新しいギヤボックスも段々と馴染んで来て、結構ご機嫌に音楽を鳴らしていたオイロダイン(あれは違うかなー、笑)。
今日も、チョットした雑用をしながら音楽を楽しんでいたら・・・・。
カレンカーペンターの声が変。割れている。そう言えば数日前からレコードに由っては若干割れていた。
じっくりと聞いていると、内周部分が酷い。
遂に来たか。針の寿命です。女性の声が判り易いのと、特に内周部で酷かったら針の寿命です。
何時付けたかな?
記録を見ると、丁度7ヶ月。仕方が無いですよね。僕の使い方では・・。まあ持った方かと・・・・。
綺麗な外見は保っているけど、針が減っては使えない。
で、最近ケチケチ作戦でSPUは使っていない。過去にダメ出しをされたカートリッジ。市販アームでの結論です。
ところが、僕のアームに付けると皆さん生き返る。選手を生き返させる野村マジックの様(笑)。
このHMC30もその一つ。以前のアームでの音を知っている人達には、結構驚かれた。
そう成ったら柳の下の鰌(総理では有りません、汗)。
×印をされたカートリッジが後2本残っている。
早速、取り付け。
シェルターです。
昔このカートリッジは、作った本人が此処へ売り込みに来ました。勿論SPUと鳴き比べ。
結構良い結果が出て、購入したんですね。
店頭での試聴、此れが結構ヤバイ。自分の店でもです。
試聴は同じレコードを長々と聴いている訳には行きません。
何枚ものレコードのチョイ聞き。
これが失敗だったのです。
チョイ聞きですと、音楽は味わえません。鳴っている楽器の音色のみ。
この聴き方ですと、木を見て森を見ない聴き方に成ってしまうんですね。
購入後にじっくりと聴きます。確かに一音一音はハッキリとしています。でも・・・・・・・。
音楽として楽しめない。音楽に乗れないんですね。音楽に入り込めないのです。
カートリッジに限らず、日本製に多い鳴り方です。アンプしかり、スピーカーしかり。
結局、数時間の使用で、僕はSPUに戻してしまいました。
今鳴っています。まだ調子が出ていないのでなんとも言えませんが、しいて言うと、色気が無い、品が悪い。
さて、数日後にアームに付いているのかな?
今日も、チョットした雑用をしながら音楽を楽しんでいたら・・・・。
カレンカーペンターの声が変。割れている。そう言えば数日前からレコードに由っては若干割れていた。
じっくりと聞いていると、内周部分が酷い。
遂に来たか。針の寿命です。女性の声が判り易いのと、特に内周部で酷かったら針の寿命です。
何時付けたかな?
記録を見ると、丁度7ヶ月。仕方が無いですよね。僕の使い方では・・。まあ持った方かと・・・・。
綺麗な外見は保っているけど、針が減っては使えない。
で、最近ケチケチ作戦でSPUは使っていない。過去にダメ出しをされたカートリッジ。市販アームでの結論です。
ところが、僕のアームに付けると皆さん生き返る。選手を生き返させる野村マジックの様(笑)。
このHMC30もその一つ。以前のアームでの音を知っている人達には、結構驚かれた。
そう成ったら柳の下の鰌(総理では有りません、汗)。
×印をされたカートリッジが後2本残っている。
早速、取り付け。
シェルターです。
昔このカートリッジは、作った本人が此処へ売り込みに来ました。勿論SPUと鳴き比べ。
結構良い結果が出て、購入したんですね。
店頭での試聴、此れが結構ヤバイ。自分の店でもです。
試聴は同じレコードを長々と聴いている訳には行きません。
何枚ものレコードのチョイ聞き。
これが失敗だったのです。
チョイ聞きですと、音楽は味わえません。鳴っている楽器の音色のみ。
この聴き方ですと、木を見て森を見ない聴き方に成ってしまうんですね。
購入後にじっくりと聴きます。確かに一音一音はハッキリとしています。でも・・・・・・・。
音楽として楽しめない。音楽に乗れないんですね。音楽に入り込めないのです。
カートリッジに限らず、日本製に多い鳴り方です。アンプしかり、スピーカーしかり。
結局、数時間の使用で、僕はSPUに戻してしまいました。
今鳴っています。まだ調子が出ていないのでなんとも言えませんが、しいて言うと、色気が無い、品が悪い。
さて、数日後にアームに付いているのかな?
