていますので、寸法が書き込まれていなくても判るので省略。
作図した人間が作りますので・・・(笑)。

そう言えば40年近く前、初めて僕の書いた図面を板金屋さんヘ持ち込みました。
高校の授業で習った通りに書いていったのですね。

其処の職人さん『中心線なんて実際には無いのだから、縁からの寸法で書いてよ。』
三角法なんかで書いても、職人さんが作業をし易い様に書き直す(この場合決まりとは関係なく)って結構多い様です。
僕の場合、僕が作る物の作図ですので、決まりよりも作業上判り易く間違えない様に書いてしまうのが癖に成りました。
僕には作れなく外注に出す物も少々ありますが、ヤハリ作業のし易い図面を欲しがります。
学校で習った事と現場は違う。って感じる事の出来る事例です。

で、作業台の上には真新しいA2の方眼紙(学校では真っ白な製図用紙にT定規と三角定規、コンパスで書きました)。


学校で使った道具と丸っ切り違います(笑)。
方眼紙上に書くので、直角はおのずと出ますし、寸法も簡単に判ります。
コンパスも使わず円を掛ける定規。簡単ですし、用紙にコンパスの穴を開けないで済みますし・・。
まあ、手抜きです。でもこれで十分判る図面が書けます。

新しい用紙へ書き込むのはフロントパネル。
天板が出来ないと、VRやセレクターの位置が判らないのですね。

一般のメーカー製は、デザインを重視してパネルを作ります。
正面から見て、信号の流れに沿ったツマミの配置をして有るのってほんの僅か。

僕の場合、デザイン(ツマミの位置)よりも内部の配置を最優先。デザイン重視は大手メーカーに任せておけば良いや。と言う・・・・。

出力トランスの高さを押さえたのですが、整流管が高い(汗)。
OPTを縦位置で使うよりは背が低く出来ますが、何処迄落とせるのかなーーーー。



そう言えば学校では0,3mmと0,5mmに削った鉛筆でしたね。チョイ使うと太く成るので、直ぐに削り直し。
今は0,3mmと0,5mmのシャープペンシル(サボってます、笑)。写真の物はきっと40年以上使っている様な・・・・。
最近、流石と思って新しいシャープペンシルを買いました。
結局使っていません。手に馴染んだシャープペンシルの方が書き易いんですね。
と言いながら、昨日0,3mmが芯詰まり。分解して掃除をして、使える様に成りました。
死ぬまで使うんでしょうね。

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