平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
新しい軸受けで作った、最新のギヤボックス2台。
1台目はお客様の所(長年の友人でも有るんですが、笑)。2台目は僕が使用。

軸受けのクリアランスを、ギリギリに作っちゃったんですね。
特に僕の方は。

樹脂軸受けは熱膨張をします。つまり連続運転をすると、熱膨張でシャフトとのクリアランスが無くなり、遠慮なくストップ。

レコードを聴いている途中で、ターンテーブルが止まるんですね(笑)。プーリーの中にワンウェイクラッチが仕込んで有るので、急ブレーキは掛からないけど、段々と回転が遅くなり、最後はストップ。

で、面白いのは、チョットの停止で軸受けの温度が下がるのでしょうね。数秒の停止で、再び運転を開始。
でも、正常回転数までは上がらないで、10~20秒後に再び停止。
こんな時は、10分ぐらい休むと、正常に戻ります。

組んだ当時は、午前中(2時間ほど)の運転でストップ。

其れが、少しずつ長時間運転が出来る様に成り・・・・・・・。

ハイ、遂に今日は止まりませんでした(拍手)。今もキッチリと廻っています。

最初から適正クリアランスで組んだ軸受けよりも、この様に慣らした軸受けの方が良質です。

判ってはいるんだけど、一ヶ月以上掛かるって本当に減らない軸受けで・・・・。

ちなみに1台目のギヤボックス。まだ止まるそうです(汗)。

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