平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
覚えてますでしょうか?昨年秋に掘り上げた巨大なユリの球根。
直径が10cmを軽く超えていました。

その球根が発芽。


土を邪魔だよーって言って押しのけての発芽です。
巨大な球根のバカちから。

エーーー、ユリの球根って凄く深く植えるのです。
この球根の場合は、球根の上に10cm以上の土を被せました。
その土を押しのけての発芽です。

なんで深く植えなきゃダメなの?
ユリの球根は上下から根が出ます。下側の根は単に球根を支えるだけで養分吸収はしていません。
球根の上に出る根が養分吸収をするのですね。
その為に球根の上側にタップリと土が必用なのです(偉そうに書いてますが受け売り、笑)。

今年の庭にはユリの球根は14種類。何処に何を植えたか不明(汗)。咲けば判るかと・・・・・・。
昨年暮れに植えたビオラ。


一株一株が大きく育って株間の隙間が無くなりました。


一昨年の暮れに10球植えたチューリップの球根。
一切世話をしていなかったのに35以上の花数。1シーズンで3倍に増えるとなると、来年は100以上に・・(怖)。
そんな訳で近所のおばさん達におすそ分けをする事にしました。
で、このチューリップの名前は『レディージェーン』と言います。
これを言うとおばさんたちは大喜び。女性なんですねー(笑)。

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頑張ってますよー。


10年ぶりのホーン切削。
此処迄削るのに丸2日。見た目よりも大変な仕事なんです。

なんと言っても自動送りでの切削が出来ない。
手でゆっくりとハンドルを回してバイトを送ると言う作業なのです。
上半身は微妙な前傾姿勢。

昔、旋盤を導入した時に、旋盤技師の方から言われました。
『旋盤作業は一日に5時間以上したら体を痛めるよ。』

当時付き合っていた旋盤工場は2社。
用事が有って行くと、社長は殆どお茶を飲んでいるか新聞を読んでいるか・・。
仕事していないなー。って思っていたんですが、自分でして見て納得。
ムチャクチャ腰に来る。

若いころで5時間ですから、今の僕には2~3時間が精いっぱい。
作業を終えたらお風呂にドボン。ゆっくりと体を温めてマッサージチェア。

ア~~~~~ア。



写真で判りますかね?チャックの爪とホーンの間に薄いアルミ板が挟まれています。
ホーンの外周に爪痕を残さない為なのです。
今回のオーナーになる方の希望は、アルミの磨き上げた表面にして欲しい。
6061を使いましたので、殆ど錆びません。
10年間試聴室に転がして置いても前の写真の状態です。

長期の使用でうっすらと曇ったら、液体クレンザーでゴシゴシすれば元の光沢を取り戻します。

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試聴室に10年近く前から転がっている材料。


馴染みの旋盤屋さんに作って貰ったバイタ用のミッドハイホーン素材。
ねじを切るのが面倒で、頼んだ方が早い。と言う事で毎回作って貰っています。

事の発端は、10年以上前にひょんな事からバイタのS3が手に入ったのです。
いまの10Wは1,5KHz辺りから分割振動を始めます。ピストン領域で使いたい・・。
つまり1,5KHz以上を他のユニットに任すのですね。

こうなると通常のツィーターは使い物に成りません。
で、僕の設計したバイタ用のミッドハイホーン、カットオフが1KHzを下回っていますのでバッチリなのです。
そんな訳で、10年近く前に作った素材なのですが、兎に角時間が無い。と言う訳でこの状態でほって置かれたのです。

そんな時に悪友からのメール。『バイタのS2が手に入ったんですよね。ヤハリミッドハイホーンですか?』

ウーーーーン、最近自分用に用意していた物を取られるパターンが無茶多い(汗)。
自分の装置のマルチ化はだいぶ先に成る。
ピ『自分用に用意した素材が有るけど廻しても良いよ。』

そんな訳で、急遽ミッドハイホーンを暫くぶりに作ります。
で、また始まった・・・・。


どうせ作るなら病。過去の図面をもう一度ジックリと見直し。
微妙な所なので、どの程度音が変わるかは不明なんだけど、ホーンの形状をどうすると音がどうなるかは経験済み。

今回その下に使うシステムは音の芯がシッカリとしたシステム。
それに合わせるならこのカーブの方が良いよね(ア~~~~ア)。

そんな訳で、方眼紙に何枚も書き直し。
写真の図面は最終仕様とは違います。最終仕様は企業秘密(笑)。
バレても作る人はいないよね。

で、またもや僕の予定を変更。
昔、HPでホーンシステムの音質について持論をぶち上げた(その持論、今でも変わっていませんし核心を付いているかと・・)。

要は、ホーンとドライバーの音質に関する重要度の割合は、ホーン8割、ドライバー2割。
ホーンの音質を決めるのは、材質2割、ホーンのカーブが8割。

なんてぶち上げた物ですから、いま入手の難しいバイタを使ったらインチキだよね。誰でも使えるドライバーを使い、ホーンで勝負をしなくちゃ。

そんな訳で、1吋ドライバーを使います。今迄に作った1インチ用のホーンは3KHzから使うのを薦めていました。
1,5KHzはきついのです。
そんな訳で1吋用の1,5KHzクロスで使えるホーンの設計を始めました。
まだまだやる事がいっぱいです。

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ここ数か月以上(1年以上かも)挿し木(挿し芽)に嵌っています。
只の枝切れから新芽が出て来る。段々と親株と同じ形に育って行く。
その過程が楽しいのです。

その状態の鉢が20個くらい(もっと多いかも?)庭に出ています。
通りかかる人からは丸見え。
しかもかなりの確率で成功しているので・・・・・・・・。

お世話に成っているおばちゃん『家の庭の猫柳を増やしたいんだよねー。』
ハハ、要は挿し木で増やしたい。自分でするのには自信が無いのでピンキーさんに・・・・。

と言う事で、今朝伺って挿し穂を取って来ました。
数日前から挿す鉢の準備は出来ています。
この状態。


7~8本と言われていたので10本挿しました。
猫柳は初めてなので、実験を兼ねて枝の形や太さもバラバラ。
基本的に柳の種類は挿し木の成功確率が高いので行けると思います。
逆に10本成功しちゃうと・・・・・・・(汗)。

序に・・。

去年の秋に植えたニンニク。25球全てが発芽してこの状態。
超有名なホワイト六片。普通スーパーでは売っていないので僕は食べた事が無い。此れを使っている高級料理店には縁が無いし・・。
で、娘にメールをしたら『私にんにくは大好きだからねー。』って返事をもらったので責任重大です。

更に・・。

おととしの秋に植えた球根30個。
昨年は葉が出ただけで終わってしまったので諦めていたら、今年は葉の色の良い芽が出て来ました。
今年は咲いてくれるのかなー・・。


エーーー。今回の挿し木を頼まれたおばちゃんの家。玄関先にバラが植わっています。
可成り枯れかけていて青息吐息状態。
で、2ヶ月位前に僕が手入れをしたんですね。
そうしたら3週間後に小さな芽が根元近くから出て来ました。
其の1週間後には、地際からまた新しい芽。
最初の芽を発見した時に僕は『まだまだ生きたいよ。』ってバラが言っていると感じたのです。
直ぐに2度目の手入れ。

昨日見ましたら、最初の芽は勢いを失いましたが、2個目の芽は元気はつらつ。
更に元気をなくした芽の隣にまた新しい芽を発芽。
バラって手入れに対する反応が凄く早いのです(で、ハマッタ)。

そんなこんなで挿し木を頼まれてしまったのですね。
近所の人達は『商売替えをしたら』って言っていますけど・・・・・。

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昨年の7月に植えたバラ。
とんでもない成長をして通路の邪魔になる枝をチョキン(11月上旬)。
50cm程度の枝でしたが、捨てるのも惜しく5本に切り分けて挿し木にしました。

