店を開店して以来、一番長期の夏休みを頂きました。
気分は爽快(笑)。
こんな時は仕事にも身が入り、良い作品が作れます。
只今掛かっている仕事。タイトル通りヘッドアンプの製作。
色々なアンプを作って来ましたが、過去に一番梃子摺ったのがこのヘッドアンプです。
何しろ、扱う信号電圧が無茶小さい。
此れに比べれば、ノンNFでプリアンプを作るなんて、チョー簡単。
アンプの自作派が、パワーアンプを作る方が多いのは、理解できます。
小信号を扱うのは、基本原理をキッチリ理解していないと不可能。
散々、色々な出力管で遊んでいる方。
一度ノンNFでヘッドアンプを作ると、とても良い勉強に成ります。
雑誌等に書かれているアースの引き回しは、間違いだらけと言う事にも気付く筈ですし・・。
音の好き嫌いなんて言っていられないのですね。音色に騙されない、正攻法が要求されます。
ノイズ対策でNFなんかに逃げますと、音楽が死んでしまいますし・・。
このヘッドアンプで覚えた配線引き回しを、パワーアンプに採用すると、またパワーアンプが良くなるんです。
正攻法は、どんなアンプにも適用します。
音の好き嫌いとは違った次元で。
写真は、ヘッドアンプの電源部。過剰品質かも知れません。でもこの過剰品質がヘッドアンプの性能を決めてもいるんですが・・。
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