苦労の末(本人は楽しんでいますが、笑)完成した1吋ホーン。
直ぐに鳴らしたいのは山々ですが、そうは問屋が卸さない。
今使っているツィーター。クロスを6kHzで使っています。
今回は3kHzクロスで使います。
ネットワークを作り直さなければいけません。
昨日、BLOGのアップ後、1吋ホーンを取り付けたドライバーの、インピーダンス測定です。
流石国産品。左右の誤差が殆ど有りませんし、メーカー発表のインピーダンスカーブも、結構有ってます。
海外の一流品なんて可也ヤバイ(笑)。
実測しないで、ネットワークなんて絶対に作れません。
今回のドライバー。僕の使いたい3kHz以上はインピーダンスがフラットで、音圧のピークディップも有りません。
高音も、僕の検知限界(笑)まで綺麗に伸びています。
今朝は早速コイルを巻き始めました。
最初の一巻。此処で一旦ストップです。
理由は・・・・・・。
最初の巻き始めのコイルの引き出し部分。どうしても隙間が出来ますし、完成後に解ける恐れも・・・。
エポキシで固めます。エポキシの硬化待ちの休憩です。
直ぐに鳴らしたいのは山々ですが、そうは問屋が卸さない。
今使っているツィーター。クロスを6kHzで使っています。
今回は3kHzクロスで使います。
ネットワークを作り直さなければいけません。
昨日、BLOGのアップ後、1吋ホーンを取り付けたドライバーの、インピーダンス測定です。
流石国産品。左右の誤差が殆ど有りませんし、メーカー発表のインピーダンスカーブも、結構有ってます。
海外の一流品なんて可也ヤバイ(笑)。
実測しないで、ネットワークなんて絶対に作れません。
今回のドライバー。僕の使いたい3kHz以上はインピーダンスがフラットで、音圧のピークディップも有りません。
高音も、僕の検知限界(笑)まで綺麗に伸びています。
今朝は早速コイルを巻き始めました。
最初の一巻。此処で一旦ストップです。
理由は・・・・・・。
最初の巻き始めのコイルの引き出し部分。どうしても隙間が出来ますし、完成後に解ける恐れも・・・。
エポキシで固めます。エポキシの硬化待ちの休憩です。
世の中は、皆さん年末休暇。
僕は一生懸命コイル巻き。
好きで始めた仕事ですから、文句を言ってはいけませんね。
コア入りで、このサイズを巻くのは初めてです。
8.5mH欲しいですので、かなり巻きます。
空芯でしたら、更に大柄に成ります。
経験上、此処迄は巻かないで、必要な値は出ると思いますが、兎に角巻いてみませんと、インダクタンスは判りません。
しかも旋盤で巻いていますので、旋盤に付けた状態では、チャックの鉄の影響を受け、正しい値が判りません。
兎に角巻いて見て、実測値を取り、これからのデーターに成ります。
大変ですが、コア(純鉄)入りコイルの音が判ってしまったので、苦にはなりません(笑)。
取引先が全て休みに入った今日。
部品待ちの仕事は全てストップ。
正月休みなんて・・・・・・・・。
で、始めました。切削です。
純鉄丸棒。もう判りましたよね。
そう、ネットワークコイルのコア材です。
散々書きましたが、市販のコイルで、コア入りコイルに満足した事は有りません。
必ず嫌な付帯音が付いてきて、品が無いのです。
ずっと、空芯コイルだけを愛用。と言っても市販の空芯コイルもまた不満。
仕方なく、自作を続けてきたのです。
市販のコイルのコア。良質な物を使っていません。磁気歪の少ない材質と言う事で純鉄を選びました。
コア入りコイルの利点は、コイルの巻き数を減らせるのです。
ウーハーを考えて下さい。高域カットの為に、ボイルコイルにシリーズ(直列)にコイルが入ります。
コイルを解いたら、とんでもない長さの筈。要はスピーカーケーブルを滅茶苦茶長くしたのと同じです。
磁気歪の少ないコアを使い、コイルの巻き数を減らせたら・・・・・。
2年ほど前から僕は愛用。
不思議と、この頃からネットワークの仕事が無く成りました。
結果、コア入りコイルを使っている方も、僕の他に一人だけ(笑)。
今回、僕のネットワークが作り直しに。
余ったコア入りコイルを、有る方が試聴に持って帰りました(僕は貸し出したつもり)。
帰って来る事は無さそうです。
今回巻くコイル。僕独自のダミーロード用。
ウーハーにシリーズに入る訳では有りませんので、効果の程は不明。
さてさて、どうなりますか?
今朝、目が覚めたら背中が痛い。特に腰周りも・・。
オイロダインの改造に掛かってから、体を酷使したもんなー。
重いアンプを運び、30kgのエナメル線の塊を運び、2mmのエナメル線でのコイル巻き。
その他色々・・・・・・。
背中に手を当てると筋肉がパンパンに張っている。
一瞬、休もうかな?とも思ったんだけど、音の確認はしたい。
一晩でかなり変わっている筈。
エッ。夜中も鳴らしていたの?
イエイエ、何もしていません。でも音は成長するのです。
犯人はハンダ。僕愛用のハンダ、金属結晶が落ち着くのに時間が掛かるみたい(あくまでも想像)。
一晩で兎に角変わります。だから楽しみ(笑)。
詳しくはこちら。
http://hayashilab.syuriken.jp/auhanda01.htm
店に来て直ぐにSWオン。
ハハハ。昨日と全然違う。よい意味でも悪い意味でも。
付帯音は減った。各ユニットのバランス、滅茶苦茶。
アンプの入力ボリュームの調整をし直します。
アッテネーターの時と違い、目盛りが有りませんからチョットと惑います。
色々なレコードでセッティング。
今迄は、ドライバーやツィーターを上げ過ぎると、いっぺんに煩くなったのに、今度は煩くならない。結果つい上げ過ぎてしまう。
勿論セットしたてです。レコード片面聞いているうちに、バランスが崩れてくるのは毎度の事。
焦っても無理。こんな時はのんびり構えて、装置と真っ向勝負。
お互いの気心が判って来るまでは大変。特にポテンシャルの高い装置ほど、こちらに使い方の腕を要求して来ます。
オイロダインが化けました。今迄の何だったの?
ポテンシャルの高いスピーカー程、環境(周りの装置)でコロコロ表現を変えます。
アンプを選ばないスピーカーなんて・・・・・・・。
で、今回のネットワーク回路。
極普通の12dB/oct、-3dBクロスの回路です。
兎に角今迄は、アッテネーターに悩まされてきました。ネットワーク内の部品で一番悪さをしているのがアッテネーター。そう信じています。
でも、必要悪。無いとユニット間のバランスが取れません。
更にアッテネーターは8Ωとか16Ω。つながれるユニットが其のインピーダンスの時だけ、この値を保障しますが、つながれるユニットのインピーダンスはかなりまちまち。
仕方なくユニットのインピーダンス補正抵抗をユニットとアッテネーターの間に挟んでいました。
此処まで気を使ってアッテネーターを使用しても、更に問題。
アッテネーターの絞る位置でインピーダンスが結構狂うのです。
煩く言えば、アッテネーター位置でコイルとコンデンサーの値を調整する様なのです。
このアッテネーターの排除。
各ユニットを専用アンプで鳴らし、アンプの入力にVRを入れユニット間のバランスを取るしか方法は有りません。
本当に贅沢な方式です。
かなり前から、パワーアンプとスピーカーユニットを直接繋いだ音の鮮烈さは知っていました。
ネットワークを挟むとこの鮮烈さはかなりスポイルされます。
フルレンジユニットの鮮烈な音ですね。
じゃあ、チャンデバでのマルチ。
残念ながら、僕の知っているチャンデバ、満足できる物は有りません。
自分でも、実は何度か作ってはいるのです。でも駄目でした。特にバンドパスになると全然駄目。
先日書きました、僕の家への雑誌取材。其の当時は3ウェイのチャンデバでのマルチアンプにネットワークでツィーターをプラスした4ウェイシステムだったのです。
まあ、若気のいたりの装置でしたね。
で、今此処で成っている音。アンプとユニットを直接繋いだ鮮烈な音。
かなり遠回りしたような・・・・・・。
オイロダインの改造に掛かってから、体を酷使したもんなー。
重いアンプを運び、30kgのエナメル線の塊を運び、2mmのエナメル線でのコイル巻き。
その他色々・・・・・・。
背中に手を当てると筋肉がパンパンに張っている。
一瞬、休もうかな?とも思ったんだけど、音の確認はしたい。
一晩でかなり変わっている筈。
エッ。夜中も鳴らしていたの?
イエイエ、何もしていません。でも音は成長するのです。
犯人はハンダ。僕愛用のハンダ、金属結晶が落ち着くのに時間が掛かるみたい(あくまでも想像)。
一晩で兎に角変わります。だから楽しみ(笑)。
詳しくはこちら。
http://hayashilab.syuriken.jp/auhanda01.htm
店に来て直ぐにSWオン。
ハハハ。昨日と全然違う。よい意味でも悪い意味でも。
付帯音は減った。各ユニットのバランス、滅茶苦茶。
アンプの入力ボリュームの調整をし直します。
アッテネーターの時と違い、目盛りが有りませんからチョットと惑います。
色々なレコードでセッティング。
今迄は、ドライバーやツィーターを上げ過ぎると、いっぺんに煩くなったのに、今度は煩くならない。結果つい上げ過ぎてしまう。
勿論セットしたてです。レコード片面聞いているうちに、バランスが崩れてくるのは毎度の事。
焦っても無理。こんな時はのんびり構えて、装置と真っ向勝負。
お互いの気心が判って来るまでは大変。特にポテンシャルの高い装置ほど、こちらに使い方の腕を要求して来ます。
オイロダインが化けました。今迄の何だったの?
ポテンシャルの高いスピーカー程、環境(周りの装置)でコロコロ表現を変えます。
アンプを選ばないスピーカーなんて・・・・・・・。
で、今回のネットワーク回路。
極普通の12dB/oct、-3dBクロスの回路です。
兎に角今迄は、アッテネーターに悩まされてきました。ネットワーク内の部品で一番悪さをしているのがアッテネーター。そう信じています。
でも、必要悪。無いとユニット間のバランスが取れません。
更にアッテネーターは8Ωとか16Ω。つながれるユニットが其のインピーダンスの時だけ、この値を保障しますが、つながれるユニットのインピーダンスはかなりまちまち。
仕方なくユニットのインピーダンス補正抵抗をユニットとアッテネーターの間に挟んでいました。
此処まで気を使ってアッテネーターを使用しても、更に問題。
アッテネーターの絞る位置でインピーダンスが結構狂うのです。
煩く言えば、アッテネーター位置でコイルとコンデンサーの値を調整する様なのです。
このアッテネーターの排除。
各ユニットを専用アンプで鳴らし、アンプの入力にVRを入れユニット間のバランスを取るしか方法は有りません。
本当に贅沢な方式です。
かなり前から、パワーアンプとスピーカーユニットを直接繋いだ音の鮮烈さは知っていました。
ネットワークを挟むとこの鮮烈さはかなりスポイルされます。
フルレンジユニットの鮮烈な音ですね。
じゃあ、チャンデバでのマルチ。
残念ながら、僕の知っているチャンデバ、満足できる物は有りません。
自分でも、実は何度か作ってはいるのです。でも駄目でした。特にバンドパスになると全然駄目。
先日書きました、僕の家への雑誌取材。其の当時は3ウェイのチャンデバでのマルチアンプにネットワークでツィーターをプラスした4ウェイシステムだったのです。
まあ、若気のいたりの装置でしたね。
で、今此処で成っている音。アンプとユニットを直接繋いだ鮮烈な音。
かなり遠回りしたような・・・・・・。
今日は朝一番で野暮用。今日頑張れば音が出そうなので、さっさと済まし店へ。
足りなかったコイルを巻き(小容量で助かった)、ネットワークを完成させる。
ナンセ、3ウェイのマルチアンプでのネットワーク。入力が3系統なら出力も3系統。
間違えていないよね・・・・・・。
何度も確認。
アンプとネットワーク、更にスピーカーユニットへの配線。此処で間違えて低域をツィーターなんぞに加えたらオーマイゴット。
何度もオイロダインの後ろへ行き確認。
真空管の抜けていたウーハー用アンプ(リチャードアレンに使っていた物の改造品)に球を挿し、スピーカー周りの配線は完了。
ウーハーの位相がドライバーと合っているかは1/2の確率。この周波数なら耳で判る。
取り合えず全て同相接続。
ウーハー用アンプの電源極性を確認してから、他のアンプとの接続。
何度味わってもチョット緊張する一瞬です。
特に最近の僕のアンプ。2ch入っているアンプは全て逆相動作。正直、頭がこんがらがった。
まあ、音が出れば判るし・・・・・(汗)。
取り合えず、ウーハー用のアンプだけ電源オン。
無事に鳴り出す。550Hzクロスなので人の声なんか殆ど聞こえます。
左右の位相もチェック。中心に定位しているので間違いはない。
続いて左chだけの中高域(ピンキーアンプ)アンプのSWオン。入力ボリュームは全閉。
でも下駄を履かせて有るので音は出ます。ドライバーの音量をウーハーに合わせ徐々に上げる。
ハハハ、ウーハーと逆相。声の上が痩せてしまった。ウーハーだけ逆相に接続変更。
声が自然に。ウンこちらですね。
続いてツィーターも上げる。全体のバランスが取れてくる。
右のピンキーアンプも電源オン。
入力ボリュームの位置を左に合わせる。
まだまだ付帯音(組んだばかりの機器にはよく有る現象)が多いけど、以前よりゆとりの有るなり方を始めた。
成功だな。
僕の方法には不可欠なダミーロード。
今迄は2ウェイでのマルチだったのでハイパスとローパスだけだったのに、今回は3ウェイ。ダミーにもバンドパスが必要です。
此れはドライバーのダミー。
こちらはウーハーに入っているダミー。コンデンサーだけです。
ツィーターのダミー。コイルでツィーターには不要な6kHz以下をショートします。
一般の定電圧駆動のアンプ(定電圧アンプで此れをやるとアンプを壊します)なら必要の無い物ですが、僕のアンプは定電力駆動。
このダミーをつけないとネットワークで切りきれないのです。
このブログを書いている間もレコードは掛かっています。
ドンドン音が変わって来て、かなりニコニコ。
さて、落ち着いたらコア入りコイルの実験です。
追記。
定電圧駆動の問題はこちらにアップして有ります。
基本的にNFを掛けたアンプは定電圧駆動に成ります。
http://hayashilab.syuriken.jp/auteidenatu1.htm
足りなかったコイルを巻き(小容量で助かった)、ネットワークを完成させる。
ナンセ、3ウェイのマルチアンプでのネットワーク。入力が3系統なら出力も3系統。
間違えていないよね・・・・・・。
何度も確認。
アンプとネットワーク、更にスピーカーユニットへの配線。此処で間違えて低域をツィーターなんぞに加えたらオーマイゴット。
何度もオイロダインの後ろへ行き確認。
真空管の抜けていたウーハー用アンプ(リチャードアレンに使っていた物の改造品)に球を挿し、スピーカー周りの配線は完了。
ウーハーの位相がドライバーと合っているかは1/2の確率。この周波数なら耳で判る。
取り合えず全て同相接続。
ウーハー用アンプの電源極性を確認してから、他のアンプとの接続。
何度味わってもチョット緊張する一瞬です。
特に最近の僕のアンプ。2ch入っているアンプは全て逆相動作。正直、頭がこんがらがった。
まあ、音が出れば判るし・・・・・(汗)。
取り合えず、ウーハー用のアンプだけ電源オン。
無事に鳴り出す。550Hzクロスなので人の声なんか殆ど聞こえます。
左右の位相もチェック。中心に定位しているので間違いはない。
続いて左chだけの中高域(ピンキーアンプ)アンプのSWオン。入力ボリュームは全閉。
でも下駄を履かせて有るので音は出ます。ドライバーの音量をウーハーに合わせ徐々に上げる。
ハハハ、ウーハーと逆相。声の上が痩せてしまった。ウーハーだけ逆相に接続変更。
声が自然に。ウンこちらですね。
続いてツィーターも上げる。全体のバランスが取れてくる。
右のピンキーアンプも電源オン。
入力ボリュームの位置を左に合わせる。
まだまだ付帯音(組んだばかりの機器にはよく有る現象)が多いけど、以前よりゆとりの有るなり方を始めた。
成功だな。
僕の方法には不可欠なダミーロード。
今迄は2ウェイでのマルチだったのでハイパスとローパスだけだったのに、今回は3ウェイ。ダミーにもバンドパスが必要です。
此れはドライバーのダミー。
こちらはウーハーに入っているダミー。コンデンサーだけです。
ツィーターのダミー。コイルでツィーターには不要な6kHz以下をショートします。
