僕は今のオイロダインは3台目。1台目、二台目はお客様の所へ・・。
僕が使って、異常が無いのですから安心して購入出来ますよね(笑)。
特に2台目は、本当に程度の良いオイロダインで、正直手放したくなかった。
此れだけの程度の良いオイロダインには、それ以後出会っていないし・・。
新品購入、ワンオーナー品だったのです。勿論其れ成りの対価は支払いました。
此れと同じ程度のオイロダインが欲しい、とお客様に言われ泣く泣く・・。
で、納めさせてもらって暫らく経った時・・・・・・。
『音には不満が無いんだけど、モノラルレコードもステレオレコードも同じに聞こえるんだよね。』
こんな話が、お客様から出たのですね。
丁度ネットワークの注文を受けました(僕の周りで、オリジナルのネットワークの方、ゼロです、笑)。
インピーダンスの測定に伺いました。製造年代で微妙に違うのは当たり前ですので。
ネットワークが完成。勿論位相合わせは必要。マイクとレベルメーター、それに乾電池を持って行ったのですね。
ステレオとモノラルの差が無い。と言う言葉が気に成っていましたので。
まずウーハーの位相の測定。
この場合、乾電池を使います。
ウーハーなら1,5Vの直流を流しても平気。
この時、コーン紙が前に出る方で、乾電池の+側が繋がっている方が、ユニットの+側(JBLは一時期逆でした)。
笑ってはいけません。左右逆。僕も気付かずに使っていた(大汗)。
左右のウーハーの極性を合わせます。
今度はネットワークに、各ユニットを全て接続。
発信器で500Hzのサインウェーブをアンプに入れ、スピーカーを鳴らします。
500Hzはクロス周波数。ウーハーとドライバーが逆相ですと、500Hzにディップが出ます。つまり500Hzのレベルを測定するのです。
此処でまた大笑い。片chだけディップが・・・・・。
つまりドライバーも表示が逆。
今迄の接続は、右chのウーハーと左chのドライバーが同相。左chのウーハーと右chのドライバーが同相。
此れでは、モノラルとステレオの差が出なくて当たり前。
笑うに笑えない。僕も此れに気付かずに2~3ヶ月使っていたんだから・・・・。
昔、マクソニックのドライバーでも、内部配線を間違えて、逆相の品物を買った経験が有ります。
今使っているスピーカーユニット。一度測定しても無駄ではないかも・・。
追記です。
僕の作るネットワーク。12dB/octのカーブ。理論的には上下で逆相の筈。
ところが測定すると逆相ではディップが出る場合が殆ど。理論値の鵜呑みは、オーディオの世界で通用しません。
僕が使って、異常が無いのですから安心して購入出来ますよね(笑)。
特に2台目は、本当に程度の良いオイロダインで、正直手放したくなかった。
此れだけの程度の良いオイロダインには、それ以後出会っていないし・・。
新品購入、ワンオーナー品だったのです。勿論其れ成りの対価は支払いました。
此れと同じ程度のオイロダインが欲しい、とお客様に言われ泣く泣く・・。
で、納めさせてもらって暫らく経った時・・・・・・。
『音には不満が無いんだけど、モノラルレコードもステレオレコードも同じに聞こえるんだよね。』
こんな話が、お客様から出たのですね。
丁度ネットワークの注文を受けました(僕の周りで、オリジナルのネットワークの方、ゼロです、笑)。
インピーダンスの測定に伺いました。製造年代で微妙に違うのは当たり前ですので。
ネットワークが完成。勿論位相合わせは必要。マイクとレベルメーター、それに乾電池を持って行ったのですね。
ステレオとモノラルの差が無い。と言う言葉が気に成っていましたので。
まずウーハーの位相の測定。
この場合、乾電池を使います。
ウーハーなら1,5Vの直流を流しても平気。
この時、コーン紙が前に出る方で、乾電池の+側が繋がっている方が、ユニットの+側(JBLは一時期逆でした)。
笑ってはいけません。左右逆。僕も気付かずに使っていた(大汗)。
左右のウーハーの極性を合わせます。
今度はネットワークに、各ユニットを全て接続。
発信器で500Hzのサインウェーブをアンプに入れ、スピーカーを鳴らします。
500Hzはクロス周波数。ウーハーとドライバーが逆相ですと、500Hzにディップが出ます。つまり500Hzのレベルを測定するのです。
此処でまた大笑い。片chだけディップが・・・・・。
つまりドライバーも表示が逆。
今迄の接続は、右chのウーハーと左chのドライバーが同相。左chのウーハーと右chのドライバーが同相。
此れでは、モノラルとステレオの差が出なくて当たり前。
笑うに笑えない。僕も此れに気付かずに2~3ヶ月使っていたんだから・・・・。
昔、マクソニックのドライバーでも、内部配線を間違えて、逆相の品物を買った経験が有ります。
今使っているスピーカーユニット。一度測定しても無駄ではないかも・・。
追記です。
僕の作るネットワーク。12dB/octのカーブ。理論的には上下で逆相の筈。
ところが測定すると逆相ではディップが出る場合が殆ど。理論値の鵜呑みは、オーディオの世界で通用しません。
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位相は難しいです。
Show こんにちは。
久しぶりにコメントさせていただきます。
世の中には耳の良い方がいて、これらが直ぐに「おかしい」と耳で判断できる人がいます。
そういう私は、アンプの位相反転スイッチでユニットごとに聞き比べないとまず無理です。反転でもこの調子なので「少しずれている」なんて場合はどうしたらよいのでしょうか。
あるユニットだけ逆相にしたりすることもあるようですが、なんだかよくわかりません。
ドラマーの人は、バスドラだけ本人は逆相位置にいるのでちょっとやっかいです。
あまり違いがわからない方が、音楽を楽しめるかもしれません。
難しいです。
無題
ピンキー 常日頃、正常なシステムを聞くのが一番です。
その音に慣れると、チョットの狂いに気が付きます。
クロス周波数でのマイクでのチェックが、一番簡単です。
この方法を始めて、10数年経ちますので、狂っているのは落ち着かないですね。
つい最近も、8kHzクロスの2ウェイシステムのツィーターがウーハーと逆相なのを見つけました。
ユーザーは感心しきり。慣れです(笑)。
Show こんにちは。
久しぶりにコメントさせていただきます。
世の中には耳の良い方がいて、これらが直ぐに「おかしい」と耳で判断できる人がいます。
そういう私は、アンプの位相反転スイッチでユニットごとに聞き比べないとまず無理です。反転でもこの調子なので「少しずれている」なんて場合はどうしたらよいのでしょうか。
あるユニットだけ逆相にしたりすることもあるようですが、なんだかよくわかりません。
ドラマーの人は、バスドラだけ本人は逆相位置にいるのでちょっとやっかいです。
あまり違いがわからない方が、音楽を楽しめるかもしれません。
難しいです。
無題
ピンキー 常日頃、正常なシステムを聞くのが一番です。
その音に慣れると、チョットの狂いに気が付きます。
クロス周波数でのマイクでのチェックが、一番簡単です。
この方法を始めて、10数年経ちますので、狂っているのは落ち着かないですね。
つい最近も、8kHzクロスの2ウェイシステムのツィーターがウーハーと逆相なのを見つけました。
ユーザーは感心しきり。慣れです(笑)。
この記事へのコメント
こんにちは。
久しぶりにコメントさせていただきます。
世の中には耳の良い方がいて、これらが直ぐに「おかしい」と耳で判断できる人がいます。
そういう私は、アンプの位相反転スイッチでユニットごとに聞き比べないとまず無理です。反転でもこの調子なので「少しずれている」なんて場合はどうしたらよいのでしょうか。
あるユニットだけ逆相にしたりすることもあるようですが、なんだかよくわかりません。
ドラマーの人は、バスドラだけ本人は逆相位置にいるのでちょっとやっかいです。
あまり違いがわからない方が、音楽を楽しめるかもしれません。
難しいです。
久しぶりにコメントさせていただきます。
世の中には耳の良い方がいて、これらが直ぐに「おかしい」と耳で判断できる人がいます。
そういう私は、アンプの位相反転スイッチでユニットごとに聞き比べないとまず無理です。反転でもこの調子なので「少しずれている」なんて場合はどうしたらよいのでしょうか。
あるユニットだけ逆相にしたりすることもあるようですが、なんだかよくわかりません。
ドラマーの人は、バスドラだけ本人は逆相位置にいるのでちょっとやっかいです。
あまり違いがわからない方が、音楽を楽しめるかもしれません。
難しいです。
常日頃、正常なシステムを聞くのが一番です。
その音に慣れると、チョットの狂いに気が付きます。
クロス周波数でのマイクでのチェックが、一番簡単です。
この方法を始めて、10数年経ちますので、狂っているのは落ち着かないですね。
つい最近も、8kHzクロスの2ウェイシステムのツィーターがウーハーと逆相なのを見つけました。
ユーザーは感心しきり。慣れです(笑)。
その音に慣れると、チョットの狂いに気が付きます。
クロス周波数でのマイクでのチェックが、一番簡単です。
この方法を始めて、10数年経ちますので、狂っているのは落ち着かないですね。
つい最近も、8kHzクロスの2ウェイシステムのツィーターがウーハーと逆相なのを見つけました。
ユーザーは感心しきり。慣れです(笑)。
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