其の鉢の今日の姿。


もう葉を茂らしている株も有ります。
一番最初に葉を開いた株。


小さいながらも立派なバラの株に育っています。
一番芽を吹くのが遅かった株。


小さな芽が『元気だよ』って言ってます。

実は2週間ほど前に発根を確認したくて(我慢出来なかった)、鉢を逆さまにして5株共抜いてしまいました。
根の大小は有りましたけど5株全てが発根。
挿し木に使う土は肥料分が無いので、一回り大きな鉢に肥料分を含んいる土を入れ、其処へ植え直したのです。

5本共に行先は決まっていますので、その点は安心です。
来年、花芽が出たら嫁に行きます。


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今回STの形について色々と考えました。前のブログへの追記でも良かったのですが、長くなりそうでしたので・・。

僕も、物を作って糊口を得ています。
カッコ悪ければ売れないですよね。
で、かっこ悪いって個人の好き嫌い。
ハイ、僕はその辺には完全に無頓着。
僕がカッコイイって感じるのは機能美なのです。
此の機能美、機械の本質を理解していない人には絶対に判りません(先のSTを認めなかった人の様に・・)。

その機械の働きを徹底的に突き詰めて、その結果出来た形が機能美で、僕はデザインとして認めるのです。

その逆、受けを狙って見た目にはカッコイイが機能的には劣る形状。此れを僕はデザインでは無くファッションと理解しています。

で、世の中の人々、ファッションに魅力を感じている人々多々。
済みません、僕と住む世界が違うので・・・・・。

僕の作る沢山の作品。徹底的に機能を優先しています。ファッションの入る隙は有りません。
そんな訳でトーンアームの形に美を感じています。


エーーーー。僕のSTが周りの景色に浮いてしまった状況を思い出しました(大汗)。
其処は、富士スピードウェイのピット。
ハイ、僕のSTは富士スピードウェイ(フルコース)を何周もしています。

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本当に、まさかまさかの出来事でした。
僕のバイク好きは長年の愛読者ならご存知と思います。

で、寄る年波には勝てず・・・(涙)。数年前に下りました。基本的にスピードは嫌いでは無い。と言っても反射神経の落ちは認めざるを得ない。
此処へ引っ越してからも何度かの入院。お客様には散々迷惑を掛けました。

そんな訳で数年前に手元のバイクを全て手放したのです。
その中でも心残りだったのがST250。此れと言って特徴のあるバイクでは有りません。でも何となく僕と波長が合う。

10年以上の付き合いだったのです。と言っても単なる付き合いだけでは無く、僕好みへドンドンとチューン。
其れにも忠実に付き合ってくれてたバイクだったのです。
普通なら此処までの改造はしないよね。で、改造が進む程僕好みに変身してくれました。
基本ポテンシャルが高かった所為かと・・・・。

そんなSTを手放したので、思い出の色々なパーツも殆どつけて手放してしまったのです。
購入したバイク屋さんに持って行ってもらったので、その先は全然判りません。
なまじ判ってSTが不幸にあってたら・・。
幸せに過ごしているかなー・・・・・・・。

そんな時に1枚のハガキ。あのSTと現在のオーナーの方の写真が印刷されていました。
なんとスズキ本社で重要な仕事をしている方の所へ行っていたのです。
何かのオークションで僕のSTを発見。色々な改造をしていたので興味津々。
ネット検索をして僕のHPにたどり着いた。
改造内容を見て欲しく成り、信じられない高額で落札。

で、その新しいオーナーの方が、今日僕の所へ来てくれたのです。
僅かに残っていた周辺パーツとスペアエンジンを取りに・・。
エンジンに関しては開発者ですので、もう何の心配もない方の所へ嫁いでいたのです。
その方が僕の弄ったSTを凄く気に入ってくれているのですね。

今日、僕の今迄の記録も全てUSBへコピーして差し上げました。
TMRのセッティングデーターを見ただけで凄く驚いていましたし、不明だったメーター類の取説もスキャンして有りましたので喜んで貰えました。

何しろSTの購入資金を調達するのに愛車の1000ccバイクを手放したそうです。
其処迄気に入って貰えますと改造に掛かった苦労なんて・・(笑)。
で、例のアルミ丸棒の切削パーツもと成ったのです。

