今回楽しませてくれているアルテックのユニット。
あの様に不調の原因があからさまに判ってしまうと・・・・・。
で、タンジェリンドライバーって・・・?
コンプレッションドライバー、普通は単にドライバーと呼ばれているスピーカーユニット。
此れだけでは使えなく、ホーンと組み合わせて使う。
この組み合わせが使いこなしの面白さにもつながり、また過去に(アンティークに近いけど)名機と呼ばれた大型スピーカーシステムの殆どが中高域に関してはホーンシステムを採用していた事も有り、マニアはこぞってホーンシステムに走った訳です。
コンプレッションと呼ばれるとおり、振動板の音(振動)を直接大気中に放出せず、振動板の向かい面に金属のブロックを置き(狭いクリアランスで振動板の形状に合わせた曲面)そのブロックに音を出す細いスリットが設けて有ります。
で、このスリット。殆どは同心円状に切って有るんですが、タンジェリンドライバーは写真の様に放射状に切って有るんですね。
でこの形状が柑橘系の実の断面に似ている為にタンジェリンと呼ばれたのです。
昔々、ウェスタンでも一時採用したようですが、現物を見た事は有りません。
アルテックも昔は同心円のプラグだったのですが、32~3年前にドライバーを大改革。フェージングプラグのスリットを同心円からタンジェリンに変更したのです。
当時のピンキー君、20代後半。大型店の店長さん。この変更の時の生きた証人です(笑)。
当時の僕は604-8Gを使っていましたから、この変更には興味津々。
当時アルテックはこのタンジェリンドライバーを使ったモデル19と言うシステムを売り出したんですね。
専門誌(雑誌です、笑)はこぞって絶賛。フーーーン、疑り深いピンキー君は輸入元からモデル19を持って来させ(態度、でかいですよねー)、店でレコードコンサートを開いたんですね。
その時同時に7000番と言うパンケーキにコーンツィーターを付けた当時¥70000(?)也のシステムも同時に聞き比べ。
結果、モデル19は惨敗。店にはタンジェリンに成る前のA-7が有りましたので、タンジェリンの酷さが目立ったのです。
そんな事で、僕自身はタンジェリンに良いイメージを持てませんでしたし、世の中の評価も雑誌のもくろみは見事に外れて芳しくない物に成りました。
その30数年後。今回の様な経緯でタンジェリンと再開。
まあ、予想外の展開に成った訳です。
あの不良、新品から有ったんじゃないの・・?
あの状態ならモデル19の音にも納得が行くんです。一応僕もスピーカーの開発に関わった事も有りますので、フェージングプラグでどう音が変わるかはチョットですけど知っているんです。
今回、修理の終えたタンジェリンに信号を入れると・・・・・・。
早く再生音が聞きたいですネ。
あの様に不調の原因があからさまに判ってしまうと・・・・・。
で、タンジェリンドライバーって・・・?
コンプレッションドライバー、普通は単にドライバーと呼ばれているスピーカーユニット。
此れだけでは使えなく、ホーンと組み合わせて使う。
この組み合わせが使いこなしの面白さにもつながり、また過去に(アンティークに近いけど)名機と呼ばれた大型スピーカーシステムの殆どが中高域に関してはホーンシステムを採用していた事も有り、マニアはこぞってホーンシステムに走った訳です。
コンプレッションと呼ばれるとおり、振動板の音(振動)を直接大気中に放出せず、振動板の向かい面に金属のブロックを置き(狭いクリアランスで振動板の形状に合わせた曲面)そのブロックに音を出す細いスリットが設けて有ります。
で、このスリット。殆どは同心円状に切って有るんですが、タンジェリンドライバーは写真の様に放射状に切って有るんですね。
でこの形状が柑橘系の実の断面に似ている為にタンジェリンと呼ばれたのです。
昔々、ウェスタンでも一時採用したようですが、現物を見た事は有りません。
アルテックも昔は同心円のプラグだったのですが、32~3年前にドライバーを大改革。フェージングプラグのスリットを同心円からタンジェリンに変更したのです。
当時のピンキー君、20代後半。大型店の店長さん。この変更の時の生きた証人です(笑)。
当時の僕は604-8Gを使っていましたから、この変更には興味津々。
当時アルテックはこのタンジェリンドライバーを使ったモデル19と言うシステムを売り出したんですね。
専門誌(雑誌です、笑)はこぞって絶賛。フーーーン、疑り深いピンキー君は輸入元からモデル19を持って来させ(態度、でかいですよねー)、店でレコードコンサートを開いたんですね。
その時同時に7000番と言うパンケーキにコーンツィーターを付けた当時¥70000(?)也のシステムも同時に聞き比べ。
結果、モデル19は惨敗。店にはタンジェリンに成る前のA-7が有りましたので、タンジェリンの酷さが目立ったのです。
そんな事で、僕自身はタンジェリンに良いイメージを持てませんでしたし、世の中の評価も雑誌のもくろみは見事に外れて芳しくない物に成りました。
その30数年後。今回の様な経緯でタンジェリンと再開。
まあ、予想外の展開に成った訳です。
あの不良、新品から有ったんじゃないの・・?
あの状態ならモデル19の音にも納得が行くんです。一応僕もスピーカーの開発に関わった事も有りますので、フェージングプラグでどう音が変わるかはチョットですけど知っているんです。
今回、修理の終えたタンジェリンに信号を入れると・・・・・・。
早く再生音が聞きたいですネ。
この記事へのコメント
あれ、ここまで引っ張っておいて、音のインプレッションはまだなのですか?
お預けを食らった犬みたいです:笑
お預けを食らった犬みたいです:笑
音の確認は1週間後です(笑)。
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