数日前から掛かっている、プレーヤーキャビの図面。
この様な大型の物の図面でも、原寸大で書きます。
縮尺で書くと、全体のイメージが狂うんですね。
今回はキャビサイズが指定されていますので、その中での良い雰囲気のプレーヤーにしたい。
結果、ターンテーブルの中心点も何度も移動。
右のアームと奥のアームの実効長が違いますし、アームのウェイト側がキャビからはみ出るのも、イヤですし。
昔、喜多さんがよく言ってました。『抵抗1本でも揃わないうちは、シャシ図面に掛からない。』
そうなんですね。図面での感覚と実物の感覚って結構違います。
僕が過去に作ったキャビの図面も全て出して、其れと比べながらの作図です。
この作図の出来如何でこの後の作業が決まりますので、絶対に手抜きは出来ないんですね。
しかも今回は僕のフライスでは出来ない作業が含まれています。
外注に出す訳ですが、自分で作るのと違い作り手が違うと、同じ図面でも微妙に変わってくるのが物作り。
外注先に図面をファックスで送って・・・・・。
それは素人の仕事。
外注先の職人さんと図面を挟んでケンケンゴウゴウをしないと良い物は出来ません。
此れだけのプレーヤーに成りますと、最低でも一月半は掛かります。
頑張らないと・・。
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