注文を頂いてから大分経っています。材料は用意済みでしたが、何かと野暮用でやっと今日から製作開始。
一般にラックの重要性の理解は今一高く有りません。実はとても重要なアイテム。
此処へ来られて僕の音を聞いて感心されている方は多いですが、このラックが其の音を支えているのに何人の方が気付いているのでしょう。
今回作る方の装置は、略僕と同じ。かなりの機械が入っています。でも、オーナーの方は不満。
其処へ伺ってレコードを聞くと、僕の所では感じた事の無い付帯音を感じます。略僕と同じ装置なのに・・・・・・?
僕と決定的に違う部分はラック。オーナー自作のベニヤ合板製。ハハーーン、犯人はコイツダナ。
確認の意味で、僕の所の防振グッズを数個貸し出し。
ヤッパリ思った通りで、音の変化が著しい。
で、ラックの注文を頂きました。
材料は40×40のアルミ角棒。勿論無垢です。
此れを削出し、ラックを組み立てるのです。
組み立てネジに応力が掛かるのは好ましく有りません。全ての応力をアルミ自身に掛かる様に組み立て図面をひきます。押し出し材ですので、僅かながらの寸法誤差はつきもの。実測してから削らないと組み立て時にオーマイゴット。機械強度が高いので、誤魔化しが効きません。
とりあえず、前後に渡す角棒が出来上がりました。と言っても此れで1台分。今回の受注は2台です。
頑張らねば・・・・・。
貴方のラックの試験方法。
音を出しながら、アンプを持ち上げて見て下さい。要するにラックに触れない様にするのです。
振動から切り離された貴方のアンプは、きっと喜ぶ筈です。
僕も初めて経験した時は、結構焦りました。
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