平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
二台の健康チェックが終わりました。
今回は基本的にバラバラにしますので、大物パーツ(電源トランス)の状態を知りたかったのです。

此処が駄目ですと、一生懸命改造してもすべてが水の泡。逆に此処さえ元気ならば何とか成ります。

二台とも、チェックOKが出ました。

で、二台の記念写真・・・・・。

二台のU22

二台並べて写しました。U22は非常に歴史の古いアンプで、市場に出ていた期間も長いのです。

僕が手に入れたのは、最終型の一代前。と言っても最終型とはVRが違うだけでした。

最終型のVRはコストダウンした物でしたので、結構嬉しがっていたものです。

写真の二台。左が新しく、右側は其れよりも古く、極初期型と思われます。
シリアルナンバーを見ますと、左は20379、右は20018。古い方は18番目の作品かもしれません。
また、左は379台も作ったとは思えませんので(当時、この様な高級アンプを買えるのは、本当にお金持ちだけだったのです)、3が3代目のモデル、79が生産台数の様に思われます。

僕も散々U22は見て来ました。それでも其の中で左のタイプでも一番古いものでした。
右のタイプは初めて見る物です。

U22、何度くらいマイナーチェンジしたのでしょうか?


電源部

左の電源部。


電源部

右の電源部。左に有った大型のホーロー抵抗が有りません。また配線材も絹巻き線ですので時代を感じます。


トンコロ

左のトーンコントロール部。


トンコロ

右のトーンコントロール部。
シールドが上部にされていません。
もっともアルミ板でのシールドですのでどの程度の効果が有るかは疑わしいのですが(笑)。


メーター駆動

左のアンプ。底板にトランスが付いています。メーターとのマッチングトランスです。


メーター駆動

右のアンプ。マッチングトランスが有りません。
インピーダンスの高い特注メーターを使用しているのかも?

信号ラインの見比べはこれからです。

結構楽しみ。違うパーツを使っているでしょうから(年代によってパーツが違うのは仕方がないのです)音色も結構違っていた筈です。

今回の改造で、完全にペアアンプへ持って行きます。

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