平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
一昨日の納品。ミッドハイユニットをコアキシャルのウーハーに繋いだのです。

結果は・・・・・・・・。

まあ、ここに書くのですからご想像を・・。
チョット驚いたのは、ツィーターの必要性をあまり感じなかった事。
オイロダインですと必要性を感じるのに・・・・・?

ドライバーは勿論新品ですから、これからのエージングで更に高域は伸びる筈ですし・・。

要は帯域バランスの所為じゃないかと・・?
コアキシャルのウーハー、実効口径20cm程。
オイロダインのウーハー、公称38cm。
面白いのはオイロダインの方がfo値は高いんですね。
fo値は最低共振周波数。此れを再生可能最低限周波数と勘違いしている方多々。

再生可能はコーン紙の直径で決まります。
蜂と白鳥の羽ばたきを考えれば判るでしょうか?

大きな振動板は、空気を低い周波数から駆動出来ますが、小さな振動板は低い周波数では空振りを起こします。

つまり蜂が白鳥と同じくゆっくりと羽を動かしたら、空気に対して空振り現象を起こし、飛べないんですね。

実測でも、オイロダインの方が低域は伸びています(同じバッフルサイズで)。

つまりオイロダインでは、伸びた低域に見合った高域のレンジが必要。
コアキシャルは、その低域に見合った高域のレンジで、足りてしまうのです。

で、レンジが広い方が音楽が楽しめるか?

此れが難しい問題。
仕事柄、超ワイドレンジと言うシステムも過去に散々聞きました。
結果、僕には必要ない(笑)。

今計画しているオイロダインの5ウェイ化だって、レンジを伸ばす目的ではないですし・・・・。

レンジが広くて拙い事は無い。でもそれが音楽を楽しむ為の、重要課題でもない。

難しい問題です。

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