今作っているプレーヤーのシャフトの軸受けです。最近マイナーチェンジ(笑)。自己満足かもしれませんが、軸受けの共振を少しでも少なくしたいとの変更です。元々は砲金の丸棒からの削出し。今回はアルミ丸棒に砲金スリーブの焼き嵌め。材料代は安いですが、掛かる工程ははるかに複雑。結果値上げをしないといけないのに前の値段で受注をしてしまった(汗)。
焼き嵌めは、もう何度もしているのに、未だに緊張。一瞬の勝負です。途中で引っ掛かったらアウト。其れ迄の苦労が全てパー。焼き嵌めの内径が50mm以上有ると膨張する寸法も大きいので楽なのですが、僕のする作業は大きくても20mm以内。今回は20φで長さが90mm。中に入れる金属も砲金ですから熱膨張係数は大きい。結果グズグズしていると途中でストップ。
巧く出来てホッ。今夜のお酒は美味しそう・・・。
注)焼き嵌めをしてからスリーブの内径を仕上げます。精度を少しでも上げたいつまらない拘りです。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック