昨日組み上げたLC台。判ります?コンデンサーの数が変って、コイルが1個外れているのを・・。
昨日、組み上げてから、ネットワーク全体のインピーダンス測定をしたのです。
今迄は、負荷がスピーカーでしたから、測るだけ無駄。ネットワークのインピーダンス変動よりもスピーカーのインピーダンスの変動の方が大きいのですから。
今回は純抵抗負荷。純粋にネットワークのインピーダンスが測れます。
測ってみたら・・・・・・・・。
予想通り。ミッドの帯域だけインピーダンスが低い(無視出来る範囲ですが)。
なぜ、ミッドだけ下がったと思います?
この様なフィルター回路。カットオフの先はフラットって思っていません?
此の辺は、プリのイコライザーカーブで散々勉強させてもらいました。
LもCもカットオフの先でもリアクタンスは変るんですよね。
つまり、カットオフの部分でスパッと切れていれば問題は無いのですが12dB/octのカーブです。お互いのオーバーラップ部分。パラレルに成ります。
その分インピーダンスが下がるのです。
勿論クロス周波数はバッチリです。只インピーダンスの変動分、EL84アンプの動作点が若干変るのです。
まあ、NFゼロのアンプですので、インピーダンス変動には無茶強いのですが、此処迄頑張ったのですから、ネットワークのインピーダンスカーブをフラットにしたいのですね。
結果、ミッドの部分だけ負荷抵抗値を上げる事にしました。
負荷抵抗が変ったのですから、LC値も・・・・・・(汗)。
で・・・・・・・。
コイルも巻き直し。ここまでやって、何処まで音が変わるのか?って聞かれたら、どの程度でしょう?
まず、判らない範囲。と思っています。
でも、出来る範囲で頑張りたいのですね。
正直、今巻き変えているコイルを入れれば、インピーダンスはフラットに成るのか?って聞かれたら、やってみなくちゃ判りません。としか答え様の無いのが現実です。
でも、こんな事をやって、ノウハウが貯まるのですね。
無駄の中に、ノウハウって沢山見つかります。
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