非常に懐かしい仕事が入って来ました。
オーディオクラフトのAC4400(3300)のチューニングです。
僕のアームが出来上がる前は、このクラフトのアームが大活躍。
当時の僕の周りの方々は、3本アームが当たり前。
SMEの3012Rが1本。残り二本はクラフトのAC4400と言うのが標準でした。
笑えるのが、皆さんSPUを愛用しているくせに、オルトフォンのアームは使っていなかったんですね(笑)。
SPUの標準シェルの酷さに辟易していましたから。僕もRMA309を3本も買ったのですがお払い箱。
当時愛用していたカートリッジはSPUとEMTのTSD15とTMD25。
更に僕は、グレースの昔のキャスティングのオイルダンプ(なんと新品で購入)も愛用。
そんな時に、EMTから新しいカートリッジが発売。HSD-6です。要はTSDからシェルを取り除き、ボディーを付けた物(実際は?)と言うふれ込み。
TSDのシェルに不満は有るが、外すと丸裸になってしまうTSD。
これは買わなくちゃ。と言う事で購入したのですね。
まず、AC4400に取り付ける。悪くは無いが今一(今二かも?)。何枚かのレコードを聴くけど、ピントが甘い。こんなのEMTじゃ無いぞ。
チョットがっかりしてSMEに装着。ウソッ。ピントが合った。
何せこの頃の僕のトーンアームの購入総数。20本は下らない。アームの音は嫌と言う程味わって来た。
SMEの方が甘いのなら納得出来るけど、クラフトの方が・・・・・・?
何となくもやもやした気分で帰宅。風呂へ・・・・。
で、僕って良いアイディアや解決法が思いつくのは、不思議と湯船の中。
その時もピコン。
『クラフトのアーム、ウエイトシャフトがゴムでフローティングされているよな。その所為じゃ・・?』
翌日は、早速クラフトのアームをバラし・・・。
この頃はメーカー製のアームの分解もお手の物。
機械物って、内部構造で音の傾向が判ります。
思いの他、でっかいゴムが出て来て、ハハ~~~~ン。
そこで作ったのが・・。
真鍮製のウェイトシャフト。元のシャフトと交換して聴き比べると・・・。
標準状態はゴム臭くて聴けない。
勿論、常連には自慢。
即、受注数は・・・・・。結構有りましたね。
此処へコメントをくれるある方は『クラフトのアームの価格が倍に成っても良い。』
ほんじゃ、2本で¥260000って言ったんだけど・・(笑)。
僕のアームが出来て、この仕事は無くなりました。
今回、僕のHPを見て、遠方からのご注文です。
当時の図面が・・・・(行方不明、書いて無かったかも、汗)。
手持ちの4400をまたもや採寸。
今回は、シッカリとパソコンに保存(前に作った時は、パソコンなんて持っていなかったし)。
シャフトの表面の輝きを出す為に、バイトのチップも新品を使用。懐かしい仕事をする時って、なんかニヤニヤしますね。
無事に、2個完成して本日発送。
で、結構笑える話。
クラフトの営業マンの前で鳴き比べをしました。営業マンと言っても彼もコアキシャルを愛用しています。
かなり驚いていたので、1個プレゼントしたんですね。要はクラフトの開発者へ持って行ってくれと(営業マンは、4400を使っていなかったのです)。
僕は、開発者とも顔馴染みでしたし。
で、その開発者。遂に一度も使わなかったみたいです。
プライドかな?
オーディオクラフトのAC4400(3300)のチューニングです。
僕のアームが出来上がる前は、このクラフトのアームが大活躍。
当時の僕の周りの方々は、3本アームが当たり前。
SMEの3012Rが1本。残り二本はクラフトのAC4400と言うのが標準でした。
笑えるのが、皆さんSPUを愛用しているくせに、オルトフォンのアームは使っていなかったんですね(笑)。
SPUの標準シェルの酷さに辟易していましたから。僕もRMA309を3本も買ったのですがお払い箱。
当時愛用していたカートリッジはSPUとEMTのTSD15とTMD25。
更に僕は、グレースの昔のキャスティングのオイルダンプ(なんと新品で購入)も愛用。
そんな時に、EMTから新しいカートリッジが発売。HSD-6です。要はTSDからシェルを取り除き、ボディーを付けた物(実際は?)と言うふれ込み。
TSDのシェルに不満は有るが、外すと丸裸になってしまうTSD。
これは買わなくちゃ。と言う事で購入したのですね。
まず、AC4400に取り付ける。悪くは無いが今一(今二かも?)。何枚かのレコードを聴くけど、ピントが甘い。こんなのEMTじゃ無いぞ。
チョットがっかりしてSMEに装着。ウソッ。ピントが合った。
何せこの頃の僕のトーンアームの購入総数。20本は下らない。アームの音は嫌と言う程味わって来た。
SMEの方が甘いのなら納得出来るけど、クラフトの方が・・・・・・?
何となくもやもやした気分で帰宅。風呂へ・・・・。
で、僕って良いアイディアや解決法が思いつくのは、不思議と湯船の中。
その時もピコン。
『クラフトのアーム、ウエイトシャフトがゴムでフローティングされているよな。その所為じゃ・・?』
翌日は、早速クラフトのアームをバラし・・・。
この頃はメーカー製のアームの分解もお手の物。
機械物って、内部構造で音の傾向が判ります。
思いの他、でっかいゴムが出て来て、ハハ~~~~ン。
そこで作ったのが・・。
真鍮製のウェイトシャフト。元のシャフトと交換して聴き比べると・・・。
標準状態はゴム臭くて聴けない。
勿論、常連には自慢。
即、受注数は・・・・・。結構有りましたね。
此処へコメントをくれるある方は『クラフトのアームの価格が倍に成っても良い。』
ほんじゃ、2本で¥260000って言ったんだけど・・(笑)。
僕のアームが出来て、この仕事は無くなりました。
今回、僕のHPを見て、遠方からのご注文です。
当時の図面が・・・・(行方不明、書いて無かったかも、汗)。
手持ちの4400をまたもや採寸。
今回は、シッカリとパソコンに保存(前に作った時は、パソコンなんて持っていなかったし)。
シャフトの表面の輝きを出す為に、バイトのチップも新品を使用。懐かしい仕事をする時って、なんかニヤニヤしますね。
無事に、2個完成して本日発送。
で、結構笑える話。
クラフトの営業マンの前で鳴き比べをしました。営業マンと言っても彼もコアキシャルを愛用しています。
かなり驚いていたので、1個プレゼントしたんですね。要はクラフトの開発者へ持って行ってくれと(営業マンは、4400を使っていなかったのです)。
僕は、開発者とも顔馴染みでしたし。
で、その開発者。遂に一度も使わなかったみたいです。
プライドかな?
この記事へのコメント
記憶だとワンポイントを改良してダブルニードル?になったと思うのですが。
金森様。
4400(3300)は仰せの通りダブルピボットです。ちなみにワンポイントのとダブルピボットの開発者は違う方です。
4400(3300)は仰せの通りダブルピボットです。ちなみにワンポイントのとダブルピボットの開発者は違う方です。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック