平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
次の作業に必要な材料を入手出来るのは10月1日。
此処で違う仕事に手を付けると頭がゴチャゴチャ。

本職とは関係の無い事に頭を使うのが一番(誤魔化していませんよー)。

と言う訳で、昨日今日と庭仕事。
とは言っても、今日の天気は可成りヤバイ。時間の掛かる仕事をしちゃうと雨で中断に成り易い。
そんな訳で本日はパソコンの前でノンビリ(たまにはこんな日も・・)。

昨日の作業です。朝食を終えてサテ・・。
1週間前に届いたバラの苗木2鉢。其の侭だよね。植えなくちゃ。

正直、もうやりたくない。疲れた・・・。
要は、直径、深さ共に40cmの穴を掘り、穴の中に苗木を置いて掘った土を戻せば完了。
ハイ、其れだけです。

僕が疲れている理由。
まず、穴が簡単に掘れない。兎に角大きな石がゴロゴロ出て来るのでスコップは役に立ちません。
小さなスコップで石の周りを掘り、段々と石のサイズの判る所迄掘り進める。
サイズが略判ったら、つるはしで石の周りをホジホジして、石を動かす(動いてくれればしめたモノ、動かない場合多々)。

ビクとも動かない石の場合は最終作戦。

掘り出した土。石をふるいで除き、土壌改良(しないと使えない悪い土です)。
土壌改良には堆肥を3種類、有機肥料を4種類、虫よけの薬を少々(今回はコガネムシの幼虫がゴロゴロ)、丁寧に混ぜ合わせて苗木の根の周辺に入れて穴を塞ぎます。



左側が先日植えた敦煌。その右側のグレーの鉢が今回植えたファーストインプレッション。


こんな枝ぶりです。


掘り出した石。
片手で持ち上げるのは不可能。穴を可能な限り広げて両手にこれ以上は無理と言う力を加えてヤット引きずり出しました。
引き摺り上げたのは手前の赤い壁。そのすぐ下には僕の足。
つまり勢い余って手前にゴロンと成ると足の甲の骨折が・・・・・・・。

ハイ慎重に引き上げましたよ。右足の甲の骨折は経験していますので・・。


この石を掘り上げたら、更に深い所に2個の大石。
コイツは掘っても掘っても全体のサイズが判らない。つるはしでゴンゴンしてもびくともしない。
と言う訳で、掘り上げるのを諦めて地面を持ち上げる作戦。
秘密兵器を買いに近くのホームセンター。
そう、写真のグレーの鉢です。
鉢底を切り取って地面に挿し、地上部を持ち上げる作戦です。
コイツで5個目。

其の後、入荷した時の鉢を外して穴の中(底を抜いた鉢の中)へ苗を入れます。其の侭入れると苗の位置が低過ぎるので、丁度良い高さに成る様に土壌改良の終わった土を入れて高さ調整。

周りの隙間へも土を充填。此処でタップリと散水。すると充填した土の量が減ります。減った分を追加し、またもやの散水。また減るので(最初よりは少ない)また土を追加、散水。
この作業を2~3回繰り返して完了。

植え込んだ所で時間切れ。

今朝は最後の仕上げ。


下草にクラピアを挿し芽。本当にクラピアの挿し芽は簡単。2節に切って下側の節をピンセットで土に挿せばOK。

残るは1鉢。また穴を掘るのかー・・・・・・。



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7月初旬から掛かっていたギヤボックスが無事に動き出し一安心。
同時に頼まれているラックの制作は材料が入手出来るのが来月の1日。

チョイ時間が出来た。今朝は朝食前に近所のおばちゃんの庭へ植えさせて貰っている(汗)バラの手入れ。
バラの好きなおばちゃんなので、本当は咲かせちゃいけない夏バラを見させてしまった。結果バラは夏バテ気味。
と言う事で毎週蕾を取りに行ってます(バラが回復する迄は開花禁止)。
どうもおばちゃんには蕾を取る事が出来ないみたい(優しいのです)。
僕は心を鬼にして・・・・・。

帰宅して自分の庭を見ると・・・・・。

ヨハネパウロ2世。


庭の片隅にミニバラのフジサン。


パンダスミレも順調にランナーを伸ばし根付いています。


薔薇の下草に植え付けたクラピア。
2週間前はこの状態。


丁度1週間前に届いた2鉢のバラが其の侭なので、此れから庭に穴を掘ります。とんでもない石がゴロゴロ出て来る土地なので今日中に掘れるかどうか・・・・。


1週間前辺りに浄化槽の掃除に来た清掃業者さん。庭一杯のバラの鉢を見て『どこかへ納品されているのですか?』
ピ『趣味です。』
最近、良く間違われます(笑)。

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ガーディニングを楽しんでいる人の苦労の一つ。
害虫駆除。
葉を食べる虫。
花を食べる虫。
一番困るのが根を食べる虫。

根を食べられているのは表から見ただけでは判らずに、植物が枯れて来てから気付くなんて事が多いのです。

始めたばかりの頃。庭の土を掘ると小さな芋虫が沢山見つかりました。
何の幼虫だろう?

