長年大活躍だったインピーダンステスター。
此れを買ったのは20年近く前。
励磁型のオイロダインを購入。最初から付いていたネットワークは不良品。
ゼロから作らなければいけなくなったんだけど、ユニットのインピーダンスが判らない。
メーカー発表値を信じるなんてとてもとても・・・・・・。
オイロダインの購入でかなりの鳴り物入りだったんだけど、無理をして購入。
購入は大成功。他のメーカーのユニットも嘘つきばかりなのが判ったし、ネットワークのノウハウも此れが無かったら手に入れられなかった。
10年ぐらい前、一度故障。秋葉原のサービスセンターへ持ち込み。
完全に治ったんだけど、その時の担当者の言葉。
『このテスターの修理は今回で最後です。』
此処へ来て、僕のオイロダインのネットワークが作り直しに。ユニットのインピーダンスが変わったのだから仕方が無い。
最初は、手持ちのコイルで何とかしようとも思ったんだけど、キッチリ作らないと最後には後悔が・・・・・。
昨夜一晩考え、完全に新調しよう。コイルは全て巻き替え。
そう成るとクロスの周波数も、もう一度考え直せる。
今日は朝からオイロダインとの蜜月。と言って音楽を聴いているのではなく、各ユニットが何ヘルツで切って欲しがっているかを慎重にチェック。
特にドライバーは下のクロスを選び間違えると大変。メーカー推奨の500Hzには拘りません。
実際、このドライバー。500Hzは嫌がる。もうちょい上にして。
ジックリと時間を掛け、疲れたら珈琲タイム。
全ての最適クロスを掴み、其のインピーダンスを測り終えたら・・・・・。
テスター、ご臨終。
写真の針。ゼロ点を指していません。で、ゼロ点調整が全然効かない。
針の動きも、とんでもない数値を示す。
20年間、お疲れ様・・・・・・・・・。
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