平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
イヤーー。予定よりも大幅に遅れて40thアンプの天板が完成です。



僕の足が写っているのはご愛敬(汗)。
サイズは490×300。勿論材料は5mm厚のアルミ板(5052)。

MCトランス二次側の受け抵抗を変えられるピン端子も付いています。
イコライザー回路は現在のプリアンプ単体品と全く同じです。

で、両面加工の皿ビスを取り付ける穴。


普通なら頭が出ても良いのですが、実は此処には出力トランスが取り付けられます。
トランスとゴチンコしない為の皿加工です。
トランスの下の空間には電源回路のコンデンサーが沢山付きます。
兎に角無駄な空間は作らないと言う設計です。
と言って、あまりにもキチキチで、修理で苦労(20年後かな?)しない様な空間は空けています。
まあ、この辺が苦労点でも有るのですが・・。

実は、今朝も穴あけを忘れていないか何度もチェック。本当に忘れた侭でフライスから外したら笑っていられません。

さ、残り3枚の皿加工をしなくちゃ。




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昼食の準備をしていたらヤマトのお兄ちゃん。



この写真を見てピンッと来たら此処の愛読者です(笑)。

可成り以前にアップしました銅メッシュで作る物。
ハイ、真空管のシールドケース。
従来のシールドケースで音質に影響がない物を知りません。
そんな訳で、ダメもとで作った銅メッシュ製が好結果を得たんですね。

僕のプリアンプにも使っています。
で、今度の40thはどうしようかなー・・・・。

取り付けた場合のネガは有りません。元々外部ノイズには強い設計です。
でも、使用条件では・・・・・。

そんな訳で、標準装備に致しました。価格の変動はナシ(汗)。

このケース、単体で送るのは非常に怖いのです。チョットした圧力で簡単に変形します。
アンプに装備した状態で無いと難しいのです。

只今最後のフライス仕事。此れが終われば組み立てに入れます。

もう少々お待ちください   m(__)m

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朝一番での℡。
ツマミのアルマイト加工が出来たので昨日送りました。
ツマミはカラーアルマイトでは無いので今迄のアルマイト屋さん。

で、昨日遅い時間に・・・・。
カラーアルマイト屋さん『大変遅く成りましたがカラーアルマイトが出来上がりました。価格は・・・・・・・・。』
どちらもアルマイト加工後に彫刻屋さんヘ直行なんですね。

つまり今日どちらも手に入る。
即彫刻屋さんヘ℡。

今日持ち込んでも良いですか?
即OKを貰えたので、ツマミが届くのを待つ。
その間、パネルへ入れる40thの文字の位置と大きさを散々検討。
コピー機フル回転。
この位置でこの文字サイズ。って決まったらヤマトのお兄ちゃん、ツマミの入った宅急便を持って来た。
この時間ではカラーアルマイト屋さんには昼休みの時間に着いちゃう。
軽く時間調整。
まあ、そんなゴタゴタで、パネルは彫刻屋さんヘ移動出来ました。

カラーアルマイト屋さんから受け取ったもう一つの部品。
出力トランスのカバーです。
コイツもパネルと同じ色にアルマイト。

そんな訳で本日のカラーアルマイト屋さんへの支払いは・・・・・・(可成りの結構な金額)。
まあ、採算無視の記念モデル。喜んで使って頂ければ本望です。

本心は自分でも使いたい・・・・・(大汗)。
あ、写真も考えたのですがアルマイトの色って光の都合で可成り変わります。アップすると誤解が・・・・・・。

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昨日、今日とツマミの削り出しを頑張っています。
今迄は精々3個。最近は2個作るのが普通でしたので・・・・・・。

今回は8個。と言う訳で切削手順を変えました。この方が効率が良い・・・・・。

で、実はですね・・・・・・・。
昨年の暮れ、僕のチョンボで旋盤のチャックを痛めてしまったのです。
その時に掛かっていた仕事は片面加工でしたので、狂ったチャックでも問題なく削れます。
問題は両面切削の仕事。

ハイ、今回のツマミは完全に両面加工です。反対面を削るとチャックの狂いがもろに出るんですね。

で、僕はインチキを・・・・・・(ウソウソ、笑)
チョンボをして直ぐに旋盤を買った店へ℡。
チャックを痛めたので交換して下さい。エーーー僕の旋盤は1970年製。未だにハンドルの目盛りが当てに出来ます。

流石に産業機器。この辺の規格は今でも生きていて新品に交換可能。
でも納品は今年の3月の返事。
待ちますよ。狂ったチャックでは仕事に成らない。

と言う訳で、3月下旬に交換をしたのです。古さの目立つ旋盤にピカピカのチャックが・・・・・(汗)。

昨日からのツマミの切削。片面の加工が終わり工作物を裏返しに。
旋盤を回して工作物に手を触れる。ビシッと振れなく回ります。こうでなくっちゃね。

実はチャックの交換は二度目。最初は旋盤を購入して直ぐ。
若干ですけど狂いを感じたのです。その時も交換したらビシッ。

まだまだ頑張って貰わないと困る旋盤とフライス盤。40thアンプでも大活躍です。



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体の治療をしていたら届きました。



45φの丸棒(150mm長)が三本。

今回は8個のツマミを作りますので、2本では若干足りないのです。
8個ものツマミをいっぺんに作るのは初めてかも・・・・・・。

勿論、ツマミの径は45φでは有りません。
此の侭使うと表面が汚いのです。
何φ迄削るかはナイショ(笑)。

実は今日ももう一度ツマミの径をいくつにするか(デザイン上です)、もう一度図面とにらめっこ。円を何度も書きウーーーーン。

で、勿論決定しました。此のつまみもアルマイト加工後、一部に色入れ。この辺は外注ですので加工を早く済ませたいのです。
今から掛りっ切りで削るのですが今日中に完成するのかなー・・・・・・。



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アルマイト待ちの間にどんどん進めたい残りのシャシ加工。
以前、フロントパネルだけでは無く残りの板もアルマイトを・・・・・。

と、おっしゃったお客様が居りました。理由は判りますよね。アルマイトを掛けると表面は絶縁されてしまうのです。シャシが電気的に繋がっていないと理由不明のノイズに悩まされる事案多々。

オールアルマイトを掛けて大騒ぎになったCD用のバッファアンプ。それよりも微信号を扱うフォノイコライザー。この辺をいい加減にやると・・・・・・・。

で、本日の話題。


完成したリアパネルの電源メタコン。
以前アップしましたよね。従来のメタコンが生産完了で違うメーカー製をチョイスしました。
作りには問題ないのですが、本体が若干太くエンドミルを新しく買う羽目に・・・・。

で、取り付けビスの位置。4点止めなら計測は簡単なんですが、なぜか皆さん3点止め。
この場合、位置を測るの凄く難しいのです(平面なら簡単)。
結局メーカーのHPで調べました。三点止めは円の直径で表されます。
メーカー発表は35φ。何度も実測をして若干違う様な・・・・・・・・。

取り敢えずメーカーを信用して35φで止め穴を開けました。
メタコンをあてがって見ると・・・・・・・(大汗)。
35φでは無く、34φが正解(オイオイ)。

180度ひっくり返して穴を開けても良いのですが(裏側なので見えない)、メタコンが逆さまと言うのも・・・・・。
と言う訳で、写真の様にアダプターを製作(結構面倒)。

まあ、もう一つ理由が有ったのですが・・・・・・。
プリメインです。内側は可成りぎゅうぎゅう詰め。メタコンの内側にはチョークトランスが有るのです。
そのチョークとのクリアランスが結構狭い。AC100Vの配線ですのでシッカリと絶縁したい。
そのクリアランスを広げるにもアダプターは丁度良い(汗)。
なんて理由も有って面倒なアダプターを作りました。

此れで、バイスを使って削るシャシパーツは全て完了。
そんな訳で・・・・・・・・。


階段の手すりの取り付け。左官屋さんには柱の取り付けをお願いしたのですね。
柱と手すりの間はタッピングビスで取り付けます。
タッピングビスの下穴を結構な精度で開ける様なんですね。
しかも手すりはステンパイプ。ハンドドリルではチョイヤバイ。
説明書の類は一切入っていませんでしたから、下穴の径も不明です。

この辺は左官屋さんよりも僕の出番。
そんな訳でフライスが空くのを待っていたんですね。丁度二組のバイスが良い間隔で取り付けられています。このバイスへパイプを咥えて下穴加工(笑)。

石組みで、平面の出ていなかった階段も左官屋さんがセメントで修正。


僕の足でも楽々上り下りが出来る様に成りました。

で、最近の庭。


一ヶ月半前に剪定(僕が、汗)をした紅梅の枝。
捨てるのも勿体なくて挿したのです。未だに葉が枯れ落ちません。二ヶ月位で発根するそうですので、上手く行けば紅梅がもう一本(オイオイどこに植えるんだよ、汗)。

実は先日の飲み会の時、植木職人さん『あそこにももう一本植えたいね。』
イヤ僕もチョイ考えていたので・・・・・・。


いろはもみじです。40cm程度の小さな苗木。
本当は葉が出ていない早春に植えるのらしいのですが我慢が出来ず・・・・・・・。
問題は紅葉の後ろのでっかい石達。
紅葉を植えるのに穴を掘ってら出て来た石。
兎に角僕の庭、石が多いのです。

と此処迄書いたらヤマトのお兄ちゃん登場。持って来た物は・・・・・・。


最近、この類の荷物が多いなー・・・・・・・。


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本日もシャシの制作を頑張っています(暫く休んでいないなー・・汗)。
表へ出たら丁度ヤマトのお兄ちゃん。
小さく軽い段ボール。その時に眼鏡を掛けていなかったので差出人が判らない(大汗)。

梱包を解いて見たら・・・・・。


40thアンプ、オプションのMCトランスが4個。発注歴を調べて見たら3月23日に注文をしていた。略2か月待ちです。4月10日に追加した分は入って来ませんでした。

今回は全ての方にMCトランスの内臓を頼まれましたが、完成が遅れていますので十分間に合うかと・・・・・・。

配線に掛かる前に、お使いのカートリッジをお尋ねするメールを送ります。カートリッジによってこの沢山のピン接続が変わるのです。SW一つで切り替えるのはチョイ無理なんですね。
ルンダールはコイルを余らせるのを嫌います。つまりタップで簡単に切り替えるとコイルの余りが出るのを嫌っているのです。
僕もこの考え方には賛同しています。
量産市販品には使い辛いトランスかも知れません。


エーーー。この沢山のピン。配線をされないピンは1本も有りませんので・・・・・。

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久しぶりの更新です。遅々として進まない40thアンププロジェクト。
一番重要なシャシの制作にてこずっています。

何度も制作をしているシャシなら鼻歌交じりなのですが、初めてで更に穴数も過去で一番多いのですね(僕のプリアンプよりも複雑)。

そんな中、ヤットヘアーライン加工が終わって取りに行き、その足でアルマイト屋さんへ直行。
ヘアーライン加工の間に他のパーツの切削をしていたのは言うまでも無く・・・。

チョイ坐骨神経痛が出たのはナイショです(大汗)。

で、昨日の午後に帰宅をしたら1通のメール。
なんと電源トランスを頼んでいるトランス屋さんの営業マンから・・。

『今日、相模原方面へ行く用事が有りますので、宜しければお寄りしたい。午後一番くらいの時間に成ります。』

僕がそのメールを見たのは15時近く。
直ぐに返事。申し訳ありません。今日は8:00に出かけて只今帰った所です。

1時間後辺りに℡。今近くに居ますので此れからお寄りしても宜しいでしょうか?

勿論断る理由も無いので、どうぞどうぞ(汚いですよー・・汗)。
30分程で来られて・・。


追加分の電源トランスが出来上がりました(あ、追加は1台で1個はスペアです)。

僕の仕事に興味が有って、試聴室。色々なトランスの事を聞けました。
一番面白かった話。
『一般ユーザーの方からの注文も受けていて、納品後に音が良く成りました。と言うお礼のメールを頂く事が良くあるのですが、うちはトランス屋なのでその辺は判らないのです。ご注文された規格を全う出来るトランスを作っているだけでして・・・・。』

一番信用の出来る言葉でした。イヤ実際にパーツメーカーはどのような使い方をされているか判りませんから、規格通りの真っ当な物を出来るだけ安価に作るか。と努力をしています。

音の良いパーツ、なんて考えていないのですね(この辺がオーディオパーツ屋さんと違う)。
まあ、僕個人的には音の良いパーツと言うのを丸っ切り信用していない。と言うのも有るのですが・・・・。

良い電源トランスは、電流値が変わっても電圧変動の少ない事。出来るなら更に磁気漏れの少ない事。
それだけなんです。以前アップした動作チェックシート。あれを付けてくれるトランス屋さんって意外と少ないのです(特にオーディオ用をうたっている・・)。

こんな山奥まで来て頂けて感謝です。


僕がルンダールを使いだす前は、国産の特注品を使っていました(結構有名どころ)。
で、ルンダールのセールスがその特注品と規格が同じトランスを試聴用に置いて行ったのです。

即、従来のトランスを外してルンダールに交換。
結果は音の違いが判らない。
僕はルンダールへ移行。
理由は簡単なんですよ。特注品は続けての注文なら良いのですが、1~2年空けて注文すると前の物とチョイ違った物が来るのです。
その辺、規格物にはその心配が有りません。
品質の安定している規格品へ迷わず移行したのです。

その後、ルンダールの使い方が判って来て従来の特注品よりも良い結果を出せる様に成りました。例の逆相アンプもルンダールが在ってこそ出来た動作です(特注品も二次側と逆接続しますと高域の特性が滅茶苦茶に成ります)。

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