平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
僕が尊敬しているバラの育種家(新しいバラを品種改良で作っている)さんがいます。結構個性的な人で(アッ、僕もか)好き嫌いが別れると思います。
兎に角、世の常識に捕らわれない意見を言ってます(肥料メーカーが怒る事も、笑)。

その方があるバラ園へ行ったのですね。
担当したバラ園の職員。50歳近くの女性の方。

二人の気が合いヤバい会話。
職員『私には娘が居ましてバラが大好きなのです。娘が言うにはバラ以外の花は花では無い。』

無茶極論ですが僕は納得。バラを扱いだしてからバラ以外の花に全然興味が湧かないのです。
まあ、病気ですね・・・・。

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エーー、昨日一ヶ月以上も掛かったオーバーホールの済んだプリアンプを納品して来ました。
僕としてはやれるだけの事はした(この辺は自信)。でもこれって自己満足なんですよね。問題はオーナーの方に喜んでもらえるか・・・・・。
ハイ、OKでした。この瞬間の安心感と言ったら・・・・・。

で、次の仕事が待ってます。シッカリとした作図をしないとヤバイ。
天気予報では明日は雪。要は庭弄りは無理。
作図は1日掛ければ出来上がる。作図をしても材料屋さんは土日で休み。
と言う言い訳をして今日は庭弄りに邁進(大汗)。
作図は明日に回します。

と言っても自分の庭は十分な手入れが出来ている(と思う)ので・・・。
そんな時、普段お世話に成っているおばちゃんちにミニバラを3鉢置いているよね。
勿論プレゼントしたのですが、普通の人にミニバラの手入れは無理(一般のバラよりも手が掛かります)。
じゃあ、其の鉢を一旦引き上げてメンテだな。

1鉢は最近手を入れているので大丈夫。と言う事で2鉢を引き取って来ました。

玄関前に作業台を設置。二つの鉢からバラを引き抜きます。根の状態をシッカリと確認。ウン良い状態だけど鉢を大きくしてはダメだな。
そんな訳で、冬にしか出来ない根鉢を崩します。
崩した根鉢と鉢の間に出来た隙間に新しくブレンドした土を詰め込みます。
普通、この作業をしたら水をタップリ・・。なんですけど元の土の水分が多過ぎたので水は与えませんでした。

作業が終わっておばちゃんち。花の大好きなおばちゃん、僕の手入れを知って自分でもやりたくなったようです(これを狙っていた、笑)。

僕に言わせりゃ、庭師に剪定を任せるのは一番おいしい所をお金を払って捨てている。ホンと剪定って無茶苦茶楽しい。
植物の手入れ、本当に楽しいのですから・・・・。


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一ヶ月以上掛かったプリアンプのオーバーホール。
本当にキチッとした仕上げをするには、新しいアンプを作る以上の時間が掛かります(理解出来ます?)。

で、本日納品。
ハイ、オーナーの方にも納得して頂けました。

旧型を最新の物と同じにする。パーツを変えれば済むじゃない。って考えたらオーディオを舐めています。100年早い(キッパリ)。

まあ兎に角頭をフル回転(この歳では辛い)。何度も何度も考え直して今日納品させて頂いた形にさせて貰いました。
今の僕の力では此れ以上は無理。と言う作りだったのですね。

で、オーナーの方のOKのサイン。

今晩のお酒の美味しい事と言ったら・・・・・・。

今回のオーナー。僕が昔は大っ嫌いなパーツを使っているのに驚き。昔の僕は散々こき下ろしたパーツです。でもパーツの進化は凄い。10数年前に信用していたパーツを現代のパーツは軽々と凌駕したのです。
今回のオーナーの方、僕との付き合いは50年弱(エンジニアです)。僕の口からあのパーツが良いって聞くとは・・って驚いていました。昔は大っ嫌いなパーツでしたが、世の中の進歩を理解出来ない程の愚か者では有りませんので・・・・・。

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数日前、灯油を買いに近くのホームセンターへ(近いと言っても片道15km)。
序に野菜の種コーナーを覗いたら、有りましたよ。



タキイの種です。僕はタキイの会員に成っているので、どんな少額でも送料無料です。
そんな訳で昨年はタキイから直接買いました。

一番少量でも600粒(蒔き切れない)。半分以上を近所のおばさんヘ。
今回見つけたのは200粒入り。丁度良い数です。
勿論買って帰りました。

帰宅後、タキイのHPを覗くと同じ種類の種を売っていましたが、一番少量でも600粒。
そう言う事か。200粒では送料を賄えない。で、最低でも600粒。
一粒当たりの単価は勿論600粒入りの方が安いのですが、余らしたら意味が無い。
200粒入りは600粒入りの略半値。
ホンの数百円の買い物ですが得した気分。ウン、来年もホームセンターで買おう。

自分で作った人参。本当に柔らかくて甘いのです。勿論葉もてんぷらで美味しく。
これを食べたらスーパーの人参は・・・・・・。
プランターで簡単に作れますのでベランダ栽培もOK。
今栽培しているにんにくを収穫したら、土を掘り返して人参の種を蒔く。ニンジンを収穫したら再びにんにく、と言うサイクルで行けそうです。

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昨日は休養日(たまには頭を休めないと・・)。
なぜ昨日にしたかと言いますと、エーーーー、ミニバラの苗が7鉢届いたのです。

僕が利用しているミニバラ専門店(店と言うより工場がピッタリ)は苗の状態を確認してから送って来ますので配送日の指定が出来ません。
前日に『本日発送』のメールが来ましたので急遽でした。

只受け取るだけなら休む必要は無いのですが、送られて来る鉢が問題なのです。
地上部の大きさに対して鉢が小さい。
要は工場で育て上げるだけのサイズです。

そこで必要なのが鉢増し。一回り(場合に寄っては二回り)大きな鉢に植え替えるのです。
鉢を大きくすると言う事は土も足さないといけません。
で、庭の片隅に穴を掘って土の準備・・・。ではダメなんですね。

キチンと調合(培養土に他の色々を混ぜ合わせる)した土を準備します。
植え替える鉢のサイズも、苗を鉢から抜いて根の状態を見て判断(ウーーーン1年間で上達したなー・・笑)。
そんな訳で、家には色々なサイズの鉢を常備(汗)。

で、ミニバラ。この寒さの中でも開花した株が送られて来るんですね(店頭販売されているミニバラも1年中開花株が売られています)。
此れが危ない。今の時期に開花をしていると言う事は温室栽培の株なんですね。
それを急に外気に当てたら・・・・(判りますよね)。

そんな訳で・・。


縁側には12鉢のミニバラ。置き切れなかったので、去年からいる2鉢を玄関の軒下へ移動(寒さに充分当たっている)。
此の縁側の中の部屋(Nゲージの部屋)。殆ど使っていないので暖房をしていません。結果、夜の廊下は外とほとんど変わらない温度だと思います(此れが良いんですけどね)。

あ、大事な事。入手したミニバラの花は全てチョキン。蕾も残さずです。温室栽培の出来る方には不要な作業です。
抜いた土は無茶苦茶にビショビショでしたので、植え替え時の散水もしませんでした。此の低温期にはバラは殆ど水を欲しがりません。それを知らず1年前に1鉢を枯らしてしまいました。

オーディオでの失敗は笑ってすまされる(良い経験と)のですが、植物相手ではチョイ落ち込みます。彼らは生き物ですので・・・。

でも、去年の春から枯らした植物はゼロ。増えたのはイッパーーーイ。
さて、アンプの最終チェックに入りますか。

老婆心から・・・。
ホームセンター等でも売っているミニバラ。あ、奇麗(カワイイ)。なんて一目惚れで買うのは危ない。
ミニバラは病気に弱いのです(特に黒点病)。
月に2回の消毒は欠かせません。
僕はそれを知らずに導入しましたので、去年の春から初秋までは苦労しました。

現在は購入した苗を、植え替え直後に必ず消毒をしています。

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昨日、全てのパーツの交換の終わったプリアンプ。



苦労しましたよ。ゼロから作る場合は奥の部品を先に取り付けます。
今回の場合、手前の部品がすでに付いていてその奥に部品を取り付ける。

外せるパーツは外しての作業でしたが外したくない部品も有りまして・・・・・。

今回は単なるパーツの交換では無く、先にアップしたデカップリング回路を最新のものと同じにしたので大変だったのです。

で、電源のコンデンサーの数。
以前は3個入りのブロックケミコンが3本。つまり9個のコンデンサーです。
今回は・・・・・・。
20個に増えました。
アンプの肝は電源なのです。
シャシ設計がこの様な数を前提に作って有りませんので、兎に角パズル状態。
何度も考え直して最良の方法が見つかる迄は作業を進めない。
後でアッ・・・と言うのを無くしたかったのです。

此れで完成とは行きません。
各部の定数は電卓での計算で作って有ります。
その通りには行かないのがこの世界。

此れから実際に電流を流して計算通りに動いているかを確認します。
予定と違う数値が出たならば再調整。
手を抜く事は出来ません。

今回、手持ちのケミコンが足らなくなり再発注。
チョイヤバイ。今回は何とか足りましたが、次のオーバーホールには違うケミコンを探す様です。
只今愛用中のケミコンの種類が凄く減っていたのですね。
この仕事をしていますと、信用できるパーツを探すのが大変なのです。
どんなに気に入っているパーツも必ず生産中止に成りますので、その度に探し直す。

カタログデーターだけでは判りませんので実際に購入して試してみる。此れしか方法は有りません。

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プリアンプ本体改造の続きです。

今回は電源回路を一新します。正しく言うとデカップリング回路。
デカップリングとは各真空管の動作をお互いに影響を与えないし受けない(デカップリング)重要な回路です。本当に此処を簡単に済ますと音質的に影響大。

と言う事で抵抗とコンデンサーを大量に使います。

元はブロックケミコン3個で済ませていたのですが(3個入りのケミコンでしたので計9個)、今回は15個。
しかも今迄はシャシの上に出ていたケミコンを全数シャシの中に入れると言う何ともな改造なのです。
最新型のプリアンプと同じ回路です(最新型は電源部に3個移動しています)。

各真空管を略独立電源と言える回路なのです。そう成ると大切なのは部品配置。
電気的にも理想の配線をしないといけません。

そんな訳で・・・・・・・。


途中まで書かれた実態図(頭がクラクラしたので小休止)。

どんなに簡単な回路でも必須の作業です。
特に大事なのは一旦書き終わったら長時間頭を休ませる(頭のリセット)。
リセットの終えた頭でもう一度見ると、イケネ(もっと良い配置や配線の引き回し)
と言うのが見つかったりします。
リセットしない頭ではまず見つかられません。

こんな作業の方法ですのでとにかく時間が掛かります。でも後に成ってアッと言うのを避けたいのですね。

お馴染みさんは僕のこの辺を理解してくれていますので急がされません。
僕としては自分で納得の行く仕事がしたいだけなのです。



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昨年から掛かっているプリアンプのオーバーホール。
現状。


すっからかんに成っています。殆どのパーツが外されました。

例のブロックケミコン。

アメリカ製の超有名な会社製です。

同じ物がマランツやマッキンにも使われていますね。
でね・・。
チョイ違う点。マッキンなんかは端子部のベーク板を使わないでシャシに直付けしています。
アースの基本が判っていない証拠と思っています。

今回、ブロックケミコンを止めた所為でアースラインは全て引き直しに成りました。
下手に今の配線を利用しようとすると結局は遠回り。
潔く引き直した方が近道なのです。

あ、勿論アース母線なんて絶対に使いませんよ。あれをやったらハムの餌食ですし、音質的にも問題が出ます。

あと何日掛かるのかなー・・・・・・?

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