昨日はヒーター電圧の測定で時間切れ。
今日はB電源を繋いで、最終チェックです。
電源SWをON。
テスター棒を素早く移動し、各真空管に正常な電流が流れているかを測ります。
1本の真空管に手間取っていると、異常電流の流れている真空管を駄目にしかねません。
さっさと測るのが重要。
で、各真空管。見事計算どおり。なんせ、電源が違うのですから、中々計算通りに行かないのが普通。
要は計算値に対して、チョットずらした抵抗値で組みます。このサジ加減具合は経験で覚えるしか有りません。
電流値が決ればもう安心。これからはユックリと測定。
フォノ入力に1kHzの正弦波を入力します。
見辛いですが、オシロの波形はイコライザー段の出力波形。
上下(左右ch)の波高値が揃っています。重ねるとピタリ。
ノンNFですから見事。
増幅率は1kHzで40dB。
このぐらいのゲインは欲しいですね。
出来上がったアンプは、試聴の前にこの様な健康診断が必要です。
耳での好みの前に、まず健康体。
特に、人様に渡すアンプですから。
さあ、これから仕上げ。配線のバインドです。
今日中には完成です。
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