トラックバック() | コメント(6)
減点方と個性
カスラ 確かにこれは感じますね。大メーカー製なれば複数のプロジェクトで音決めだから、国産ならそうならざる得ないのも(でも因みにシェルターさんなら社長さん一人だし…)やはり私達一般は日本人の美徳ともいえる丹念に磨き上げると云いつつ、何か大切な音のエッセンスともいうべき何かも削除してしまう国民性なのでしょうか?(某リベラもしくはリベロなるアンプは大丈夫です。真っ赤な塗装はフェラーリレッドのドカ、失礼 ピンクな水平対抗BMのあれな人の作品ですもの(笑)冗談はさておき、まだピンキー作品本物に触れるどころか聴いてもいませんが…判るんですよね~あのヘッドアンプに垂直に刺さったレモのあの削りだしの引きしまった姿。正に異端/異形の…美(長駄文失礼致しました。
無題
ピンキー 有難う御座います。僕に取って最高のほめ言葉で・・・。
昔、マッキンのC29をかなりの部分までばらしました。
これがマッキンの正体かと判るまで。
機械を知っている人間なら笑っちゃう構成です。
全てがオペアンプ1個で済ませています。
笑えるのが各段が同じオペアンプ。
デスクリュートで組んでないんですね。
ハッキリ言えば、ラジカセ並み。
で、当時の国産高級アンプ、シッカリとデスクリュートで組んで有り、コストはマッキンの十数倍。
で、鳴き比べるとマッキンの勝ち。
日本製の情けなさをイヤと言う程味わいました。
無題
ピンキー チョット追記です。
昔の話です。
日本の大メーカーも最終音決めは、一人の人が決めている場合が多かったのです。
昔は、メーカーごとのサウンドが有りましたよね。
其の音が、音決めの人のサウンドだったのです。
ですから、その人が定年で退社なんかをすると、其処のメーカーの音が、がらりと変わった事も経験しました。
当時(30年前頃)、かなりの数の、メーカーの試聴室に出入りしていました。
其処の試聴用のレコード。録音の良い物だけで、名演奏のレコードは皆無でした。
間違ってもSP復刻盤を見る事は無かったんです。
この辺が、木を見て森を見ない音作りの原因かと・・・。
でも、最近の機器にはメーカーの音が感じられません。
音なんて聞いていないんじゃ(笑)。
無題
ピンキー ヘヘ、またまた追記です。
Libero。リベロと読みます。
バレーボールのリベロと同じです。
イタリア語で『自由な』と言う意味です。
BMの固定観念に捉われない、自由な発想で作ろうとの思いから、ピンクのBMからの変身に名付けました。
考えて見ると、僕の仕事の作品も同じ考え。で、アンプにもと・・・・(汗)。
だし巻き玉子と蕗の弁当
カスラ このテーマは実は深淵な哲学的な話なのですが、op-ampに関してはCQ出版の緑色の本(アナログデバイス社の人が書いた)がまるで世界のオーディオ史みたいで面白いです。かのバウエンさんなんかもこの社の技術者でした。50~60年代の冷戦時代軍需用途のための黎明期のコンピュータの必要性のためop-ampは産まれ業務用途オーディオ機器においても(NEUMANNからSSLまで)70年代からは例えばN5532/5534等のop-ampが席巻します。入出力にトランスを備えた高級なディスクリートを駆逐した一個100円にも充たないこの石、未だに現役で1億円のコンソールの心臓部を担っています。ただしここでも例え素材が100円でも「誰が造ったか」の法則は生きていて、粋人/伊藤喜多男が料亭料理のある名人が自身で作ってくれた弁当の話(もみくちゃ人生かウェスタン物語忘れました)を思い出します。「食い物屋は潰れるか潰れないかのギリギリが一番旨い」は氏の自負でもありましが、ここの主も少し心配になります。
無題
ピンキー >潰れるか潰れないかのギリギリが・・・・。
30年間、此れをずっと持続しているのが只一つの自慢だったりして・・(大汗)。
カスラ 確かにこれは感じますね。大メーカー製なれば複数のプロジェクトで音決めだから、国産ならそうならざる得ないのも(でも因みにシェルターさんなら社長さん一人だし…)やはり私達一般は日本人の美徳ともいえる丹念に磨き上げると云いつつ、何か大切な音のエッセンスともいうべき何かも削除してしまう国民性なのでしょうか?(某リベラもしくはリベロなるアンプは大丈夫です。真っ赤な塗装はフェラーリレッドのドカ、失礼 ピンクな水平対抗BMのあれな人の作品ですもの(笑)冗談はさておき、まだピンキー作品本物に触れるどころか聴いてもいませんが…判るんですよね~あのヘッドアンプに垂直に刺さったレモのあの削りだしの引きしまった姿。正に異端/異形の…美(長駄文失礼致しました。
無題
ピンキー 有難う御座います。僕に取って最高のほめ言葉で・・・。
昔、マッキンのC29をかなりの部分までばらしました。
これがマッキンの正体かと判るまで。
機械を知っている人間なら笑っちゃう構成です。
全てがオペアンプ1個で済ませています。
笑えるのが各段が同じオペアンプ。
デスクリュートで組んでないんですね。
ハッキリ言えば、ラジカセ並み。
で、当時の国産高級アンプ、シッカリとデスクリュートで組んで有り、コストはマッキンの十数倍。
で、鳴き比べるとマッキンの勝ち。
日本製の情けなさをイヤと言う程味わいました。
無題
ピンキー チョット追記です。
昔の話です。
日本の大メーカーも最終音決めは、一人の人が決めている場合が多かったのです。
昔は、メーカーごとのサウンドが有りましたよね。
其の音が、音決めの人のサウンドだったのです。
ですから、その人が定年で退社なんかをすると、其処のメーカーの音が、がらりと変わった事も経験しました。
当時(30年前頃)、かなりの数の、メーカーの試聴室に出入りしていました。
其処の試聴用のレコード。録音の良い物だけで、名演奏のレコードは皆無でした。
間違ってもSP復刻盤を見る事は無かったんです。
この辺が、木を見て森を見ない音作りの原因かと・・・。
でも、最近の機器にはメーカーの音が感じられません。
音なんて聞いていないんじゃ(笑)。
無題
ピンキー ヘヘ、またまた追記です。
Libero。リベロと読みます。
バレーボールのリベロと同じです。
イタリア語で『自由な』と言う意味です。
BMの固定観念に捉われない、自由な発想で作ろうとの思いから、ピンクのBMからの変身に名付けました。
考えて見ると、僕の仕事の作品も同じ考え。で、アンプにもと・・・・(汗)。
だし巻き玉子と蕗の弁当
カスラ このテーマは実は深淵な哲学的な話なのですが、op-ampに関してはCQ出版の緑色の本(アナログデバイス社の人が書いた)がまるで世界のオーディオ史みたいで面白いです。かのバウエンさんなんかもこの社の技術者でした。50~60年代の冷戦時代軍需用途のための黎明期のコンピュータの必要性のためop-ampは産まれ業務用途オーディオ機器においても(NEUMANNからSSLまで)70年代からは例えばN5532/5534等のop-ampが席巻します。入出力にトランスを備えた高級なディスクリートを駆逐した一個100円にも充たないこの石、未だに現役で1億円のコンソールの心臓部を担っています。ただしここでも例え素材が100円でも「誰が造ったか」の法則は生きていて、粋人/伊藤喜多男が料亭料理のある名人が自身で作ってくれた弁当の話(もみくちゃ人生かウェスタン物語忘れました)を思い出します。「食い物屋は潰れるか潰れないかのギリギリが一番旨い」は氏の自負でもありましが、ここの主も少し心配になります。
無題
ピンキー >潰れるか潰れないかのギリギリが・・・・。
30年間、此れをずっと持続しているのが只一つの自慢だったりして・・(大汗)。
この記事へのコメント
確かにこれは感じますね。大メーカー製なれば複数のプロジェクトで音決めだから、国産ならそうならざる得ないのも(でも因みにシェルターさんなら社長さん一人だし…)やはり私達一般は日本人の美徳ともいえる丹念に磨き上げると云いつつ、何か大切な音のエッセンスともいうべき何かも削除してしまう国民性なのでしょうか?(某リベラもしくはリベロなるアンプは大丈夫です。真っ赤な塗装はフェラーリレッドのドカ、失礼 ピンクな水平対抗BMのあれな人の作品ですもの(笑)冗談はさておき、まだピンキー作品本物に触れるどころか聴いてもいませんが…判るんですよね~あのヘッドアンプに垂直に刺さったレモのあの削りだしの引きしまった姿。正に異端/異形の…美(長駄文失礼致しました。
有難う御座います。僕に取って最高のほめ言葉で・・・。
昔、マッキンのC29をかなりの部分までばらしました。
これがマッキンの正体かと判るまで。
機械を知っている人間なら笑っちゃう構成です。
全てがオペアンプ1個で済ませています。
笑えるのが各段が同じオペアンプ。
デスクリュートで組んでないんですね。
