昨日の写真。判りましたでしょうか?
上のフライホイールを外しますと、この様に成ります。
モーターメーカーから出ている純正のギヤボックスなんですね。
此れをモーターの上に直接付けますと、回転数が数分の1に減速できます。
つまり、その分プーリー径を大きく出来るのです。
プーリー径が大きければ、糸との接触距離が増え、スリップは激減。
僕の思惑通り行くかは、やってみなくちゃ判りません。
机上の理論で済ませるのが大嫌いな性分です。
他人のHPを覗いて、判った振りなんて僕には出来ません。
兎に角、減速分に見合ったプーリーを作り、更にフライホイールを追加すると言う構成です。
出来上がり廻して見ると・・・・・・・。
ギヤの騒音が大きい。そりゃースパーギヤの組み合わせですから仕方が有りません。
問題はプレーヤーから聞こえる騒音がスピーカーからも出てしまうか・・?
レコードに針を下ろします。
スピーカーからはギャーと言うギヤ鳴りが・・・・。
ハイ、失敗です。でも・・・・・。
ギヤ鳴りに埋もれながらも聞こえる音楽。
間違いなく良く成っている。
中域のエネルギー感が段違い。
ヤハリ、糸とプーリーはスリップをしていたのです。
此れで、次の方向は見えました。
プーリーの径を大きくし、糸のスリップを防ぐ。
でも、どの様な減速機構を作れば良いのか・・?
この実験の結果は、僕の心の底に深く仕舞い込まれたのです。
続く
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