昨日の調整で、略此処かな?と言う点へ辿り着きましたので、もう1台の製作です。
写真は元のネットワークの分解中。
で、昨日の調整。簡単に出来たと思いますか?
計算では出ない。実験有るのみ。と成ったなら、後は手数です。何回試したか・・。
最初の調整。意図的にチョイオーバーに振りました。思った通り低かったインピーダンスが狙いよりも高い値。
此れが大事なんです。行き過ぎて始めて限度が判ります。
ストックのコイルが大活躍。何個のコイルを解いたろう。
勿論、昨日巻いたコイルも、解きました。
負荷抵抗値を変えるのですから、その度にLCの値が変るんですね。
で、フト・・・・・・・・・・。
バイクのキャブセッティングに似ているなと(笑)。
兎に角試してみる。結果は思わしくないのが普通。一発で決るなんて思ったら大間違い。
負荷抵抗値も中途半端な値が必要に成って、3個もパラって調整。
兎に角、しつこさが勝負。ホント、キャブセッティングにそっくり。
完全なフラットには成りませんでしたが、変動幅が当初の1/3に成ったので此の辺かなと・・。
勿論変動幅の中心点は狙ったインピーダンスです。
此の辺までつめると、ミッドの帯域の中でも変動が始まります。
で、一番の問題点の、クロスポイントでの変動が無いので合格としました。
此れで安心してもう一台を作れるのですね。
で、僕の事だから・・・・・・・・・・。
この状態で音出し。落ち着いたら最初の計算値だけで作ったLC値に戻してみます。
データーでの差が、音の違いに現れるかの確認です。
まず、出ないとは思っていますが、この確認作業。ノウハウの蓄積には欠かせない仕事なんですね。
ちなみに、昨日の僕の残業時間。何時間だったと思います?
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