6時間近くの楽しいバイク談議でした。
僕としては、僕の進んだ方向を本当のプロの方に理解して貰えた。
それだけで十分ですし、またSTと少々係わる事が出来そうです。

あ、僕の改造したフロントブレーキも凄く気に入って貰えたのも嬉しかったです(Fブレーキを強化したらフォークのリセッティングは必須です、それをしないと危険なブレーキに成ります)。
今迄に接したバイクの殆どをブレーキチューンしていましたが、その中で最高の出来と思っていたST。
判る人には判るよね。
バイクを弄って来て、最後に最高のご褒美を貰えた思いです。

チョイの追記です。今回の方、モトGP(ワークスマシン)のエンジン開発にも係わっています。何度かのメールのやり取りで、スズキの目標は勝つ事だけでは無くライダーに優しいエンジン開発と気付かされました。
僕もその考えには大賛成です。
ズーっとスズキファンでしたが、間違っていなかったかなと・・・・。

エーーーー追記です。嬉しいコメントをお二人の方々から頂けました(拍手の欄でしたので公開出来ません)。
実は僕がSTを凄く気に入っていた事に気付いて何人もの方がSTを買われたのです。
僕の所でETCやスコットオイラーを取り付けて気に入って乗って貰っています。
で、その中の一人が体力的に重量車がきつくなった知人にSTを薦めたのです。
その知人からの答えは『カッコ悪いから要らない。』

エーーーバイクのスタイルなんて何とでもなります(ピンキー2号で実践)。
問題はそのバイクの本質。楽しめる素質を持っているか?
その点でSTは合格なんですね。かっこを気にするのはバイクを単なるファッションとしか見ていないのかと・・・・。

で、またまたの追記(汗)。
バイクのスタイルって、乗っていると見えないんですよね。ショーウィンドウに映る姿しか見えないので・・・・・。
でもSTのデザインって、ツーリングに行った時の風景に凄く溶け込むのです。変に浮かないんですね。
以前、シックな喫茶店の前に止めた事が有りました。
バックの喫茶店の前のST。かっこ良かった。

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先週の3日日曜日、9日土曜日と1週間に2回の長距離納品。
イヤー、まだまだ若いですね(笑)。
生まれて初めて高速でのフルブレーキングも体験しましたし(僕の所為では無い)。
フルブレーキングしながらルームミラーで後ろの車の確認もしていた自分に拍手(笑)。
不思議な程に頭の中は冷静。僕も後ろの車もギリギリでセーフ。でもその後ろの車、僕の後ろの車にゴチンコしたみたいです。

そんな訳で、今日はエブリー君にご褒美のオイル交換をする予定だったんだけど、あいにくの雨。
野外作業なので明日に延期です。

そう成ると困った。やる事が無い(仕事はいっぱい溜まっているんですけどね)。
そんな訳で・・。


パソコンの前にステンレスのお盆を置き、その中にバラの苗木の鉢を置いて作業です。
只今、庭へ下ろす前のバラ苗が6鉢有り、それぞれが新芽を伸ばして来たのは良いのだけれど、葉が込み合って来た。

このまま放置すると病気に掛かり易いのです。
そんな訳で、余計な葉をピンチ(指でつまんで取る)。更に余計な枝を剪定。
その取った葉と枝が上の写真。
家の中でぬくぬくと作業が出来るので、本当に丁寧な作業が出来ました。

作業前と作業後の1鉢。



葉の数が減って、枝も少なく成っています。
良い意味でスッキリしました。

で、驚いたのは二日前に6鉢ともタップリと散水。
今日見たら乾いている鉢と十分湿っている鉢。
そうなのです、水上げの激しい苗と余り上げない苗が有るのですね。
6鉢とも違う種類の苗ですから仕方が無いのです。

此処で、乾いた鉢に合わせて全てに散水をしたらブッブー。
水やり3年と言う言葉が有ります。水の与え方を一生懸命に勉強しても3年掛かると言う意味です。
2年間で、少しずつ理解して来ました。

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