当時の僕は、アイドラードライブのターンテーブルが一番音が良い。と思っていましたが、僕の口癖。
『何でだろーねー?理論的に納得がいかない。』
僕の親しい人達は、この言葉を僕から何回聞かされた事か・・・・・。
そんな時、マイクロの5000番を愛用しているお客様から電話。
『ターンテーブルの回転が安定しない。音楽が速くなったり遅くなったり・・。』
5000番の場合、本体の故障は考えられないので、モーターだけを引き上げる(本体は重いので持って来たくない、汗)。
モーターを分解。モーター本体ではなくサーボ回路の故障。単純な故障で直ぐに完成。
正しく治ったかどうかのチェックをしないと成らない。5000番本体は無い。
僕のターンテーブル。アイドラードライブ。
外周は垂直面がタップリ有る。アイドラーをターンテーブルから離せば、ターンテーブルの回転をさえぎる物は何も無い。
つまり、僕のターンテーブル外周に糸を掛ければ5000番のモーターが治ったかのチェックが出来る。
以前、8000番を使っていた経験上、糸ドライブ、更にサーボモーター。再生音には全然期待をしていなかった。
テストの時、常連のお客様が数人同席。
その時の常連さんの感想。
『ヤッパリ糸ドライブは駄目だねー。アイドラーには敵わないよ。』
確かに、何時もの僕の音よりも悪い。でも・・・・・・・・。
僕は正直、もっと酷い音がすると思っていた。
その時の僕の感想。
『サーボモーターだから仕方が無いが、思ったよりも悪くない。』
勿論その思いは、誰にも伝えず僕の心の底に・・・・・・。
そうなんです。なぜアイドラーは音が良いのか?答えが判らないのですから・・。
で、物凄く重要な事。
アイドラードライブのターンテーブルと糸ドライブのターンテーブルの聞き比べ。
正確にやった人はいないと思います。
僕のやったQRKと8000番の聞き比べ。
世間の人もガラードとマイクロの聞き比べ。プレーヤーキャビは違うは、ターンテーブルも丸っ切り違うは・・・。
駆動方式だけの聞き比べ、とはとても言えない聞き比べなんですね。
つまりQRKと8000番との聞き比べであって、アイドラーと糸ドライブの聞き比べではないのです。
でも、今回の試聴。ターンテーブルは全く同じ物。本当に駆動方式だけが違うのです。
駆動方式以外は完全に同じ条件。
こんな試聴。普通じゃ出来ませんよね。
マイクロのモーターを2~3日お借りして、真剣に聞き比べをしました。
僕の出した結論。糸ドライブは悪くない。と言うかアイドラーよりも可能性を感じる。
実験をしなければ・・・・・・・・。
此処から、今の糸ドライブへの道が始まったのです。
8年前の事でした。
続く。
『何でだろーねー?理論的に納得がいかない。』
僕の親しい人達は、この言葉を僕から何回聞かされた事か・・・・・。
そんな時、マイクロの5000番を愛用しているお客様から電話。
『ターンテーブルの回転が安定しない。音楽が速くなったり遅くなったり・・。』
5000番の場合、本体の故障は考えられないので、モーターだけを引き上げる(本体は重いので持って来たくない、汗)。
モーターを分解。モーター本体ではなくサーボ回路の故障。単純な故障で直ぐに完成。
正しく治ったかどうかのチェックをしないと成らない。5000番本体は無い。
僕のターンテーブル。アイドラードライブ。
外周は垂直面がタップリ有る。アイドラーをターンテーブルから離せば、ターンテーブルの回転をさえぎる物は何も無い。
つまり、僕のターンテーブル外周に糸を掛ければ5000番のモーターが治ったかのチェックが出来る。
以前、8000番を使っていた経験上、糸ドライブ、更にサーボモーター。再生音には全然期待をしていなかった。
テストの時、常連のお客様が数人同席。
その時の常連さんの感想。
『ヤッパリ糸ドライブは駄目だねー。アイドラーには敵わないよ。』
確かに、何時もの僕の音よりも悪い。でも・・・・・・・・。
僕は正直、もっと酷い音がすると思っていた。
その時の僕の感想。
『サーボモーターだから仕方が無いが、思ったよりも悪くない。』
勿論その思いは、誰にも伝えず僕の心の底に・・・・・・。
そうなんです。なぜアイドラーは音が良いのか?答えが判らないのですから・・。
で、物凄く重要な事。
アイドラードライブのターンテーブルと糸ドライブのターンテーブルの聞き比べ。
正確にやった人はいないと思います。
僕のやったQRKと8000番の聞き比べ。
世間の人もガラードとマイクロの聞き比べ。プレーヤーキャビは違うは、ターンテーブルも丸っ切り違うは・・・。
駆動方式だけの聞き比べ、とはとても言えない聞き比べなんですね。
つまりQRKと8000番との聞き比べであって、アイドラーと糸ドライブの聞き比べではないのです。
でも、今回の試聴。ターンテーブルは全く同じ物。本当に駆動方式だけが違うのです。
駆動方式以外は完全に同じ条件。
こんな試聴。普通じゃ出来ませんよね。
マイクロのモーターを2~3日お借りして、真剣に聞き比べをしました。
僕の出した結論。糸ドライブは悪くない。と言うかアイドラーよりも可能性を感じる。
実験をしなければ・・・・・・・・。
此処から、今の糸ドライブへの道が始まったのです。
8年前の事でした。
続く。
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