色々と調べた答えがコガネムシの幼虫。
確かに鉢の近くにコガネムシの死骸を見つける事多々。
何もしない虫なら無視(一応洒落です、汗)。

どうもコガネムシの幼虫は根を食べてしまうらしい。庭の場合は土がたっぷり有るので被害は少ない様ですが、鉢の中に住み着かれると殆どの根が食べられて枯れる事件が多い様なのですね。

殺虫剤と言う手も有るのですが薬の使用は少なくしたい。

そんな訳で・・・・・・。

玄関前の藤棚に下げました。

近付くとこんな様子。


仕組みがなかなか面白くて・・。

最上部、白い錠剤とその下の筒状の物。
コガネムシのメスが出すフェロモンと同じ匂いを出す様です。

その匂いに誘われて雄のコガネムシが飛んで来ます。

臭いの元のすぐ下のプラスチック板(塩ビと思われる)にとまると表面がツルツル。
下へ滑り落ちます。
その下は・・・。

ロート状のツルツルプラスチック。

ハイ、見事に此処に入り餓死。


説明書によるとその雄を求めてメスも寄って来るそうです。

ロートの入り口から中を覗くと100匹以上捕まっている様で、出す時が・・・・・(気持ち悪い)。
匂いの元は2~3ヶ月持つそうですし、来年は匂いの元だけを買えば良いのでコストもあまり掛かりませんし、この匂いは人間には全く感じません。

コイツの所為か、最近庭を掘ってもコガネムシの幼虫が全く見られない様に成りました。
もう少し涼しく成ったら捕った虫を廃棄。室内保管して来年また活躍して貰います。



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今年は買い過ぎた感じの多いバラの苗。
おかげで手入れに四苦八苦。

なのに、来春購入の候補は決まっていたりして・・・・・・。

何となく最近お世話に成っているバラ専門店のHPを(見ちゃダメなんですけどねー)・・。
来春購入予定のバラが在庫有り。
大分涼しく成って来たから、購入しても大丈夫か?

思わずポチッ。

で、この店の送料は1箱に入る分なら複数頼んでも同じ。
そんな訳で、在庫の有るバラの中から気に入りそうと言う写真を見つけたりしてまたもやポチッ。

僕はパソコンの中に植物関連のデーターを全て入れています。
新しいフォルダを作り、その中へHP内の写真をダウンロード。

ダウンロードをする為にもう一度買ったバラのページを開くと・・。
ウソッ。
2種類共に売り切れの表示。
慌ててその店からのメールを見ると受注完了の返事。

つまりどちらの苗も最後の1鉢だった。
こんな事って有るんですねー・・・・・。


発注して3日後に青根に到着。最後の売れ残り・・・・・・。
流石にお気に入りの店。売れ残りと言う様な変な苗では無く立派な苗が2鉢届きました。

一番の問題は庭に大きな穴を2個掘らないといけない。
何時掘ろうかなー・・・。

で、今回届いたバラ。
アプリコットキャンディー。


ファーストインプレッション

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先日(16日)。チョットした物の納品に行って来ました。

その方もガーデニングが大好き。
庭の片隅のバラの枝を貰って来たのです。


直ぐに挿し木が出来ず(野暮用がいっぱい)今日までコップの水に挿して置いたら・・。


貰って来た時にはこんな芽は出ていなかった。
たった三日間ですよ。

確かにバラの成長は早いです。
でも、此の成長って・・・・・・・。

これから4号鉢に挿し木をします。うまく育つと嬉しいですね。

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この暑さでは頭を使う作業は無理。と言う事で1日庭仕事に励んでいます(と言っても30分が限度、その度に母屋でアイスコーヒーを・・)。

エーー、生き物相手の趣味は僕の都合では出来ません。相手の都合に合わせる必要が有るのです。

1本だけ残った鉢植えのバラ(ミニバラは除いて)。コイツがチョイヤバイ。
喜ぶべき事なんですが、根元から新しい枝が3本伸びて来た(専門用語ではベーサルシュート)。

薔薇って、買って来た時の枝って殆ど役に立たない。新しく根元から出るベーサルシュートが此れからの樹形を作ります。

で、此れが問題。この新しい枝はチョットした衝撃で簡単に根元から折れるんですね(痛い経験あり、汗)。

庭へ下ろす時に折る可能性は大。と言う事は本当に短い時(誤って手に触れないサイズ)に植え替えたいのです。
現在のサイズは2~3cm。
これ以上大きく成ったらポキンだよね。

そんな訳での急遽の庭下ろしです。

以前アップした植える場所。


空鉢を前後左右にゆすって取り出します。周りの土手が崩れない事を祈って・・・。
周りのクラピアを挿したのは丁度2週間前。

で、ですねー・・・・・。


こんなに根張りをしている。たった2~3cmの茎を挿しただけでこの発根です。

植えるバラを鉢から抜き取り穴の中に置きます。周りの隙間には土を追加。


チョット斜めに成っていますが(後ろ側に傾いている)平気です。バラが自分から修正します。
植えたバラは・・・・・。


なんともの名前。バラの名前って結構笑えるものが多いです。
僕の庭に植えて有るバラで一番のお気に入りの名前は『ヨハネ・パウロ・2世』。

カッコイイでしょー・・・・。



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庭の雑草対策に大活躍のパンダスミレとクラピア。
このどちらも繁殖力が強いのに種を付けません。

つまり生えて欲しくない所に突然の繁殖。と言う事が無いのです。
増殖も地上ランナーで増えますので、余計な所へ行きそうな場合はランナーをチョンすればお終いです。

で、この二種類を使い分ける方法。日差しの強い所へはクラピア。日陰に成り易い所へはパンダスミレと言う使い分けをしています。

と言っても完全に住み分けるのは難しい。要はどちらも育つと言う所が多いんですね。

前回、クラピアの増やし方を書きましたが、今回はパンダスミレの増やし方。

鉢で育てています。


此の鉢も元株から此の鉢へ移動させたのが1ヶ月程前。ホンの小さな株が此処まで育ちました。
で・・・・・。


もうランナーを隣の鉢へ伸ばしています。此の侭にして置けば隣の鉢へ根付きます。根付いたら繋がっているランナーを鋏でチョッキン。
こうすれば独立した株が出来上がります。


もう一つの鉢にも伸ばし始めました。

今の全体像。


親鉢に対して小鉢が2個。もう直ぐ3個目が必要に成ります。

現在の親株の前の親株はバラの下草として地植えにしました。そちらもランナーを伸ばして更に大きな株に成ろうとしています。

今朝アップしました薔薇の下の裏側。


こんな感じで繁茂しています。昨年の春に1鉢を地面に降ろしたのにこの繫茂です。
裏側の勢力範囲も増えていますし・・・・。

冬には地上部が完全に無くなりますので、その間に肥料を与えます(葉の上に乗らないので簡単です)。
高級な肥料は要りません。僕はボカシ肥料を与えるだけです(この面積に撒いても2~300円)。
降雨や雪で解けて勝手に地面に染み込みます。

バラはムチャ手が掛かる。
この様に手抜きの出来る下草は有難いです。

以前にも書いたかなー。
最近グランドカバーと言うのが流行っています。読んで字のごとく地面のカバー。
これを植物でするのですね。

そうすると手を掛けないで雑草防止に成るのです。
此の事をネットで見つけた僕は、即実行をした訳です。

すごく楽に雑草を減らせますよ。

オオット追記。
クラピアは踏みつけに強いですがパンダスミレは弱いです。この辺も考慮して植え付けて下さい。
どちらもネットで購入出来ます(クラピアはネットでしか購入できません)。

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9月に入っても暑い。プレハブ内での機械加工は無理。
暑さに負けている僕とは違って頑張っている彼らがいます。

パンダスミレ。小さな可愛い花を5月頃から12月末辺り迄咲かせ続ける頑張り者。

購入したのは2年前の7月でした。3ポット購入して1ポットはお世話に成っているおばちゃんへプレゼント。
残りの2ポットを鉢へ植え替えました。
育て方をネットで調べると、真夏の直射日光には弱い。耐寒性も-3℃まで。
直射日光は藤棚の下で防げる。問題は冬。
此処青根の冬は-7~10℃迄下がる。
そんな訳で最初の冬にテストをしました。

1鉢は縁側で冬を越させ、もう1鉢は庭へ出しっぱなし(つまり霜にも当たり雪も積もる)。
縁側の鉢は平気で冬を越しましたが、庭の鉢は地上部が完全に無くなっています。

其の侭の放置プレイ。
はい、4月に成ったら消えた筈の彼らは見事に復活。青根の冬を越せたのです。

そんな訳で昨年の春に庭へ下ろしました。鉢から出すと根が凄く長いのです。鉢の深さでは可哀そう。
藤棚の下でどんどん増えました(地上ランナーで増えます、種は出来ません)。

で、バラを植える所が欲しくてパンダスミレの道路側を全て抜いて土壌改良と穴掘り。
バラを植えた後は土が丸見え状態。

まあ、後ろ側には繁茂しているのでその内に地上を塞ぐだろう。
バラを植えたのは今年6月中旬。その周りは完全に何もない状態でしたが・・・・

8月25日と今朝を比べますと・・・・・。

8月25日

今朝。





8月25日

今朝。




この暑さに負けずにどんどん成長をしています。
苦手な直射日光はバラが上手く遮ってくれてます。

僕も負けない様に頑張らなくちゃ・・。


前回紹介しましたクラピアと同じに働いて貰っています。
つまり雑草対策。
この様にビッシリと繁茂しますので雑草が生え難くなるのです。
もし生えて来ても背が低いので雑草は凄く目立ちます。見つけたら引き抜く。
これを繰り返しますと、1~2年で雑草は略全滅します。

雑草が生えなく成り、可愛い花を楽しめる。
一石二鳥ですね。

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