現在の僕の作業机の上。
二台目のLC台を作っています。
手前のイスの上には1台目が乗って、二台目の上にはスケールが何本も・・・・・。
そうなんです。一台目と二台目の部品の配置をそろえる為に、スケールで測っているんですね。
オイオイ、そんなの無駄だろう?ですか・・・・・・。
ハイ。音には全然関係有りません。
此の辺を気にしない方は、美食をバケツに盛っても平気で食べるんでしょうか?
綺麗な皿に盛っても、バケツに盛っても味は一緒ですが・・・・・・。
昔、トーンアームの内部配線の接点を減らしたくて、アームの外にリード線を這わすのが、一時流行りました。そうあの先生が推奨していましたよね(笑)。
その方式をやっていられる方の家へ、結構な件数訪問しています。
今だから言っちゃいますが、皆酷い音。がつがつしていて潤いの無い音。不思議と皆そうでした。
理論的には間違っていない方法なのに・・・・・・。
結局、この方式を取り入れた方々の鳴らし方なんですね。
ハッキリ言って、アームの外側に配線を這わすって見苦しい。
その見苦しさを気にしない感覚(と思う)の人達なんです。
昔から『音は人也。』と言います。
面白いほど、同じ装置を使っても、使っている人の性格が音に出てきます。
僕の周りのオイロダイン。全て違う鳴り方をしています。
それで良いんですよね。
追記です。
音は人也。此れを僕自身が味わっています。僕にはどうしても出せない音が有るんですね。どんなにやっても駄目。
僕はこう理解しています。その音が出せる様に装置のセッティングをすると、僕にとって、もっと大事な音が壊れ、無意識に出さないのだと・・・・・。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック