今回の問題、難し過ぎましたか?
昨日のBLOGでチョット出した問題。
『真空管の足をパラう時、線の長さの順番は?』
こんな問題でした。
此れってアンプの配線の基本なんです。
アンプ内の配線。基本的に短い方が良い。
まあ、何処にでも通用する事です。電気配線は短ければ短い程、問題が起き難い。
でも、全ての配線を短くするのは無理ですよね。
どこかを短くすると、他方が延びちゃう。
アンプ間の配線でも同じです。
で、この時に大切なのが優先順位。
要は長くしても問題の起き難い配線と、長くするとヤバイ配線。
こんな事を聴感で決定したらブッブー。
理論武装をしないと駄目です(この辺を聴感で決めちゃうんでソフトを選ぶ装置に成っちゃうんです。たかが機械です、クラシックもジャズも判りません)。
外部ノイズの点から見ると、インピーダンスが低く信号レベルの高い場所は伸ばしてもOK。
信号ロスの点から見ると、インピーダンスの低い所を伸ばすのは駄目。
つまり、インピーダンスの点から見るとどっちつかず。
この辺が600Ωと言うのは巧い所を付いたかと・・。
で、今回の真空管のパラう位置。信号レベルは程々。
送電(信号)ロスを考える程の長さは無い。
つまり、外部ノイズだけを考えればOKなんです。
82のピン配置。
1番と6番ピンがプレート。
2番と7番ピンがグリット。
3番と8番ピンがカソード。
もう判りましたよね。
この3種類の電極。インピーダンスが一番高く、信号レベルが低いのは・・・・・?
真空管の基本を知っている人ならグリットって一発で答える筈。
この辺の基本を知らないでアンプを弄っている人。僕に言わせれば10年早ーーーーーーーい(笑)。
何処其処のパーツの音色が・・・・・・。なんて言っているのに、この辺の基本を知らない人、切腹です。
次にインピーダンスが低く信号レベルの高い電極。
モチ、プレート。
インピーダンスが無茶低く、信号の無い電極はカソード。.
この順番にパラう電線の長さの順番を行っているのです。
勿論、この程度ではアンプの性能に差は出ません。
でも、この様に気遣って作られるアンプと、無神経に作られるアンプとでは最終的に雲泥の差が出るんですね。
(だからアンプの音色はパーツでも回路でもなく、誰が作ったか?で決まると・・・・。)
細かな事に気遣うから、大切な所も見逃さない。
何を作る時(オーディオに限らず)にも、通用する大切な事と思っています。
あ、面白い話。
真空管はグリットに信号を入れて増幅(正しくは違うのだけれども今回は無視)。プレートに増幅された信号が出てきます。
で、ある雑誌の製作記字。
グリットとプレートの配線を近づけると、そこで信号が空中伝達。
プレートの信号がグリットに戻るので、信号がグルグル周り発振してしまう(要はハウリングと同じ状態)。
これって正しいって思います?
この記事を書いた執筆者。素人丸出し(笑)。
グリットとプレートの信号。確かに増幅されていますけど、位相が逆なんですね。
空中伝達(空中伝達は有ります、此れを無視してアンプを作ると・・・)されると、逆相ですから打ち消しあって・・・・・・・・。
絶対に発振しません。
まあ空中NFですかね(笑)。
兎に角、トンでも情報の飛びまくっているオーディオ界です。
昨日のBLOGでチョット出した問題。
『真空管の足をパラう時、線の長さの順番は?』
こんな問題でした。
此れってアンプの配線の基本なんです。
アンプ内の配線。基本的に短い方が良い。
まあ、何処にでも通用する事です。電気配線は短ければ短い程、問題が起き難い。
でも、全ての配線を短くするのは無理ですよね。
どこかを短くすると、他方が延びちゃう。
アンプ間の配線でも同じです。
で、この時に大切なのが優先順位。
要は長くしても問題の起き難い配線と、長くするとヤバイ配線。
こんな事を聴感で決定したらブッブー。
理論武装をしないと駄目です(この辺を聴感で決めちゃうんでソフトを選ぶ装置に成っちゃうんです。たかが機械です、クラシックもジャズも判りません)。
外部ノイズの点から見ると、インピーダンスが低く信号レベルの高い場所は伸ばしてもOK。
信号ロスの点から見ると、インピーダンスの低い所を伸ばすのは駄目。
つまり、インピーダンスの点から見るとどっちつかず。
この辺が600Ωと言うのは巧い所を付いたかと・・。
で、今回の真空管のパラう位置。信号レベルは程々。
送電(信号)ロスを考える程の長さは無い。
つまり、外部ノイズだけを考えればOKなんです。
82のピン配置。
1番と6番ピンがプレート。
2番と7番ピンがグリット。
3番と8番ピンがカソード。
もう判りましたよね。
この3種類の電極。インピーダンスが一番高く、信号レベルが低いのは・・・・・?
真空管の基本を知っている人ならグリットって一発で答える筈。
この辺の基本を知らないでアンプを弄っている人。僕に言わせれば10年早ーーーーーーーい(笑)。
何処其処のパーツの音色が・・・・・・。なんて言っているのに、この辺の基本を知らない人、切腹です。
次にインピーダンスが低く信号レベルの高い電極。
モチ、プレート。
インピーダンスが無茶低く、信号の無い電極はカソード。.
この順番にパラう電線の長さの順番を行っているのです。
勿論、この程度ではアンプの性能に差は出ません。
でも、この様に気遣って作られるアンプと、無神経に作られるアンプとでは最終的に雲泥の差が出るんですね。
(だからアンプの音色はパーツでも回路でもなく、誰が作ったか?で決まると・・・・。)
細かな事に気遣うから、大切な所も見逃さない。
何を作る時(オーディオに限らず)にも、通用する大切な事と思っています。
あ、面白い話。
真空管はグリットに信号を入れて増幅(正しくは違うのだけれども今回は無視)。プレートに増幅された信号が出てきます。
で、ある雑誌の製作記字。
グリットとプレートの配線を近づけると、そこで信号が空中伝達。
プレートの信号がグリットに戻るので、信号がグルグル周り発振してしまう(要はハウリングと同じ状態)。
これって正しいって思います?
この記事を書いた執筆者。素人丸出し(笑)。
グリットとプレートの信号。確かに増幅されていますけど、位相が逆なんですね。
空中伝達(空中伝達は有ります、此れを無視してアンプを作ると・・・)されると、逆相ですから打ち消しあって・・・・・・・・。
絶対に発振しません。
まあ空中NFですかね(笑)。
兎に角、トンでも情報の飛びまくっているオーディオ界です。
この記事へのコメント
あっ、すいません、問題になっていたんですね。
回答しておけばよかった。
ところで、来週あたり伺いたいのですが、ご都合はいかがでしょうか?
回答しておけばよかった。
ところで、来週あたり伺いたいのですが、ご都合はいかがでしょうか?
済みません。今週末(明日、明後日)に組合内でお葬式の手伝いです。
今のプリの完成が遅れ、次に掛かる仕事も遅れ・・・・・・。
5月の連休明け辺りには時間が出来るかと・・・ m(__)m
今のプリの完成が遅れ、次に掛かる仕事も遅れ・・・・・・。
5月の連休明け辺りには時間が出来るかと・・・ m(__)m
最近見ました。最近の子は、こういうこと以外に知らないのですね。ちょぴり残念。
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