一般の定電圧駆動のアンプ(定電圧アンプで此れをやるとアンプを壊します)なら必要の無い物ですが、僕のアンプは定電力駆動。
このダミーをつけないとネットワークで切りきれないのです。
このブログを書いている間もレコードは掛かっています。
ドンドン音が変わって来て、かなりニコニコ。
さて、落ち着いたらコア入りコイルの実験です。
追記。
定電圧駆動の問題はこちらにアップして有ります。
基本的にNFを掛けたアンプは定電圧駆動に成ります。
http://hayashilab.syuriken.jp/auteidenatu1.htm
ダウンロード(doc)
僕の秘密データー(笑)。
もしも、コイルを巻いて見たいという方にはニコッのデーターと思います。
コイルのターン数。と言う検索で僕のHPやBLOGへ入ってくる方が結構います。
僕も、自分で巻きだす前は計算式が有ると思っていました。
要は、ターン数(巻き数)でインダクタンスが決ると思っていたのですが・・・・・・・。
現実は全然違いました。コイルの基本を考えれば気が付くんですが、ターン数ではなく、線の長さで決ってくるのです。
ですから芯に近いところでは、直径が小さい。結果線の長さも短い。
此処では片道巻き終えても、インダクタンスは稼げません。
外周に近づく程、片道での容量アップは目を見張る程。
データーを見れば一目瞭然ですよね。
このデーターのコイル長(幅)は50mmと38mmの二種類です。
線径が1.4mmと1.6mmは巻き芯の径が25mm。線径が2.0mmは35mmでスタートします。
ターン数は片道を数えています。
このデーターを作るのにはかなりの日数(年月)が掛かっています。
初めてのコイル容量を巻く度に取ったデーターですので、完全実測値です。
コア入りのコイルは、まだ発表出来る程のデーターが有りません。
新しい容量の度にトライ&エラーの連続です。
良いネットワークを作るには良いコイルと良いコンデンサー、正しいスピーカーインピーダンス値が必須。
8オームや16オームを前提の市販のネットワークは、取り合えず音が出ますレベルと思っています。
正しいインピーダンスで作られていないネットワークと、スピーカーインピーダンスに捕らわれないチャンデバ。
この二つの鳴き比べでは、軍配がどちらに上がるかは火を見るよりも明らか。
此処迄やったネットワークとチャンデバを、鳴き比べてみませんか。
僕の秘密データー(笑)。
もしも、コイルを巻いて見たいという方にはニコッのデーターと思います。
コイルのターン数。と言う検索で僕のHPやBLOGへ入ってくる方が結構います。
僕も、自分で巻きだす前は計算式が有ると思っていました。
要は、ターン数(巻き数)でインダクタンスが決ると思っていたのですが・・・・・・・。
現実は全然違いました。コイルの基本を考えれば気が付くんですが、ターン数ではなく、線の長さで決ってくるのです。
ですから芯に近いところでは、直径が小さい。結果線の長さも短い。
此処では片道巻き終えても、インダクタンスは稼げません。
外周に近づく程、片道での容量アップは目を見張る程。
データーを見れば一目瞭然ですよね。
このデーターのコイル長(幅)は50mmと38mmの二種類です。
線径が1.4mmと1.6mmは巻き芯の径が25mm。線径が2.0mmは35mmでスタートします。
ターン数は片道を数えています。
このデーターを作るのにはかなりの日数(年月)が掛かっています。
初めてのコイル容量を巻く度に取ったデーターですので、完全実測値です。
コア入りのコイルは、まだ発表出来る程のデーターが有りません。
新しい容量の度にトライ&エラーの連続です。
良いネットワークを作るには良いコイルと良いコンデンサー、正しいスピーカーインピーダンス値が必須。
8オームや16オームを前提の市販のネットワークは、取り合えず音が出ますレベルと思っています。
正しいインピーダンスで作られていないネットワークと、スピーカーインピーダンスに捕らわれないチャンデバ。
この二つの鳴き比べでは、軍配がどちらに上がるかは火を見るよりも明らか。
此処迄やったネットワークとチャンデバを、鳴き比べてみませんか。