ハッキリ言えば、ラジカセ並み。
で、当時の国産高級アンプ、シッカリとデスクリュートで組んで有り、コストはマッキンの十数倍。
で、鳴き比べるとマッキンの勝ち。
日本製の情けなさをイヤと言う程味わいました。
昔、マッキンのC29をかなりの部分までばらしました。
これがマッキンの正体かと判るまで。
機械を知っている人間なら笑っちゃう構成です。
全てがオペアンプ1個で済ませています。
笑えるのが各段が同じオペアンプ。
デスクリュートで組んでないんですね。
ハッキリ言えば、ラジカセ並み。
で、当時の国産高級アンプ、シッカリとデスクリュートで組んで有り、コストはマッキンの十数倍。
で、鳴き比べるとマッキンの勝ち。
日本製の情けなさをイヤと言う程味わいました。
チョット追記です。
昔の話です。
日本の大メーカーも最終音決めは、一人の人が決めている場合が多かったのです。
昔は、メーカーごとのサウンドが有りましたよね。
其の音が、音決めの人のサウンドだったのです。
ですから、その人が定年で退社なんかをすると、其処のメーカーの音が、がらりと変わった事も経験しました。
当時(30年前頃)、かなりの数の、メーカーの試聴室に出入りしていました。
其処の試聴用のレコード。録音の良い物だけで、名演奏のレコードは皆無でした。
間違ってもSP復刻盤を見る事は無かったんです。
この辺が、木を見て森を見ない音作りの原因かと・・・。
でも、最近の機器にはメーカーの音が感じられません。
音なんて聞いていないんじゃ(笑)。
昔の話です。
日本の大メーカーも最終音決めは、一人の人が決めている場合が多かったのです。
昔は、メーカーごとのサウンドが有りましたよね。
其の音が、音決めの人のサウンドだったのです。
ですから、その人が定年で退社なんかをすると、其処のメーカーの音が、がらりと変わった事も経験しました。
当時(30年前頃)、かなりの数の、メーカーの試聴室に出入りしていました。
其処の試聴用のレコード。録音の良い物だけで、名演奏のレコードは皆無でした。
間違ってもSP復刻盤を見る事は無かったんです。
この辺が、木を見て森を見ない音作りの原因かと・・・。
でも、最近の機器にはメーカーの音が感じられません。
音なんて聞いていないんじゃ(笑)。
ヘヘ、またまた追記です。
Libero。リベロと読みます。
バレーボールのリベロと同じです。
イタリア語で『自由な』と言う意味です。
BMの固定観念に捉われない、自由な発想で作ろうとの思いから、ピンクのBMからの変身に名付けました。
考えて見ると、僕の仕事の作品も同じ考え。で、アンプにもと・・・・(汗)。
Libero。リベロと読みます。
バレーボールのリベロと同じです。
イタリア語で『自由な』と言う意味です。
BMの固定観念に捉われない、自由な発想で作ろうとの思いから、ピンクのBMからの変身に名付けました。
考えて見ると、僕の仕事の作品も同じ考え。で、アンプにもと・・・・(汗)。
このテーマは実は深淵な哲学的な話なのですが、op-ampに関してはCQ出版の緑色の本(アナログデバイス社の人が書いた)がまるで世界のオーディオ史みたいで面白いです。かのバウエンさんなんかもこの社の技術者でした。50~60年代の冷戦時代軍需用途のための黎明期のコンピュータの必要性のためop-ampは産まれ業務用途オーディオ機器においても(NEUMANNからSSLまで)70年代からは例えばN5532/5534等のop-ampが席巻します。入出力にトランスを備えた高級なディスクリートを駆逐した一個100円にも充たないこの石、未だに現役で1億円のコンソールの心臓部を担っています。ただしここでも例え素材が100円でも「誰が造ったか」の法則は生きていて、粋人/伊藤喜多男が料亭料理のある名人が自身で作ってくれた弁当の話(もみくちゃ人生かウェスタン物語忘れました)を思い出します。「食い物屋は潰れるか潰れないかのギリギリが一番旨い」は氏の自負でもありましが、ここの主も少し心配になります。
>潰れるか潰れないかのギリギリが・・・・。
30年間、此れをずっと持続しているのが只一つの自慢だったりして・・(大汗)。
30年間、此れをずっと持続しているのが只一つの自慢だったりして・・(大汗)。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック